FLC日記 2020年6月12日(金) くもりのち雨
熊本の旬の食材を販売する、ネットショップ「FLCパートナーズストア」では、水にこだわる匠が、手のかかる棚田で、惜しまぬ手間ひまと愛情たっぷりに育てられた、『菊池水源棚田米』をネット独占販売しています。
一般流通のないこのお米は、ここでしか買うことができない大変貴重なお米です。
おかげさまで大好評です!
令和元年度の『菊池水源棚田米』も、定期購入のお客様分を除くと、完売となっています。
現在、ホームページ上では白米も玄米も完売とさせていただいています。
令和2年度の『菊池水源棚田米』は、お電話でのみ予約受付中です!
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本日は、昨日に続き、令和2年度の田植えの様子をご紹介いたします。
私が取材に伺った午後には、田植えの真っ最中でした。
ただし、田植えを行っているのは生産者の後藤武臣さんの三男の後藤武文さんです。
昨年の田植えの様子(一番上の棚田)です。
生産者の後藤武臣さんと奥様の後藤陽子さんです。
「FLCパートナーズストア」を運営する株式会社旬援隊の代表取締役の私(笠泰紀)は、弊社で販売するすべての作物の、その栽培の様子農家さんの惜しまぬ手間ひまや匠の技を、年間を通して現地取材しこのブログで紹介しています。
後藤さんの『菊池水源棚田米』の栽培の様子も、もう何年も年間を通して現地取材してきました。
その後藤さんが「膝が痛い!」と言うので、この日休みだった武文さんが午後からは田植えを行っています。
「親父は元気なんですけど、せっかく俺が今日はいたから田植えをするって言ったんです。おそらく、親父のことだからじっとしてなんかいないと思うんですけどね(笑)。」と武文さん。
「この曲がりくねった棚田の田植えは大変でしょ?この一番下の田んぼは、後藤さんも毎年いろいろ工夫をしながらパズルを埋めるかのようにして田植えしてましたもんね!」と言うと、
「そうですね!かなり頭は使いますけど、親父がこうして今年もよか苗ば作っとるけん、ピシャッと植えにゃんと思いよったとこです。」と武文さんが話しました。
この田んぼは、手前に三日月型の田んぼがあり、中央は丸くなっています。
先ほど武文さんと話していたのが、この写真の右側あたりです。
その先(写真右奥)には、また三日月形の棚田が広がっています。
もちろん三日月形ですから、田んぼの幅が広いとこ、狭いとこがあります。
そこをいろんな工夫をしながら植えていかねばならないのです。
この辺りは狭くなっているとこなので、あえて田植えをせずに、奥へと進んでいるようです。
その先の少し広くなっているところは、田植え機を半分(2条)だけ動かしながら植えています。
更に広くなっているところまで行くと、田植え機を全て動かし4条で植えるのです。
最後にこの棚田の向こう側の土手沿いを、4条植で戻ってきながら田植えを終えれるようにきちんと計算しながら田植えをしています。
武文さんは何度も後ろを振り返り確認しながら田植えを進めていました。
聞くところによると、武文さんは自動車学校の先生だとか!
もしかしたら、後藤さんよりより上手くこの曲がりくねった棚田の田植えを行えるかもしれませんね(笑)。
私は次の農家さんの取材に向かうことにしました。
「今年も美味しいお米よろしくお願いします。」と言うと、
「俺も手伝いますし、親父がしっかり頑張ると思いますので任せて下さい。」と武文さん。
なんだかすごく頼もしい後姿です。
次の取材に行く前に、後藤さんのご自宅によってみました。
すると、なんだか後藤さんご夫婦がもめています!
「武文に任せて、もう今日は行かんで良かて!」と奥様の陽子さんが言っています。
「武文が一人でするとはおおごつ(大変)だろが!苗だけでも渡してやるとだいぶ違うけん、俺が行ってかせしてやるとた(手伝ってあげるんだよ)!」
なんとも威勢のいい熊本弁が飛びかっていました。
「ちょっとちょっと!せっかくツーショットを撮ろうとしてるので、お2人ともしかめっ面になりますよ!」と言うと、
「それはいかんね!」と言って、陽子さんがおどけながら武臣さんの腕を組みました。
「ほらほら!笠さんのカメラば見て!」と陽子さん。
「な~ん、今さら腕組んだ写真なんか撮らんでよか!」と武臣さん。
「バカんごつ!もうよかろたい!おらぁ、もう行くぞ!」
そう言う武臣さんを陽子さんは腕を組んで引き留めています。
武臣さんは、照れていて、言葉悪く話しましたが、なんだかちょっと嬉しそうでした。
「俺はトラックで行くけんね!」と武臣さん。
「はいはい!どうせ言い出したら聞かんでしょ!もう好きにしなっせ。」と陽子さん。
まぁ、なんやかんや言っても、この仲良し夫婦の二人三脚で、『菊池水源棚田米』は育てられているのです。
後藤さんはトラックへと向かいます。
こちらは、年輪を重ねた力強い後姿です。
「今年も美味しいお米をお願いしますね!」と言うと、
「特別なことはなんもせん!俺は毎年変わらんごつ育てるだけたい!」
肥後もっこす(頑固者)は、そう力強く言いながら歩いていきました。
「FLCパートナーズストア」では、令和2年度も後藤さんの『菊池水源棚田米』をネット独占販売いたします。
1級河川「菊池川」の水の源にある菊池水源地区の棚田で育つ『菊池水源棚田米』は、新鮮で清らかな水で育つ安全で美味しいお米です。
後藤さんご夫婦や息子さんたちのたくさんの愛情と惜しまぬ手間ひまで育てられる、一般流通のない大変貴重なお米です。
これからも稲の育つ様子や栽培の様子など現地取材で紹介していきます。
お楽しみに!
FLCパートナーズストア 笠 泰紀
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