FLC日記 2019年6月22日(土) 晴れ
おかげさまで、平成30年度の匠の農家さん「小春農園」さんの『デコポン(肥後ポン)』は、6月14日(金)発送分を持ちまして、今年も完売となりました。


出荷予定の最後の1箱になるまで全てご注文を頂戴し無事出荷しました。
やはり、柑橘王こと『デコポン(肥後ポン)』は、弊社のリピート率ナンバーワンの商品で、今年度も圧倒的な商品力でした。

熊本の旬の食材を販売する、ネットショップ「FLCパートナーズストア」では、今年(令和元年度)も匠の農家さん「小春農園」さんの『デコポン(肥後ポン)』をネット独占いたします。

まずは、12月下旬より出荷予定の熊本限定栽培品種のデコポン『ひのゆたか』です。
見た目で判断することは難しいのですが、追熟を必要としない特別なデコポンなんです。

一般的に『デコポン』と呼ばれるのは、「不知火」と言う品種です。
こうして色付いても、収穫してすぐに食べることはできません。
果実の“酸”がきつすぎるのです。

収穫後、一定期間追熟させることによって、糖度と酸味の絶妙なバランスになるのです。
唯一、樹上完熟でベストバランスになるデコポンが、熊本限定栽培品種の『ひのゆたか(肥の豊)』(写真)です。

12月下旬より出荷をスタートし、出荷予定数になり次第完売となります。
平成30年度は、3月ちゅゆ順には完売し、続けて一般的に『デコポン』と呼ばれる『不知火』と言う品種のデコポンを出荷しました。

弊社では、「眠りから覚めた柑橘王!蔵出し完熟デコポン(肥後ポン)」と言う名称で販売しています。
昔ながらの土壁の“蔵”で、じっくりと追熟させ、糖度と酸味のベストバランスになったものを出荷するからです。

収穫時にキズ一つないものだけを、この昔ながらの土壁の蔵で追熟させます。
その完璧な追熟(保存)方法で、6月中旬まで出荷しました。
大変ありがたいことに、『ひのゆたか』も『不知火』も令和元年度の予約を、出荷が終わった現在にすでに多数頂戴しているほどの大人気商品です。

流通果実としての「デコポン」は熊本県果実農業協同組合連合会が所有する登録商標です。
※「デコポン」は熊本果実連の商標登録のため「FLCパートナーズストア」では、『肥後ポン』『肥後ポン』と言う名称での販売としております。

生産地と生産者の紹介をします。
ここは、熊本県山鹿市鹿北町にある「小春農園」さんの『デコポン(肥後ポン)』の栽培ハウスです。
右の木造のハウスが、『デコポン(肥後ポン)』、左は究極の柑橘『せとか』の栽培ハウスです。
「小春農園」さんのみかん畑の登り口から撮影しました。

現在の栽培ハウスの中は、このような感じです。
熊本の旬を販売している「FLCパートナーズストア」を運営する、株式会社旬援隊の代表取締役の私(笠泰紀)は、弊社で販売するすべての作物の、その栽培の様子農家さんの惜しまぬ手間ひまや匠の技を、年間を通して現地取材しこのブログで紹介しています。

もちろん「小春農園」さんの『デコポン(肥後ポン)』の栽培の様子も、収穫の時のみならず、もう何年もこうして年間を通して現地取材してきました。
写真は4月下旬のデコポンの花の様子です。

5月下旬の着果の様子です。
この後、ゴルフボールほどに成長したころ、匠の摘果作業を行います。

その様子がこちら!
「小春農園」専務の小原将輝さんが、匠の目で判断し、摘果作業を行っています。
毎年、6月下旬から7月上旬にかけて行います。
今年は、少し早めに始めたとのことで、現地取材に伺ったのです。

デコポンの匠「小春農園」さんは、代表の小原正宏さんの長年の経験と卓越した技術、奥様の美子さんの惜しまぬ手間ひま、さらに果樹栽培を大学で専門的に学んだ、、息子さんで専務の小原将輝さんのスペシャリストの知識が重なり、毎年変わらぬ味の“本物”と呼べるデコポン(肥後ポン)を作り上げています。

デコポンのみならず、他にも、様々な“本物”と呼べる農作物を育てています。
8月中旬からは、山あいの『甘熟いちじく』を発売予定です。
完熟ならぬ“甘熟”にこだわったいちじくは、とろけるような食感と、優しい甘さが大人気です。
その他にも、『ザ・みかん』、『原木しいたけ』、『原木しいたけ“トリプル1”』、究極の柑橘『せとか』、幻の白い『長生たけのこ』、『山あいの南高梅(青梅・完熟梅)』、『乾燥しいたけ』、『干したけのこ』などすべてが「FLCパートナーズストア」の看板商品となっています。

現在のデコポンの様子を紹介しましょう!
昨日、栽培ハウスに取材に行くと、今年も順調にデコポンが成長していました。
まだ、摘果を始めるゴルフボールほどの大きさはないようです。

「おはようございます!」と声をかけると、
「笠さんだろ?」と小原さんの奥様の美子さん。
「将輝が早めに摘果作業を終えたとこを私がひも吊り作業をしてるとたい。いろいろ栽培しよるけん、出来るときにできる作業を進めていかんといかんけんね。」と話しながら手際よく作業を進めています。

「まだ摘果は始めたばかりで、手前の1列だけだけん、取材はまたあらためてきた方がよさそうよ!」
美子さんはそう優しく教えてくれました。
「了解しました!現在の成長の様子を少し写真だけ撮って帰りますね!」と伝え、この日はハウスを後にしました。

こうして1玉1玉ひもで吊るす作業を進めています。
なぜ、ひもで吊るすのか?ひもは余っていて吊るされていないじゃないか?などをお思いのことと思います。
その訳は、またあらためて現地取材をしてこのブログで紹介したいと思います。

「FLCパートナーズストア」では、今年度も「小春農園」さんの柑橘王こと『デコポン(肥後ポン)』をネット独占販売いたします。
12月下旬からは、樹上完熟デコポン『ひのゆたか』、そして3月下旬からは蔵出し完熟デコポン『不知火』の出荷予定です。
これからも、『デコポン(肥後ポン)』の成長の様子、惜しまぬ手間ひまや匠の技などなど、全て現地取材してご紹介していきます。
「小春農園」さんの『デコポン(肥後ポン)』に、今年度もぜひご期待ください!!
FLCパートナーズストア 笠 泰紀
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