FLC日記 2019年5月30日(木) 晴れ
『菊池水源茶』の茶摘の様子を取材してきました。
熊本県菊池市菊池水源にある伊牟田地区は、『菊池水源茶』発祥の地です。
熊本県菊池市、菊池水源は、その名の通り水の源(みなもと)にある地区です。
1級河川の「菊池川」の支流に位置し、標高が高く霧深い場所にあり、朝夕や年間を通した寒暖の差で、美味しいお茶が育つ名産地です。
伊牟田地区の公民館近くには、このような立派な石碑が立てられています。
茶摘みの目安とされる八十八夜は、5月2日ですが、この地は高冷地のため、1週間ほど遅く茶摘みが始まりました。
この茶畑は、有機栽培(無農薬、無化学肥料栽培)の茶畑です。
『菊池水源茶』を生産する「川口製茶園」代表の川口壮一さんです。
「今年もホント良い色に仕上がりましたね!新茶が楽しみです!」と言うと、
「今日は絶好の茶摘み日和ばい。まぁ、ゆっくり取材していって!」と川口さん。
これは、10日ほど前に撮影した新芽の写真です。
明らかに色が違うのをお解かりいただけると思います。
この芽吹いた新芽を、あえて日光をさえぎることにより、あの鮮やかなグリーンに仕上げて茶摘(収穫)するのです。
寒冷紗をかける様子です。
茶摘みの10日前を目安に、この黒い幕(寒冷紗)をかけて日光をさえぎります。
そして、茶摘みの当日、寒冷紗をはずし茶摘みが行われるのです。
茶摘み当日の朝の様子です。
10日ほど前とはまるで別の茶畑と見間違うほど、お茶の色が違いますよね!
寒冷紗を全て採り終わると、いよいよ茶摘みが始まります。
茶摘みはこの専用の機材を使って行います。
この機材は、3月中旬お茶の選定作業でも使用します。
その時は、高さを72cmに固定して剪定し、茶摘はそれより約1.5cm高くして行い、それよりも伸びたところをお茶として収穫するのです。
剪定作業の様子がこちらです。
熊本の“旬”を販売するネットショップ「FLCパートナーズストア」を運営する株式会社旬援隊の代表取締役の私(笠泰紀)は、弊社で販売するすべての作物の栽培地に伺い年間を通して取材しています。
もちろん、「川口製茶園」さんの『菊池水源茶』の栽培の様子も、もう何年も年間を通して現地取材してきました。
こちらは、先ほどの剪定作業前に、側面の剪定を専用の機材で行っている様子です。
今回取材した茶摘みの様子に話を戻しましょう!
この春に芽吹いた新芽の部分だけを、次々に茶摘(収穫)して、機材の後部の収納部分に納められていきます。
あたり一面、生の茶葉のとてもさわやかな香りが漂っています。
一定量まで収穫すると、ここからはスピード勝負です。
一斉に駆け寄り摘み終えたお茶を取り出すのです。
両サイドから同時に、とてもチームワークある手馴れた作業です。
左右3袋づつ、計6袋に分けて収穫されたお茶は、急いで別の袋に移しかえられます。
この時の、生茶の香りたるやたまりません!鼻から大きく深呼吸をしながら、私は、そのさわやかな香りを思いっきり楽しませていただきました。
お茶は新鮮さが命です!できるだけ早く、次の工程(製茶)に移さなければなりません。
この日は別の有機栽培の茶畑も含め、約1,000kg以上のお茶を摘む(収穫する)予定です。
まだまだ茶摘作業は続きますが、今収穫されたお茶の葉は、すぐに川口さんの製茶工場へ運ばれました。
こちらがこの日収穫されたお茶のほんの一部です。
川口さんは、生茶から荒茶までの工程を、自らが所有する製茶工場で行います。
その様子ももちろん取材してきました。
生茶が蒸される際の香りは、ほんと最高でした!
本日のブログは少々長くなりましたので、その様子はまた後日このブログで紹介したいと思います。
「FLCパートナーズストア」では、幻の一品、菊池水源有機抹茶『雲上の白』、人気ナンバーワンの菊池水源茶『玉緑茶』を含めた、4種類の『菊池水源茶』を販売いたします。
間もなく新茶の予約の受付をスタートいたします。
水の源(みなもと)菊池水源で、澄んだ空気と肥沃な土壌によって育て上げられた『菊池水源茶』。
お茶栽培に適した霧深く朝夕の寒暖差の激しい標高500mを超える高冷地で、お茶の匠たちによる惜しまぬ手間ひまで育て上げられた至高のお茶を、ぜひご賞味ください!
FLCパートナーズストア 笠 泰紀
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