FLC日記 2020年1月22日(水) くもりのち雨
昨日、熊本県山鹿市久原にある「社方園」さんのブドウ畑に、冬の選定作業の現地取材に伺いました。
「社方園」さんは、熊本産高級種なしぶどう『山鹿のぶどう』を作る、匠の農家さんです!
「社方園」園主の社方武路さんが、今年も“パチン!”と乾いた良い音を響かせながら、剪定作業を行っています。
「おはようございます!え?Tシャツで作業してるんですか?なんだか冬の剪定の取材じゃないみたいです!」と言うと、「ホントそうですよね!今日は暖かいし、今回はビニールを張っているハウスですし、動くと熱くなるんですよね!」と社方さん。
確かに、外から入ってきた私のカメラのレンズは、温度差で一気に曇りました。
ちなみにこちらは数年前に取材した、ビニールを張っていないぶどう畑の剪定作業の様子です。
ご覧の通り寒さ対策バッチリで作業をしています。
レンズの温度が落ち着くまで、レンズを何度も拭きながら撮影しました。
左が剪定前の果樹で、右が剪定を終えた果樹です。
足元には大量の剪定した枝が積んであります。
こちらは昨年6月下旬の「社方園」さんの袋かけ前の『山鹿のぶどう』(シャインマスカット)の様子です。
1本の結果枝に1房ずつぶどうを実らせて育てています。
こちらは黒ぶどうの『高妻』です。
「社方園」さんでは、こうしてしっかりと色づいたのを確認して収穫前の最後の作業(袋かけ作業)を行います。
熊本の旬の食材を販売するネットショップ「FLCパートナーズストア」では、今年も「社方園」さんの熊本産高級種なしぶどう『山鹿のぶどう』をネット独占販売いたします。
まるで宝石をちりばめたかのような美しさと、何よりその美味しさで、弊社の大人気の看板商品です。
「社方園」案では、なんと夏が始まる7月7日に毎年決まって初出荷を迎えるのです。
数ヵ所の連棟建ての栽培ハウスやトンネル式のハウスなどで、収穫のタイミングをずらしながら育て、7月7日から9月下旬までの長期にわたり、最高級のぶどうを出荷します。
夏が始まったばかりの7月7日には、こうして黒ぶどう、赤ぶどう、白ブドウの3色のぶどうをきちんとそろえて出荷するのです。
日本中にはたくさんのぶどう農家さんがあると思いますが、7月7日に毎年3色のぶどうを出荷できる農家さんは、あまりないと思います。
ネットショップ「FLCパートナーズストア」を運営する株式会社旬援隊の代表取締役の私(笠泰紀)は、弊社で販売するすべての作物の、その栽培の様子農家さんの惜しまぬ手間ひまや匠の技を、年間を通して現地取材しこのブログで紹介しています。
もちろん、「社方園」さんの『山鹿のぶどう』の栽培の様子も、もう何年も収穫時期のみならず、年間を通して現地取材してきました。
当然、冬の剪定作業もこうして毎年取材を重ねてきました。
「今年も“パチン!”と乾いた良い音がしてますね!樹勢が良い証拠で今年も美味しいぶどうができること間違いなしですね!」と言うと、
「ハハハッ!今年のぶどう作りはまだ始まったばかりで、これからしっかり手をかけて育てないといけないですが、確かに剪定の音を聞いていただいても、樹勢が良いことは間違いないですね!」と社方さん。
社方さんが剪定したすぐ左には、まもなく芽吹く新芽がちょっとだけ頭を出していました。
現在ぶどうの果樹たちは冬眠状態にあり、温かくなると根から水を吸収しながら動き出し、新芽が芽吹いてきます。
こちらは剪定作業を終えたぶどうの果樹です。
縦に伸ばしてあるのが主枝で、その主幹から毎年結果枝を芽吹かせてそこにぶどうを実らせます。
結果枝は、それらの役目を終え、毎年剪定作業で切り落とのです。
社方さんの剪定作業に目を向けると、私はあることに気が付きました。
「あれ?今年はなんだかハサミではなく、のこぎりで剪定する頻度が多くないですか?」と尋ねると、
「そこに気が付きますか!これはきちんと狙いがあってやってるんです。」と社方さん。
社方さんがのこぎりを使いながら、あえて主枝のギリギリで剪定を行っている理由、その匠の技を紹介したいとこですが、本日は少々長くなりましたので、この続きは明日のブログで紹介したします。
「FLCパートナーズストア」では、「社方園」さんの高級種なしぶどう『山鹿のぶどう』を、今年(令和2年)も、ネット独占販売いたします。
これからも、「社方園」さんの匠の技、惜しまぬ手間ひま、果樹の変化や成長の様子など、“本物”と呼べる『山鹿のぶどう』ができるまでを、現地取材しご紹介いたします。
明日は、今回の取材の様子の続きを紹介予定です!
お楽しみに!!
FLCパートナーズストア 笠 泰紀
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