FLC日記 2020年1月24日(金) 雨のちくもり時々晴れ
熊本県菊池市、菊池水源産の無農薬、無化学肥料で育てた白エゴマの種子から作った白えごま油『ピュアホワイト』の令和元年度産の出荷予定分は、先行予約のみで完売となりました。
次回は令和2年の収穫分となり、早ければ12月中旬の出荷となります。
次回分(令和2年度産分)はあくまで予定です。
それよりも早まったり、遅れたりする場合がございますこと予めご了承ください。
ネットショップ「FLCパートナーズストア」を運営する、株式会社旬援隊のオリジナルブランド商品の白えごま油『ピュアホワイト』は、農薬や化学肥料を一切使用せずに、熊本県菊池市、菊池水源で育てた白エゴマ粒を原材料とし、一切の不純物を手選別で抜き出した、完全に白えごまの粒のみを搾油した純度の高い『えごま油』です!
また、同じく熊本県菊池市、菊池水源産の無農薬、無化学肥料で育てられた黒エゴマの種子から作った『えごま油』『焙煎えごま粒(黒)』、白エゴマの種子の『焙煎えごま粒(白)』の販売も行っています。
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本日のブログでは、白えごま油『ピュアホワイト』について詳しく紹介いたします。
まずは、生産地と生産者、そしてこだわりの栽培や商品品質についてです。
ここは、熊本県菊池市、菊池水源にある株式会社旬援隊代表取締役の私(笠泰紀)が、白エゴマを栽培する畑の1ヶ所です。
写真は8月上旬の様子です。
こちらはまた別の畑の9月上旬の様子です。
白エゴマは、このような数ヵ所の圃場(畑)に、6月下旬に苗を定植し、10月上旬まで栽培し収穫します。
エゴマは、シソ科の植物で、その種子(粒)を収穫し、搾油したものが『エゴマ油』、焙煎したものが『焙煎エゴマ粒』とするのです。
10月上旬の収穫を迎えたころの写真です。
この小さな、1つ1つの“がく”の中に、エゴマの粒(実)が4粒ずつ入っています。
しっかり乾燥させた後に、エゴマの粒を落としてそれらを集め、えごま油や焙煎えごま粒に加工します。
栽培においては、農薬や化学肥料を一切使用しません。
ですからもちろん、葉っぱはご覧の通り、虫食いだらけになります。
でも、この虫食いの葉っぱは、無農薬栽培の証ですね!
エゴマの栽培は、種まきから定植までと、収穫後が特に大変なんです。
収穫後はまずしっかりと乾燥させ、乾燥させたエゴマから、エゴマの粒をたたいて落とします。
そこには葉っぱや枝などが多く混ざっているので、まずふるいにかけます。
それから、唐箕にかけ実が入っていないエゴマや軽いゴミなどを取り除き、エゴマの粒を洗ってエゴマ粒についている埃や土などを落とし、きれいになったものを乾燥させるのです。
最も大変な作業は、最終的なゴミの選別です。
ふるいや唐箕にかけたり、洗浄したりでは取り除くことのできない、このような小さな異物も全て取り除きます。
そこまで手をかけた、不純物のない白エゴマの粒から搾油した油からこそ、弊社の白えごま油は『ピュアホワイト』と言う商品名で販売しています。
たくさんのこだわりが詰まった弊社のおすすめ商品です。
その一切の不純物を含まない白エゴマ粒を油にする搾油作業は、熊本県八代郡氷川町にある有限会社堀内製油さんに毎年依頼しています。
創業以来70年以上も、古式圧搾製法で一番搾りの油のみを作り続けてきた老舗の搾油所です。
昨日、搾油の依頼い伺った際に撮影した、有限会社堀内製油さんの堀内営業部長(左)と、山口工場長(右)です。
「旬援隊さんのエゴマ粒は本当に純粋できれいなものなので、搾油も楽しいし、出来た『えごま油』が今年もどれだけ良いものになるか楽しみです。」とお話しいただきました。
私(株式会社旬援隊代表取締役笠泰紀)が伺ったこの日は、「なたね油」の搾油を行っていました。
搾油の工程は、まず原料の焙煎をし、焙煎した原料を搾油します(写真)。
搾油した油を温水水洗いして、その後ろ過、そしてビン詰めして商品となるのです。
私が出すエゴマの搾油において、最もこだわっているのが、焙煎の温度と時間です。
この日は「なたね油」なので、かなりの高温になるまで焙煎を行っていましたが、エゴマの場合、温度を上げすぎると、主成分のα-リノレン酸がなくなってしまいます。
農薬や化学肥料を一切使用せずに育てたエゴマ粒を原材料としています。
一切の不純物を手選別で取り除いた純粋なエゴマ粒のみを、搾油し白えごま油『ピュアホワイト』にしています。
出来上がった白えごま油は、ご覧の美しさです!
かなり透明度高く仕上がり、油越しに木目がはっきりと見えるほどです。
※寒い時期や冷蔵庫で保管すると少しにごる場合がありますが、常温に戻すと透明な白えごま油になります。
そして、出来上がった白えごま油『ピュアホワイト』は、えごま油の主成分“α-リノレン酸”の含有量が驚きの数字です!
熊本県産業技術センターにて検査した成分検査の試験成績書です。
“α-リノレン酸”が、なんと、65.3%も含まれる『白えごま油』となりました。
これは、国民生活センターが、過去に品質テストをしたえごま油20品目の中の、対象銘柄3番の、某えごま油の65.4%に次ぐ2番目の数値です!
いきなり、トップクラスの“α-リノレン酸”含有量のえごま油となったのです!
もちろん、油にせずとも、エゴマ粒の中にも“α-リノレン酸”はたくさん含まれています。
“α-リノレン酸”は、脳や血管に良いと言われ、テレビでも「血管の救世主」、「パーキンソン病やアルツハイマーなどの脳疾患の予防にも良い」と紹介されています。
何度も申しますが、弊社の白エゴマ油『ピュアホワイト』のα-リノレン酸は、なんと、65.3%も含まれています。
白エゴマは、一般的な黒エゴマに比べ、作付地に対する収量も低く、油にする際の歩留まりも良くないので、どうしても価格は黒エゴマに比べ高くなってしまいます。
しかしその分、高品質のえごま油となりました。
とことん品質にこだわり生産した、弊社のオリジナルブランド商品白えごま油『ピュアホワイト』は、α-リノレン酸を豊富に含む白えごま油です。
令和元年度産の白えごま油『ピュアホワイト』は、先行予約分にて完売となっています。
今期(令和2年度)は、さらに作付面積を増やし、多くの方にご利用いただけるよう頑張って育てたいと思っています。
もちろん栽培の様子は、このブログで紹介していきます。
ご期待下さい!
FLCパートナーズストア 笠 泰紀
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