FLC日記 2019年10月17日(木) くもりのち雨
本日のブログでは、昨日に続き、熊本県山鹿市久原にある、ぶどうの匠、「社方園(しゃかたえん)」さんの、お礼肥え(基肥)散布作業の様子と、熊本県立鹿本農業高校から、3泊4日の農業実習に来ている、施設園芸課2年生の2人の頑張りの様子を紹介いたします。


落葉樹のぶどうの果樹には、葉っぱが残っている間に、お礼肥え(基肥)を散布します。
この散布の後に、「社方園」さんが作った堆肥(有機肥料)も散布します。

熊本の旬の食材を販売する、ネットショップ「FLCパートナーズストア」では、平成31年度もぶどうの匠「社方園」さんの熊本産高級種なしぶどう『山鹿のぶどう』をネット独占販売いたします。

こちらは、昨年もダントツの1番人気だった、5房の3色詰め合わせです。
今年も初回発送分からすでにたくさんのご予約を頂戴しています。
1粒1粒の大きさもさることながら、その美味さ!その輝き!

口にほおばると、ぶどうの甘味が口の中で爆発する!と言う表現がぴったりの、まさに最高級のぶどうなんです。
「社方園」さんでは、毎年7月7日にその年のぶどうを初出荷します。

「社方園」さんの惜しまぬ手間ひまと匠の技で育て上げられた、高級感あふれるぶどうは、県内外を問わず大人気です。
度々テレビや情報誌に取り上げられています。
こちらは、以前7月7日の販売初日に「社方園」さんから生中継された、TKUテレビ熊本の朝の情報ワイド 英太郎の「かたらんね」の一コマです。
くまモンも「社方園」さんの栽培ハウスにやってきて生中継されたんですよ!

熊本県山鹿市久原にある、ぶどうの匠「社方園」さんのぶどうの栽培ハウスのほんの一部です。
「社方園」さんでは、ボイラーを焚くハウス、加温しないハウス、そして屋根のためのハウスなどで、収穫時期をずらしながらぶどうを栽培しています。

こちらが今回取材をしたハウスです。
ネットショップ「FLCパートナーズストア」を運営する株式会社旬援隊の代表取締役の私(笠泰紀)は、弊社で販売するすべての作物の、その栽培の様子農家さんの惜しまぬ手間ひまや匠の技を、年間を通して現地取材しこのブログで紹介しています。

もちろん、「社方園」さんの熊本産高級種なしぶどう『山鹿のぶどう』の栽培の様子も、もう何年も年間を通して現地取材してきました。
収穫の時のみならず、収穫後のお礼肥えや剪定、春の芽吹きから成長の様子などその全てです。

「社方園」園主の社方武路さんのお父さんで、初代園主の社方義武さんにお話をうかがいました。
「この時期はハウスのビニールもせんで、自然に近い状態にするとたい。ただ、あまりに雨が降らんだったら、ビニールを張っている時同様、潅水チューブから散水してきちんと管理していかにゃんとたいね。」

「収穫を終えてもそうして管理してるんですね!」と言うと、
「ほら!こぎゃんしてもう次の新芽の準備ができよるたいね。まだ、葉っぱのあるこの時期は、しっかり用分ばため込む時期だけん、今の管理も大事たいね。」と義武さん。

「今年も鹿本農業高校から生徒さん達が来て、頑張ってくれよるばい!」
義武さんはそう笑顔で話しました。
その2人は、園主の社方武路さんや、義武さんと奥様と共に、肥料散布を行っていました。

昨日のブログで、次に散布するハウスへ移動するところまでを紹介しました。
「このハウスも同じようにするけん、しっかりと満遍なく散布するように!」社方さんがそう言うと、2人はとても素直に元気な返事を返していました。

10月の中旬と言えども、私が伺った昨日は見事な秋晴れで、昼間は気温が上昇しています。
2人は流れる汗を拭きながら一生懸命作業をしています。

作業の合間に話を聞きました。
「作業には慣れた?」と尋ねると、
「今日で2日目なので、だいぶ慣れたと思います。社方園の皆さんには本当にお世話になているので、しっかり頑張って返したいです。」

「将来は農業をするとね?」と尋ねると、
2人は顔を見合わせています。
どうやら、2人とも就職したいと考えているようです。

熊本県立鹿本農業高校、施設園芸課2年生の宮崎颯翔くんです。
「まだ、どんな仕事をしたいとか、どこに就職したいとか具体的なことはわかりませんが、おそらく就職するとは思います。」

同じく、熊本県立鹿本農業高校、施設園芸課2年生の橋積隼樹くんは、
「俺、漁師になりたいと思ってます。海に出たいんです。」と話しました。

「海に出たい?まさか、one-pieceにあこがれて!!ってわけじゃなかろうね!」と言うと、
「なるほど!それも良いですね(笑)」と2人は笑っていました。

「まぁ、卒業までは時間もあるし、しっかりと自分がやりたいことや自分の適性を考えてみなっせ!応援するよ!そして、いつの日か俺ん家にある囲炉裏を囲んでゆっくり飲もうよ!」と言うと、
「ありがとうございます!」ととてもさわやかな返事が返ってきました。

その後、作業に戻った2人は、午前中の作業を終えて社方さんたちと昼食に戻っていきました。
本当に好印象を持てる2人でした。
ぜひまた会いたいと思いました。
2日にわたり、「社方園」さんのお礼肥えの様子と、熊本県立鹿本農業高校、施設園芸課2年生の宮崎颯翔くんと、橋積隼樹くんの研修の様子を紹介しました。

2人がお礼肥えを張っていたとこの果樹には、大人気の『シャインマスカット』もあります。
『シャインマスカット』は、数ある果物をおさえて、なんと今年も売れ筋ランキングで1位(8年連続)となった、大人気フルーツなんです!!
(日本農業新聞トレンド調査より)

そして、花まる人気急上昇中の赤ぶどう『クイーンニーナ』(写真)や黒ぶどうの『ピオーネ』などもあり、ぶどうの匠「社方園」さんが育て上げる『山鹿のぶどう』は、全て“本物”と呼べる美味さです。
来年7月7日からの出荷に向け栽培は始まっています。
初収穫を迎えるまでの間の、これからの栽培の様子や成長の過程、惜しまぬ手間ひま、そして匠の技は、今年もきちんと現地取材して紹介します。
お楽しみに!!
FLCパートナーズストア 笠 泰紀
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