FLC日記 2019年11月27日(水) くもり時々霧雨ここは、熊本県合志市にある、マンゴーの匠「上野マンゴー園」さんの栽培ハウスです。
マンゴーの果樹を皆さんは見たことがありますか?
これが、11月下旬(現在)のマンゴーの果樹たちです!
現在は、10月末をめどに剪定作業を終えた後の状態です。
そのころまでは、栽培ハウスのビニールをかけていません。
一旦、マンゴーの果樹たちに寒さを感じさせ、その後は寒さから守るためにビニールを張り温めるのです。
さらに寒さが厳しくなるころには、ハウスの内張りのビニールもはります。
熊本の旬の食材を販売する、ネットショップ「FLCパートナーズストア」では、匠の農家さん「上野マンゴー園」さんの、『樹上完熟アップルマンゴー』を、今年もネット独占販売いたしました。
今年も6月中旬から8月にかけて販売した、「FLCパートナーズストア」の大人気商品です。
熊本で最初にマンゴーを栽培し始めた「上野マンゴー園」さんのマンゴーは、糖度がなんと18度以上!!
樹上完熟にこだわりぬいた、とろける食感と、芳醇な香り、さらにはこの美しさ!
おかげ様で、今期の予定出荷分は、毎回”完売”と言う人気ぶりでした。
マンゴーの匠は、来期の収穫へ向け早くも動き出しています。
10月中旬の栽培ハウスの様子です。
この頃は、ご覧の通りハウスにビニールを張っていません。
その中では、匠の剪定作業が行われています。
こちらは、以前取材した新芽の剪定作業の様子です。
上野幸行さんの奥様、秀子さんに作業の様子を見せて頂きました。
「FLCパートナーズストア」を運営する株式会社旬援隊の代表取締役の私(笠泰紀)は、弊社で販売するすべての作物の、その栽培の様子農家さんの惜しまぬ手間ひまや匠の技を、年間を通して現地取材しこのブログで紹介しています。
もちろん、「上野マンゴー園」さんの『樹上完熟アップルマンゴー』の栽培の様子も、もう何年もこうして現地取材を重ねてきました。
「こうして、たくさんの新芽が出ているでしょ?これを剪定していくのよ。」と秀子さん。。
マンゴーの果樹は、複数の新芽を芽吹かせていました。
その新芽を1本にして、元気な花を咲かせるための作業が新芽剪定作業です。
その作業を、全ての新芽に対し、1本1本行うとても根気のいる手作業です。
匠の判断で選び抜かれた、1本が残されました。
その際に剪定した枝葉や、落葉した葉っぱをこの11月上旬にすべてハウスから撤去します。
さて現在の様子はこちらです。
ハウスの外にはきちんとビニールが張られ、温度管理を行っています。
まもなく、ハウスの中の内側のパイプに沿って、内張のビニールもはられ、さらに寒さ対策を行います。
もちろん、真冬の間はボイラーを焚き、マンゴーたちが育つ環境を整えるのです。
これから芽吹く花芽を見てみました。
中央に見えるものがそうです。
これから匠の温度管理で、2月下旬から3月上旬に花芽が芽吹きます。
以前取材した3月上旬の花芽の様子です。
これがさらに成長し、マンゴーの花が咲きます。
マンゴーの花を皆さんは見たことがありますか?
これがマンゴーの花です。
1本の花芽から咲いたものですが、私の手と比べているので、その全体の大きさがよくわかると思います。
全体は大きくても、1つ1つの花はとても小さいものです。
この全体の花から、マンゴーが1つ収穫できれば良いと言うほど、良いものを育てるには花の数からするととても確率の低い果実なのです。
全体的にはとても大きな花なで、そのどこにマンゴーが実るかわかりません。
「上野マンゴー園」さんでは、花の枝を全て1本1本を、折れることが無いようにこうしてひもで吊って栽培します。
元気な花をそろえて咲かせるために、これからの時期は徹底した温度管理を行います。
私は、「上野マンゴー園」代表の上野幸伸さんを、敬意を表して「マンゴーの仕事人」と呼んでいます。
来年、25回目の収穫を迎える匠は、一切の妥協を許さぬ惜しまぬ手間ひまをかけ、こだわりの『樹上完熟アップルマンゴー』を育てるからです。
収穫を迎えてからも、あらかじめ用意しておいたネットの中に自ら落ちた樹上完熟のものだけを収穫します。
出荷するマンゴーは全て自らが判断し、「自信を持って出せるマンゴーしか出さない!」と、頑固なまでのこだわりが、信頼と実績を築き上げてきました。
次回は、来年(令和元年)の6月下旬より出荷予定です。
これからも、その成長の様子や惜しまぬ手間ひま、匠の技など現地取材を重ねていきます。
お楽しみに!!
FLCパートナーズストア 笠 泰紀
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