FLC日記 2020年11月15日(日) 晴れ
熊本の旬の食材を販売する、ネットショップ「FLCパートナーズストア」では、今期(令和2年度)の、清流の里の『原木しいたけ』の販売をスタートしました!
令和2年、11月15日(金)より出荷いたします!
朝採りの『原木しいたけ』を選び抜き、即日発送でお届けするため、完全予約制(毎週金曜日出荷)の数量限定販売です!
自然に最も近い方法で、大切に育てられた『原木しいたけ』は、国内生産量のわずか2割!
しかも、生の『原木しいたけ』となると、ほんの1割程度です!
森のうま味を詰め込んだ、清流の里の『原木しいたけ』をぜひこの機会にご賞味ください!!
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「FLCパートナーズストア」
『原木生しいたけ』
ここは、熊本県山鹿市鹿北町の「小春農園」さんの、『原木しいたけ』の栽培地です。
鹿北町は、清流の里として知られている自然豊かな町です。
『原木しいたけ』とは、主にクヌギやナラノ木を原木とし、そこにしいたけの菌(コマ)を打ち込み、最も自然に近い形で栽培する方法です。
農薬や化学肥料は一切使用しません。
もちろん、除草剤も使用せずに、こうして見事に管理し、栽培ています。
「小春農園」さんの『原木しいたけ』の栽培場のすぐ近くには、清らかな水でなくては決して育たないワサビがが自生しています。
それだけここは、清らかな水と豊かな森なのです。
それにしても、すごい数の原木たちです。
とても一枚の写真では収まりきれません。
「小春農園」さんは、このような『原木しいたけ』の栽培場を、数ヵ所、所有しています。
私はあることに気が付きました。
原木は、同じような太さのものを同じ場所に並べてあるようです。
すぐに、「小春農園」代表の小原正宏さんにそのことを尋ねました。
「同じような太さのものを、同じ場所に並べるのは、何か理由があるのですか?」
「おぉ!良いとこに気が付いたね!2年前に伐採した原木から、今年初めてしいたけが出てくるとたいね。そうなると、やはり細くて原木の皮が薄いものから芽吹くとたい。だけん、収穫や管理がしやすいように、原木の太さをそろえて並べとるわけたい。」
こちらは、11月に行われる、原木の伐採の様子です。
小原さんと、息子さんで「小春農園」専務の小原将輝さんが、共同作業で伐採を行っています。
伐採から、約2年の歳月と、様々な作業を経て、原木しいたけは収穫の時を迎えます。
こちらは、3月に行われる、“コマ打ち”作業の様子です。
原木に、しいたけの菌を打ち込んで、それから約1年8ヶ月しいたけを栽培していきます。
“コマ打ち”までにも様々な作業が必要です。
伐採後まずは、“葉枯らし”と言って、葉っぱがたくさんついている状態で、原木を伐採した場所でそのまま乾燥させます。
“コマ打ち”直前には、“玉切り”作業を行います。
伐採し乾燥した原木の枝を切り落としながら、一定の長さに切りそろえる作業です。
奥様の美子さんがその長さに印をつけ、小原さんがチェーンソウを使って切っています。
こちらは、将輝さんと、おじいちゃんの小原正法さんのチームです。
「幹だけではなく、ある程度の太さの枝も使いますよ。葉っぱのついた細い枝も、“シバ”として使うんです。」と将輝さん。
こちらはまた“コマ打ち”の際の様子です。
コマ打ちを終えた原木は、まず平積みで一定期間栽培します。
それを“仮伏せ”と言います。
その間に紫外線に弱いしいたけ菌を守るのが、原木の上に乗せる枝葉で、それを“シバ”と称しています。
“仮伏せ”は、約3か月間行います。
すると、原木にはこのようにしいたけ菌がしっかりと伸びています。
しかし、こうも見事にしいたけ菌を伸ばすには、伐採、玉切り、コマ打ちなどをベストなタイミングで、匠の技をもって行わなければなりません。
収穫を迎えるまでには、まだまだたくさんの手間ひまがかかります。
これは、“本伏せ”と言う作業で、6月に行います。
これから、約1年半この地で原木をさらに栽培するのです。
その間は、風通しを良くする必要があります。
きちんと原木を組んで、中央は大きく開け、風邪が抜けるようにしています。
もちろん、紫外線を避けるために、しっかりと“シバ”を載せていきます。
原木となる、クヌギやナラの木の伐採から、2年後の秋、いよいよ収穫へ向け“ボタ起こし”です。
これはその準備作業の様子。
竹を切り出し、4つに割いて、同時にたくさんの杭を準備します。
杭を打ち込み、竹を載せて固定し、そこに両サイドから原木を立てかけて、この地で『原木しいたけ』を発芽させ、成長させ、収穫するのです。
発芽させるためには、発生操作が必要です。
本伏せしていたところからここへ移すための、トラックでの輸送の間の振動と、ここで1晩水をかけてしっかり水分を含ませる、この2つのことで『原木しいたけ』は発芽します。
成長し、カサが開きすぎる前に、ベストなタイミングで収穫するのです。
いかがですか?
『原木しいたけ』ができるまでをダイジェストで紹介しましたが、本当にたくさんの手間ひまをが必要ですよね!
熊本の“旬”を販売するネットショップ「FLCパートナーズストア」を運営する株式会社旬援隊の代表取締役の私(笠泰紀)は、弊社で販売するすべての作物の、その栽培の様子農家さんの惜しまぬ手間ひまや匠の技を、年間を通して現地取材しこのブログで紹介しています。
「小春農園」さんの『原木しいたけ』の栽培の様子も、こうしてもう何年も年間を通して取材してきました。
現在、スーパーなどの店頭で販売されいるしいたけのほとんどは、「菌床しいたけ」と呼ばれるものです。
「菌床しいたけ」は、「原木」を使用せずに、おがくず等を肥料として使う栽培方法です。
ハウスや建物の中で栽培され、温度や湿度管理をすることで、1年を通して収穫が可能なので、国内生産量の約8割にも増えています。
しかし、「小春農園」さんは、無農薬、無化学肥料で栽培し、惜しまぬ手間ひまと長い年月をかけて育てる、最も自然に近い栽培方法の『原木しいたけ』にこだわり、生産しています。
「FLCパートナーズストア」では、「小春農園」さんの清流の里の『原木しいたけ』をネット独占販売しています。
愛情たっぷりに育てられ、森の旨みが詰まった“本物”と呼べる味わいをぜひご賞味ください!
朝採り即日発送でお届けするため、完全予約制での販売です。
また、「小春農園」さんが育てた『原木しいたけ』で作った『乾燥しいたけ』も、大好評販売中です。
ご注文(ご予約)は、下記「FLCパートナーズストア」のホームページより!!
ご来店、お待ちしてます!!
FLCパートナーズストア 笠 泰紀
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