FLC日記 2019年10月12日(土) 雨のちくもり
熊本の旬の食材を販売する、ネットショップ「FLCパートナーズストア」では、今年(令和元年度)も匠の農家さん「小春農園」さんの『デコポン(肥後ポン)』をネット独占いたします。


「小春農園」さんの『デコポン(肥後ポン)』は、「FLCパートナーズストア」の数ある商品の中で、リピート率ナンバーワンを誇る大人気商品です。
本日は、早ければ12月下旬からの出荷に向けて、順調に育つ『デコポン(肥後ポン)』の、現在の様子をご紹介いたします。
流通果実としての「デコポン」は熊本県果実農業協同組合連合会が所有する登録商標です。
※「デコポン」は熊本果実連の商標登録のため「FLCパートナーズストア」では、『肥後ポン』での販売となります。

熊本県山鹿市鹿北町にある「小春農園」さんの『デコポン(肥後ポン)』の栽培ハウスに現在の成長の様子を取材に伺いました。
今年も順調に成長し、果皮の色が少し変わってきています。

この時期から、少しずつ果皮の鮮やかなグリーンの色が抜け始め、その後あの“デコポン色”へと色づいていくのです。
まだ、果実の肥大は少しは進んでいます。

こちらは、1ヶ月ほど前の、9月13日の写真です。
デコポンの果皮はこのように青々と鮮やかなグリーン色をしていました。

今回の取材でも、同じようなアングルの写真を撮りましたので、その比較ではっきりと色の違いがお分かりいただけると思います。

「小春農園」さんのデコポンの栽培ハウス(右)です。
木造の栽培ハウスで、デコポンを育てています。
ちなみに、左の青いメッシュがかかっているハウスは、究極の柑橘『せとか』の栽培ハウスです。
この写真は、9月13日、「小春農園」さんのみかん畑(山)から撮影しました。

「小春農園」さんでは、デコポンの果実を1玉1玉全て丁寧にひもで吊るして栽培しています。
これは、最も暑い7月、8月に何度も脚立を上り下りしながら行う、匠の技、惜しまぬ手間ひまです。

その様子がこちらです。
熊本の旬の食材を販売している「FLCパートナーズストア」を運営する、株式会社旬援隊の代表取締役の私(笠泰紀)は、弊社で販売するすべての作物の、その栽培の様子農家さんの惜しまぬ手間ひまや匠の技を、年間を通して現地取材しこのブログで紹介しています。

「小春農園」さんの『デコポン(肥後ポン)』の栽培の様子も、収穫の時のみならず、もう何年もこうして年間を通して現地取材してきました。
花が咲き、着果し、摘果作業を終えた後から、玉吊り作業は行われます。

こちらは現在の様子です。
デコポンは、果実が400gを超えるほどに大きくなります。
成長の過程で、枝が折れたり、果実がぶつかってキズつくのを避けるため、惜しまぬ手間ひまをかけ、美しいデコポンを育て上げるのです。
「デコポンがぶつかるなんて、ハウスの中に風が吹くの?」と思われた方もあるでしょう!

「小春農園」さんの栽培ハウスは、あくまで雨風や病気・害虫から守るためのものです。
ボイラーを炊き、加温して育てているのではありません。
特にデコポンがきちんと寒さを感じるまでは、通気口の開閉で温度調節をしながら栽培しています。

今年も惜しまぬ手間ひまと匠の技で、こうして立派なデコポンが育っていました。
「小春農園」さんでは、2品種のデコポンを栽培しています。

一般的にデコポンと称される『不知火』と言う品種と、熊本限定栽培品種の『ひのゆたか』です。
『不知火』は、収穫してすぐには食べられず、収穫後の追熟が必要なデコポンです。

一方、『ひのゆたか』は樹上で、糖度と酸味がベストバランスになる特別なデコポンなんです。
デコポンは、“柑橘王”と称され、糖度と酸味のベストバランスが、お子様から年配の方まで、男女を問わずとても人気の高い柑橘類です。

私が今回取材に伺った日は、「小春農園」専務の小原将輝さんは、収穫した栗の選果作業を行っていました。
「笠さんすみません。今日はハウスに同行できなくて・・・」と将輝さん。
いつも将輝さんに取材協力いただき、成長の様子やそのころに行う作業の様子を見せて頂いています。

「とんでもないです。今やらないといけない作業を優先してください。それにしても、今年もデコポンは見事に育っていますね!すごく楽しみです。」と言うと、
「毎日、温度と水管理は行っています。かなり順調なので期待して良いですよ!」とこの笑顔!

「笠さん!取材に来たとだろ?」と声をかけていただいたのは、将輝さんのお父さんで「小春農園」代表の小原正宏さんです。
「俺は稲刈りばせにゃんとたい!」と小原さん。

「コンバインに油ばさして、朝露の乾いたら稲ば刈ろうと思ってね!」とのこと。
「小春農園」さんでは、様々な“本物”と呼べる農作物を生産しています。

本日ご紹介する柑橘王こと『デコポン(肥後ポン)』をはじめ、『山あいの甘熟イチジク』、『原木しいたけ』、幻の柑橘『せとか』、『ザ・みかん』、幻の白い『長生たけのこ』、『山あいの南高梅(青梅・完熟梅)』、などなどすべて超一級品!
ネット独占販売する「FLCパートナーズストア」の大人気商品です。

昨年の収穫の取材の際に撮影した、親子の匠の3ショットです!
「小春農園」さんでは、代表の小原正宏さんの長年デコポンを育ててきた豊富な経験と、卓越した技術、奥さまの美子さんの惜しまぬ手間ひま、さらには大学で専門的に果樹栽培を学んだ、専務の将輝さんの新たな知識が重なり、“本物”と呼べる農作物を毎年育てています。

「FLCパートナーズストア」では、今年も「小春農園」さんの“柑橘王”ことデコポン(肥後ポン)をネット独占販売いたします。
もちろん、その美味しさで大人気の商品ですが、惜しまぬ手間ひまをかけ育てられた、ご覧の美しさも人気の秘密なのです。
12月下旬(予定)より、熊本限定栽培品種の、樹上完熟デコポン『ひのゆたか』、続いて、3月下旬からは蔵出し完熟デコポン『不知火』と切れることなく12月下旬から6月中旬までの販売予定です。
これからも、その成長の様子、匠の技などを取材しご紹介していきます。
お楽しみに!!
FLCパートナーズストア 笠 泰紀
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