FLC日記 2020年1月30日(木) くもり時々晴れ
熊本の旬の食材を販売する、ネットショップ「FLCパートナーズストア」では、熊本県合志市の「大島農園」さんの、匠の親子による惜しまぬ手間ひま、匠の技によって育てあげられた、熊本セロリ『清正人参』を、今年もネット独占販売いたしました。


生産者はこちら!
匠の農家さん「大島農園」の皆さんです。
「大島農園」さんでは、セロリの匠、大島忠さんと奥様、そして、その匠の技を受け継ぎつつ、研究心と分析による徹底管理で、さらに高みを目指す息子さんの大島徹也さんと奥様で、惜しまぬ手間ひまと匠の技で、日本一のセロリ作りを目指す匠の農家さんです。

「大島農園」さんはセロリ(セルリー)を『清正人参』として販売しています。
『清正人参』は、セロリの古称です。
現在は、「セロリ」と称されていますが、戦国時代後から近年までは、『清正人参』と呼ばれていました。

それは、戦国武将の加藤清正公の名前に由来しています。
加藤清正公は、豊臣秀吉の日本統一後、肥後藩(現在の熊本県)の統治を任された戦国武将です。
現在において、熊本では加藤清正公のことを「せいしょこさん」と読んでいます。
「清正公」を「せいしょこ」と音読みし、戦国の武将加藤清正公のことを、更に親しみを込め、「さん」付けし呼んでいるのです。

日本3大名城の1つの「熊本城」を築きました。
現在熊本城は「熊本地震」の被害にあい再建中です!
城作りの名人で、治水工事にも秀でた才能を発揮しています。
朝鮮出兵の際の“虎退治”の逸話は有名ですが、その朝鮮出兵の際に、日本に初めて「セロリ」の種を持ち込みました。

一説によると、清正公は「これはニンジンの種だ!」と騙され、熊本に持ち帰ったのだそうです。
しかし、育ててみるとニンジンとは明らかに異なるこの植物に、名称をつけるとき、「清正公が持ち帰ったニンジンの種からできたもの」つまり、『清正人参』と呼ばれるようになったようです。

ですから、熊本県は日本におけるセロリ栽培発祥の地と言えます。
こちらは、11月中旬の毎年最初に収穫を迎える「大島農園」さんの熊本セロリ『清正人参』の単棟の栽培ハウスです。

毎年、温度管理を徹底しやすい単棟のハウスで栽培を始め、その後このような連棟建てのハウスで栽培します。
定植の時期をずらしながら、長期にわたり収穫できるよう計画的に栽培し、今年も1月下旬までは出荷しました。

今年ももちろん、出荷日の朝、収穫してすぐの熊本セロリ『清正人参』をビニールに入れ、それを梱包し、即日発送の新鮮そのままでお送りいたしました。
弊社では、この様に1株丸ごとでの販売です。
この1株まるごとの販売こそが、多くのリピート購入を頂く大人気商品となった理由の一つです。

セロリの茎はもちろんのこと、青々とした葉っぱも全て食べて頂いています。
特に、中心部にある若い茎のセロリは、一味違っていて、甘いんです!
1株丸ごとの購入でないと、絶対に味わうことのできないその甘さがお子様からご年配の方にまで大好評です。

こちらは10月中旬、肥料散布をしている「大島農園」の大島徹也さんと奥様です。
熊本の“旬”を販売するネットショップ「FLCパートナーズストア」を運営する株式会社旬援隊の代表取締役の私(笠泰紀)は、弊社で販売するすべての作物の、その栽培の様子農家さんの惜しまぬ手間ひまや匠の技を、年間を通して現地取材しこのブログで紹介しています。

「大島農園」さんの熊本セロリ『清正人参』の栽培の様子も、もう何年も年間を通して現地取材を重ねてきました。
「笠さんは、ホントマメに取材に来ますね!」と徹也さん。

こちらは、以前取材した、定植したばかりの苗たちに1つ1つとても優しく潅水を行っている徹也さんのお父さんの大島忠さんが
忠さんは、セロリを育てて20年目を迎えています。
セロリ栽培に関して知らないことはないと言わしめる、まさに“セロリの匠”です。

こちらは、収穫作業を取材した際の写真です。
生産量だけで言うなら、長野県と静岡県で日本の生産量の約7割を占めています。
夏~秋にかけては長野県、冬~春にかけては静岡県と季節を分けて生産していて、その2県でほぼ独占状態です。
ちなみに熊本県は、全国の第10位です。

しかし、熊本県は日本におけるセロリ栽培発祥の地です。
親子の匠を中心に、日本一の美味しさのセロリつくりを目指しています。
明日の出荷分を持ちまして、熊本セロリ『清正人参』の今期(令和元年度)の出荷が終わります。

「FLCパートナーズストア」では「大島農園」さんの熊本セロリ『清正人参』を令和2年度もネット独占販売いたします。
11月下旬からの出荷予定です。
令和2年も、成長の様子や惜しまぬ手間ひま、匠の技など現地取材し、このブログでご紹介していきます。
本日のブログは、熊本セロリ『清正人参』の今期(令和元年度)の出荷終了のお話でした。
今期も、たくさんのご注文、誠にありがとうございました。
FLCパートナーズストア 笠 泰紀
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