FLC日記 2019年3月5日(火) 晴れ
熊本の旬の食材を販売する、ネットショップ「FLCパートナーズストア」では、今年も、熊本県菊池市七城町の野中逸雄さんが育てた『砂田のこだわりれんげ米』をネット独占販売しています。
昨年4月中旬の野中さんの田んぼの様子です。
野中さんの田んぼにだけ、れんげが咲き誇っています。
この光景だけを見ると、ここがお米を育てる田んぼだとは思えませんよね!
このれんげは、花が咲き終わる5月上旬に、その花も葉も茎も根も全て田んぼに鋤き込み、そのまま有機肥料とします。
れんげを有機肥料としてこだわりの土つで育てたお米!
それが『砂田のこだわりれんげ米』なんです。
『砂田のこだわりれんげ米』生産者の野中逸雄さんです。
写真は、平成29年10月上旬の稲刈りの際に撮影した、生産者の野中逸雄さんです。
私にはいつもこの笑顔で取材に協力いただいていました。
でも、米作りに関してはとことんこだわる頑固おやじなんです。
『砂田のこだわりれんげ米』は一般流通のないお米です。
「FLCパートナーズストア」で、数量限定にて販売中!
定数になり次第予告なしで締め切らせていただきます。
ご注文はお早めに!
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FLCパートナーズストア
『熊本の美味しい米』生産地と生産者の紹介をします。
ここは、熊本県菊池市、七城町砂田地区にある野中逸雄さんの『砂田のこだわりれんげ米』の現在の様子です。
収穫(稲刈り)を終え、田植えまでのこの時期を使って、道路沿いの用水路の整備が行われています。
現在の田んぼには、野中さんの遺志を継いだ人の息子さんたちが蒔いたれんげが成長しています。
稲刈りを終えた11月下旬にれんげの種を撒き、今年も1月下旬にれんげが順調に発芽し、こうして成長しています。
寒さに耐えるため、赤く色づいているのもありますね!
赤くなるのはより光りの吸収をするように、赤い色素(アントシアニン)が出るからです。
寒さ対策の1つですね!
おや?ちょっと勘違いした長早咲きの花もありました。
こちらは、以前取材した11月上旬のれんげの種まきをする野中逸雄さんです。
稲刈り時の稲ワラを鋤き込み整地した田んぼに、動力の付いた機材を使ってれんげの種を撒いていました。
「FLCパートナーズストア」を運営する株式会社旬援隊の代表取締役の私(笠泰紀)は、弊社で販売するすべての作物の、その栽培の様子農家さんの惜しまぬ手間ひまや匠の技を、年間を通して現地取材しこのブログで紹介しています。
野中さんのお米作りもずっと取材してきました。
冬の土つくりのための耕運やれんげの種まき、お米の種まき、苗床、田植え、稲の生長、花が咲き稲穂が実る様子、そして稲刈りなどその全てです。
5月上旬のれんげを鋤き込む作業の取材の様子です。
私は取材に伺うたびに、けっこう長い時間をいただき野中さんといろんな話をしました。
お米作りのことはもちろんのこと、経済や政治の話、ゴルフの話など話題はその時によって様々です。
時折、冗談を交えながら話す野中さんのお話は、毎回取材の楽しみでした。
ただ、野中さんはお米作りに関してはとことんこだわる頑固者でした。
稲刈り時の“稲ワラ”と、春先に鋤き込む“れんげ”の有機肥料のみを使って、毎年変わらぬ米作りを続けていました。
私は時折、あえて同じ質問を野中さんに繰り返し尋ねました。
「どうしてれんげにこだわりお米を作るのですか?」
野中さんは決まっていつもこう答えます。
「自分が食べるとに、安全で美味か米ば食べたかけんたい。だけん俺は稲ワラとれんげ以外に何も足さんし何も引かん。そうしてずっと米作りばしてきたとたい。」
野中さんのお米は、以前は熊本市内の有名百貨店に『砂田のれんげ米』として卸していました。
しかし、現在は、自分や家族、親せきや知人のためにお米を育てています。
野中さんの米作り、そしてそのお米の美味さに惚れ込み、私は特別に分けていただき、弊社のネットショップ「FLCパートナーズストア」で販売しています。
一般流通のないお米を、特別にご提供いただいているのです。
昨年(2018年)6月22日の田植えの様子を取材に伺った際の野中逸雄さんです。
この取材が、私が野中さんの田んぼで野中さんと会った最後の日となりました。
この日の田植えは、次男の野中剛さんと行っていました。
野中さんは翌月の7月に病に倒れました。
それから、約半年の闘病生活を送りました。
昨年の稲刈りは、野中さんと共にずっと米作りをしてきた2人の息子さんだけで行いました。
長男の野中賢吾さんと剛さんです。
私も、来年の稲刈りはまた親子の共演ができることを信じていました。
しかし、2019年1月30日、『砂田のこだわりれんげ米』生産者の野中逸雄さんは、永遠の眠りにつきました。
享年72歳でした。
野中さんのこだわりの米作りは、ずっとそばで見てきた2人の息子さんたちにきちんと引き継がれています。
稲刈り後、ワラを鋤き込んだ次男の剛さん。
その田んぼにれんげの種を撒いた長男の賢吾さん。
野中さんの米作りは今年も同じように1月下旬のれんげの発芽できちんと引き継がれています。
私は野中逸雄さんが育てる『砂田のこだわりれんげ米』を、「ご飯がごちそうになる米!」と呼んでいます。
その美味しさの秘密を紹介したいとこですが、今日のブログは少々長くなりましたので、この続きは明日のブログで詳しく紹介することとします。
明日のブログもお見逃しなく!
FLCパートナーズストア 笠 泰紀
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