FLC日記 2020年1月17日(金) くもり
熊本の旬の食材を販売する、「FLCパートナーズストア」では、今年(平成29年度)も「古川果樹園」さんの『太秋柿プレミアム』をネット独占販売いたします。
今年も10月10日前後からの発送予定です!
『太秋柿』は、梨のようなサクサクっとした食感!ぶどうのような糖度18度をも超える甘さ!で、秋のフルーツの王様と呼ばれています。
その中でも、「古川果樹園」さんの『太秋柿プレミアム』は、甘さがずば抜けています。
平均で17~18度の糖度の太秋柿ですが、昨年の『太秋柿プレミアム』も、糖度がなんと20度大きく超え24度を示した時もありました!!
本日のブログでは、昨日のブログに続き、冬の剪定作業を現地取材した様子をご紹介いたします。
今年はいつもの年とは異なる剪定です。
ここは、熊本県山鹿市鹿北町岩野の柏ノ木にある「古川果樹園」さんの『太秋柿』の柿園です。
「古川果樹園」の古川孝人さんが、剪定作業を行っています。
ご覧のように、大きな幹をズバズバと切り落としています。
「古川果樹園」さんはこのような2ヶ所の柿園で『大衆柿』を栽培しています。
こちらは“上の段”と呼んでいる柿園で、今年はこうして強く剪定して果樹全体を低く仕立てています。
こちらは昨年同時期の剪定作業の様子です。
脚立に上り枝の1本1本を匠の目で判断しながら、剪定作業を行いました。
しかし、果樹全体が大きくなりすぎて、徹底管理が難しくなったため、今年は2ヶ所の内の1ヶ所を低く仕立て直す決断をしたのです。
毎年行う冬の剪定では、匠の目で判断した必要な枝のみを残しています。
熊本の“旬”を販売するネットショップ「FLCパートナーズストア」を運営する株式会社旬援隊の代表取締役の私(笠泰紀)は、弊社で販売するすべての作物の、その栽培の様子農家さんの惜しまぬ手間ひまや匠の技を、年間を通して現地取材しこのブログで紹介しています。
「古川果樹園」さんの『太秋柿』の栽培の様子も、もう何年も、年間を通して現地取材してきました。
収穫の様子はもちろんのこと、収穫後の落ち葉拾いも、冬の剪定や誘引も、肥料散布も、蕾、花、着果後の摘果の様子も全てです。
『大衆柿』を育て続け25年の匠の目で、結果枝の丸くて大きな新芽の蕾を見極めその上で切ります。
枝自体の要不要の判断、残す芽の向き、そして良い芽かどうかを瞬時に判断して作業を続けているのです。
剪定した枝は、奥様の古川アツ子さんがこうして全て拾い上げまとめています。
これらを放置すると枯れ枝から病気になる恐れがあるので、それは本当に短い枝も徹底的に排除します。
もちろん、こうしたいつもの年同様の剪定作業は、この日取材した“上の段”の柿園ではなく、“下の段”の柿園では今年も施されます。
今年は“上の段”を徹底的に低く仕立てる剪定を行っています。
「俺たちも年とってきたけん、無理のなかごつ指定かにゃんと思ってな!この高さまで切りそろえ、そこから芽吹く新芽に来年実らせるように仕立てよるとこたい。」
古川さんはそう話しながらも手を休めることなく、大きな幹をのこぎりで切り落としました。
「古川さん!このあたりの残している枝には今年も『大衆柿』が実るのですか?」と尋ねると、
「そう!その子はまだ低かったけん、上に伸びとる幹は切ったばってん、その下にある結果枝は残したとたい。今年もその枝にピシャッと実るばい。」と古川さん。
確かに、太くて丸い新芽の蕾を残してきちんと結果枝の先を摘んで(切って)ありました。
「では“上の段”でも、収穫は全く0ではないんですね?」と尋ねると、
「そうね!ばってん、例年に比べると全体の収量はかなり減るたいね。お客さんにもそぎゃん伝えといてよ!」
「笠さんとこの全国のお客様たちに、直接うちの『大衆柿』ば届けるごつなって、美味しいとのたくさんの声ば聞けるでしょうが、だけん俺たちもホントやりがいのあるたいね。今年は収量が減るかもしれんばってん、これからも高品質の『大衆柿』ば作り続けるために今年低く仕立てよるとたい。」
古川さんは笑顔でそう話しました。
写真は数年前の収穫の様子を取材に伺った際のツーショットです。
「古川果樹園」の古川孝人さんと古川アツ子さんの仲良しご夫婦は、息ピッタリの二人三脚で、『大衆柿』をはじめ様々な農作物を育てる匠の農家さんです。
今年も愛情たっぷりに“本物”と呼べる『太秋柿』を育て上げます。
この1つ1つの『大衆柿』を育て上げるには、これからたくさんの手間ひまと匠の技が必要です。
その様子はまた現地取材してこのブログで紹介いたします。
「FLCパートナーズストア」では、今年も「古川果樹園」さんの『太秋柿』を、ネット独占販売いたします。
収穫した中から、匠の目で選び抜いた『太秋柿プレミアム』です。
今年も『太秋柿プレミアム』、『太秋柿プレミアム“極”』、『太秋柿プレミアム化粧箱入り』(写真)の3商品の販売予定です。
今年は、“上の段”を強剪定し低く仕立てたため、出荷量がどれくらいになるのか予想がつきません。
その分、しっかりと現地取材しお知らせするつもりです。
これからも「FLC日記」をお見逃しなく!
FLCパートナーズストア 笠 泰紀
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