FLC日記 2019年5月23日(木) 晴れ
熊本県山鹿市鹿北町岩野の柏ノ木にある「古川果樹園」さんの柿園に、今年も『太秋柿』の元気な花が咲きました。これが『太秋柿』の花です。

花咲く様子を今年も現地取材してきました。

この黄色い花が『太秋柿』の花です。
毎年、5月の上旬から下旬にかけて咲きます。
真ん中にサイコロをはめ込むことができるような四角いところが成長し、秋の果実の王様と呼ばれる『太秋柿』になるのです。

『太秋柿』は、「梨のような食感、ぶどうのような甘さ」と言われるフルーツで、熊本県が生産量の約半分を占める一大産地です。
その中でも、熊本県山鹿市鹿北町岩野の柏ノ木の「古川果樹園」さんの『太秋柿』は、糖度がなんと、驚きの18~20度!!最高級です!!
スイーツのような甘さと、シャリシャリの食感がたまりません!!

「古川果樹園」さんは、『太秋柿』を作り続けて、20年以上のまさに“匠”の農家さんです。
「FLCパートナーズストア」では、「古川果樹園」さんの『太秋柿』の中から、さらに選び抜かれた『太秋柿プレミアム』を、今年もネット独占販売いたします。

「古川果樹園」さんの『太秋柿』の柿園です。
それにしても、いつ伺っても本当にきれいに手をかけてある柿園です。
この時期の花の様子はもちろんのこと、その前の準備作業も含め、全てを見てきました。
ネットショップ「FLCパートナーズストア」を運営する株式会社旬援隊の代表取締役の私(笠泰紀)は、もう何年も「古川果樹園」さんの『太秋柿』の栽培の様子を、年間を通して現地取材してきました。

『太秋柿』の匠、「古川果樹園」の古川孝人さんです。
こちらは今年の2月下旬、肥料散布をする様子を取材した際に撮影したものです。

農作業はいつも奥様のアツ子さんと共に行います。
「古川果樹園」さんは、笑顔の絶えない仲良しご夫婦の二人三脚で、惜しまぬ手間ひまをかけ、様々な“本物”と呼べる農作物を育てる匠の農家さんです。

さて、話を現在に戻しましょう!
「古川果樹園」さんでは、『太秋柿』栽培25年以上の経験に基づく高度な技術と的確な時期に的確な作業を行う惜しまぬ手間ひまで、毎年このようにたくさんの花が咲きます。

柿は、上手く栽培しないと隔年結果と言って、1年おきにたくさん実ったり、あまり実らなかったりを繰り返します。
しかし、「古川果樹園」さんは、『太秋柿』の匠!
こうして毎年コンスタントに花芽を芽吹かせ、元気な花をたくさん咲かせます。

しかし、これらがすべて『太秋柿』として実るのではありません。
足元には、たくさんの花が落ちていました。
『太秋柿』の花の大半は、着果することなく落ちてしまいます。
だからこそ、たくさんの元気な花を咲かせる必要性があるのです。

このように着果した『太秋柿』も、「古川果樹園」さんでは、なんとその約6割をも、摘果で落としてしまいます。
残した、たったの4割だけを最後まで育て上げるのです。

6月中旬から行われる摘果作業の様子です。
アツ子さんが匠の判断で、次々に摘果作業を行っています。
それと同時に、残した『太秋柿』の果実が実る枝を、古川さんが1本1本ひもで吊り下げていくのです。

ひも吊り作業は、7月、8月の最も暑い時期がメインの作業です。
何度も何度も脚立を上り下りし、汗だくになりながら行われます。

「うちでは、4割しか残さんとだけん、その1つ1つば大事に育てるとたい。ひもで枝ばつっとかんなら、果実の揺れてキズもつくし、台風なんかの時には枝ごと折れるけんなぁ!」

こちらは、収穫を迎えたころの様子です。
柿園全体を覆うネット、そしてワイヤーを使ってひもで吊り下げた枝に、『太秋柿』が実っています。

おそらく、『太秋柿』を育てる農家さんはたくさんあれども、ここまで手をかけて育てる農家さんは、そういないと思います。
今年も実りの秋に、古川孝人さん、古川アツ子さんのこの笑顔と共に収穫が行われます。

「FLCパートナーズストア」では、今年も「古川果樹園」さんの『太秋柿』をネット独占販売いたします。
今年も10月10日前後の初回出荷予定です。
これからも、成長の様子や、匠の技、惜しまぬ手間ひまを、現地取材にてご紹介していきます。
お楽しみに!!
FLCパートナーズストア 笠 泰紀
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