FLC日記 2019年7月19日(金) くもり時々雨
令和元年度の私の人生2度目の米作りは、田植え後1ヶ月が過ぎ、昨年に比べかなり順調に育っています。


希望としては、もうちょっと分けつが進んで欲しかったのですが、まぁ、昨年に比べればかなり良いと思います。
昨年は田植えの時期が遅く、最終的な収量も品質もお米を育てたとは言えないほどでした。

こちらは、私が運営する株式会社旬援隊の本社社屋です。
熊本の旬の食材を販売する、ネットショップ「FLCパートナーズストア」を運営する、株式会社旬援隊の代表取締役の私(笠泰紀)は、昨年(平成30年度)よりお米作りに挑戦しています!

ここには、5反(1500坪)の敷地があり、さらに近隣の畑も借り、様々な作物を育て自給自足の生活を目指しています。
写真は上の段の自家消費用に栽培している畑の5月中旬の様子です。
隣りで茶摘みをしている茶畑は、同じ村に住む川口製茶園さんの茶畑です。

写真は裏の敷地のキウイ棚と奥には烏骨鶏たちの鶏舎があります(5月上旬撮影)。
上の段の畑では自家用の野菜を作り、その他にも15種類の果樹を栽培しています。

自給自足の生活を目指すからにはと、昨年より米作りを始めました。
写真は昨年の田植えの様子で、なんと手植えで田植えをしたのです。
昨年は、急きょ米作りを始めたので、お米の苗をいただき、田植えは7月2日に終えました。
しかし、ここは九州の熊本と言えども、高冷地で本来なら田植えは6月中旬までには終えないとうまく育ちません。

今年の7月2日の写真です。
今年は6月13日に田植えをし、上の写真と同じ、7月2日でもしっかりと稲らしく育っています。
そしてさらに半月が過ぎた様子がこちらです。

田んぼ全体が、ほぼ一様に育っています。
それは、昨年の失敗を経験して、ひと工夫をしたからなんです。
田植えを早くするのは、山あいの棚田で日照時間が少ないことと、気温が低いこと、さらにはここの水が冷たすぎることがあるんです。

こちらは今年の給水口の様子です。
今年も田んぼへは川の水を直接引いています。
ここは標高の高い菊池水源です。
飲むにはとても冷たく美味しい新鮮な水なのですが、稲にとっては冷たすぎるんです。

そこで今年は、給水校から直接田んぼへ水を入れずに、畔なみを立てて水を循環させながら温めた後に田んぼに日るよう工夫しました。立てている竹は、その畔なみが倒れないようにしているもので、こんなに長い必要はありません(笑)。給水口からの水を一度ここでUターンさせます。

そして給水口あたりを通過させ、畔沿いをつたいこのあたりからやっと田んぼへと入るようにしています。
そうすることで、2度ほど水温が変わりました。
ちなみに、その水路の中の雑草はそのまま生えさせています。
そこを通過させると水の流れが遅くなりその間に水温が少しでも上がるようにです。

さて、今年は昨年の反省を生かし、苗作りから始め、田植えも早く行い、水も温めながら入れるようにしました。
まだまだこれから成長し実りの秋を迎えるのは先ですが、しっかりと手をかけ育てていきたいと思っています。

本日のブログでは、私の米作り1年目の現在の様子を紹介しましたが、株式会社旬援隊の本業は、匠の農家さんたちが育てる、“本物”と呼べる食材のネット販売です。
各種フルーツ、新鮮野菜、お米、加工品などなどを「FLCパートナーズストア」と言うショップ名で販売しています。

特に、熊本の最旬フルーツは弊社の大人気商品です。
弊社で販売する、商品は全て、私がその栽培地に伺い、年間を通してその成長の様子や、農家さんの惜しまぬ手間ひまや匠の技を、毎日更新するこのブログを中心に紹介しています。

現在の、イチオシ商品は、熊本産高級種なしぶどう『山鹿のぶどう』です。
大人気の『シャインマスカット』も含め、現在は選べる22商品の豪華ラインナップで販売しています。

その他には、無農薬で育てた朝採りの『フレッシュブルーベリー』『黒小玉スイカ』高級マスクメロン『肥後グリーン』『樹上完熟アップルマンゴー』なども大好評販売中です。

また、こだわりの『樹上完熟梨』の先行予約の受付もスタートしました。
いずれも、“匠”と呼べる農家さんが育てた逸品です。
お中元やご贈答用にも大変喜ばれています。
ぜひ、下記ホームページよりチェックしてみてください!
ご来店お待ちしてます。
FLCパートナーズストア 笠 泰紀
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