FLC日記 2020年4月2日(木) 晴れ
梨の匠「本藤果樹園」さんの梨たちの花が、今年(令和2年)も元気に咲き誇っています!
花咲く様子を現地取材してきました。
まずは、梨の花をご覧ください!
ただし、現在咲き誇っているのは、最後に収穫を迎えるジャンボ梨『新高』です。
ここは、熊本県菊池市戸豊水(とりうず)で、こだわりの『樹上完熟梨』を生産する匠の農家さん「本藤果樹園」さんの梨園の1つです。この梨園では、主に3種類の梨を生産しています。
熊本の旬の食材を販売する、ネットショップ「FLCパートナーズストア」では、今年(平成30年度)も、「本藤果樹園」さんの、こだわりの『樹上完熟梨』を、今年もネット独占販売いたします。
「本藤果樹園」さんでは、収穫順で、写真の7月下旬より出荷する『幸水』をはじめ、収穫順に『豊水』、『秋麗』、『秋月』、『新高』、『新興』と6種類の梨を生産していて、その中で、『秋月』『新興』をのぞく4種のこだわりの樹上完熟梨を「FLCパートナーズストア」で販売しています。
現在咲いているのは、実は最後に出荷するジャンボ梨『新高』や『新興』の花です。
梨は、開花と収穫の順番が逆なんです。
収穫は、幸水、豊水、秋麗、秋月、新高、新興の順ですが、花はその逆の順番で咲きます。
梨園を高台から撮影しました。
品種ごとに分けて植えてあるので、はっきりとわかりますね!
花が咲いているのは主にジャンボ梨『新高』の花です。
収穫が早い幸水、豊水、秋麗は、まだこのようにつぼみでした。開花より、収穫が遅くなるほど糖度が増していきます。
7月末より出荷する『幸水』は、暑い時期なので、甘すぎず酸味と糖度のバランスがよく、とてもみずみずしい梨です。
こちらは別の梨園で、主に秋麗を栽培しています。
もう随分とつぼみが膨らんでいます。
梨は、1ヶ所から10個ほどの花を咲かせます。
そして、6個ほどは着果しますが、収穫できるのは多くて1個です。
また、着果のための交配(受粉)は、虫たちによって行われます。
主にミツバチが花を飛び回り交配するのですが、単一品種だとそれがうまくいきません。
ですからこの主に『秋麗』を栽培する梨園にもところどころに他の品種の梨を植えていました。
こちらは以前取材した摘蕾作業を行う「本藤果樹園」園主の本藤猪一郎さんです。
ネットショップ「FLCパートナーズストア」を運営する株式会社旬援隊の代表取締役の私(笠泰紀)は、弊社で販売するすべての作物の、その栽培の様子農家さんの惜しまぬ手間ひまや匠の技を、年間を通して現地取材しこのブログで紹介しています。
本藤果樹園」さんの『樹上完熟梨』の栽培の様子も、もう何年もこうして現地取材してきました。
摘蕾とは、不要なつぼみを取り除く作業です。
『秋麗』の着果枝の先端は、その枝に水分や養分を引き上げるいわば「ポンプ」の役目をする部分で、そこには梨の果実を実らせません。
そこで、開花し着果するなどの不要なエネルギーを果樹に使わせないように、こうして蕾を落としていくのです。
さて、現在の様子に話を戻しましょう!
こちらは梨の花ですが、なんだか桜の花に似ていませんか?
それもそのはずなんで、梨も桜も同じバラ科の植物です。
ですから、花の形はホントによく似ています。
見事にバランスよく結果枝を配置してありますよね!
これは冬の剪定と誘引作業で、全体に陽が当たるようにしているのです。
枝や葉、そして果実にもしっかりと陽をあて美味しく甘く育てるのです。
さて、こうして咲き誇る梨の花ですが、今後は他の品種たちも咲き始めてきます。
ただし、梨栽培はこれからが本番です。
花が咲き終わり、着果すると、1次摘果、2次摘果、3次摘果作業と続き、収穫まで休みなしの待ったなしで作業が続きます。
「FLCパートナーズストア」では、今年も「本藤果樹園」さんの『樹上完熟梨』を、朝採り即日発送で販売いたします。
7月下旬より、毎年最初に出荷する『幸水』からの販売スタートです。
「全種類を初回出荷で送ってください!」と、「本藤果樹園」さんの『樹上完熟梨』の美味さを知るお客様からは、すでに今年のご予約を頂戴しているほどの大人気商品です。
これからも梨たちの成長の姿や、惜しまぬ手間ひまや匠の技を、現地取材にてご紹介します。
今年の「本藤果樹園」さんの『樹上完熟梨』にもぜひご期待下さい!
FLCパートナーズストア 笠 泰紀
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