FLC日記 2020年9月1日(火) 晴れのちくもり
ネットショップ「FLCパートナーズストア」では、日本有数の米どころ、熊本県菊池市七城町の砂田地区で、土にこだわる匠の農家さん野中兄弟の『砂田のこだわりれんげ米』をネット独占販売しています。
おかげさまで、令和元年度の『砂田のれんげ米(野中さんこだわりのお米)』も、定期購入のお客様分を除けば、白米も玄米も完売いたしました。
令和2年度の『砂田のこだわりれんげ米』(新米)は、稲刈り、乾燥、もみすりを終えた、10月下旬からの出荷です。
本日、令和2年度の野中兄弟の『砂田のこだわりれんげ米』の、現在の元気に育つ様子を現地取材してきました。
ここは、熊本県菊池市七城町砂田にある、野中賢吾さん、野中剛さんの兄弟の田んぼです。
受粉を終え、穂に実が入り始め早いものは少し頭を垂れ始めていました。
ちょうど1週間前にも現地取材していますので、その写真も紹介しながら花から実り始める様子を紹介します。
その前に、生産地と生産者を紹介します。
写真は、昨年10月中旬の収穫(稲刈り)の様子です。
ここは熊本県菊池市七城町砂田にある、野中兄弟の『砂田のこだわりれんげ米』の田んぼです。
七城町は、日本有数の米どころで、砂の混ざった独特な土壌を持つこの砂田地区の田んぼで育つ『砂田米』は、江戸時代から、美味いお米の代名詞と称賛されているお米です。
生産者の野中兄弟(左:兄の賢吾さん、右:弟の剛さん)です。
一昨年より、父(野中逸雄さん)より引き継ぎ、変わらぬ栽培方法で、兄弟だけで米作りをしています。
今年の田植えの様子です。
カメラを向けると剛さんがおどけてピースサインをしています(笑)。
「FLCパートナーズストア」を運営する株式会社旬援隊の代表取締役の私(笠泰紀)は、弊社で販売するすべての作物の、その栽培の様子農家さんの惜しまぬ手間ひまや匠の技を、年間を通して現地取材しこのブログで紹介しています。
もちろん、野中兄弟の『砂田のこだわりれんげ米』の米作りの様子も、もう何年も年間を通して取材してきました。
正確に言えば、2018年の田植えまでは野中兄弟のお父さん(野中逸雄さん)が中心となった米作りを取材してきました。
野中さんは、2018年7月に病で倒れ、闘病生活を送っていましたが、2019年1月30日に永遠の眠りについたのです。
享年72歳でした。
こちらは、ちょうど1週間前の8月25日に撮影した、野中兄弟の『砂田のこだわりれんげ米』の田んぼの様子です。
この日は、台風8号が接近中で、ご覧の通りかなりの強風が吹いていました。
強風に負けない強い根を張り、稲たちは風を押し戻しながら元気に成長していました。
お米の花咲く様子を取材に伺ったのですが、あまりの強風で、上手く写真が撮れませんでした。
そこで、過去の写真を使って、花咲く様子を紹介します。
毎年、8月下旬にに出穂(しゅっすい)した稲穂に、花が咲きます。
この白い糸のようなものがお米の花です。
正確に言えば、今見えているのは雄しべです。
お米の花の開花時間は非常に短く、午前中に開花し、お昼頃には閉じてしまいます。
籾(もみ)はそうやって閉じてしまうので、この白いものは閉じたあとに残された雄しべなのです。
朝早く、開花の様子も撮影しました。
開花している間に、穂の先から、小さな花が咲いて、 葯(やく)から花粉が飛び出します。
柱頭にくっついた花粉が発芽し、花粉管を伸ばし、花粉の中の核を子房内の卵に届けます。
そうして受精したお米が大きく成長していくのです。
そしてこちらが現在の様子。
花の時期を終え、稲穂に実が入ってきています。
早いものは頭を垂れ始めています。
これからしっかりと成長し、10月中旬には黄金色に色づくのです。
父(野中逸雄さん)が、“れんげ”を有機肥料として作り上げてきたこのこだわりの田んぼを、その様子を一番そばで見てきた息子さんたち2人が継承し、そのままの方法で『砂田のこだわりれんげ米』を育てています。
一般流通のない大変貴重な貴重な『砂田のこだわりれんげ米』を、「FLCパートナーズストア」では、特別にお譲り頂き、ネット独占販売しています。
令和2年度の『砂田のこだわりれんげ米』の新米は、白米も玄米も10月下旬からの出荷予定です。
黄金色に輝く田んぼ、稲刈りの様子や予約の受付は、このブログでまた紹介いたします。
お見逃しなく!
FLCパートナーズストア 笠 泰紀
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