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夢スイカ 大玉スイカ『春のだんらん』の定植前に2本の1玉のための芯止め作業

FLC日記 2018年12月31日(月) 晴れ
熊本県合志市(こうしし)の「大山ファーム」さんは、“夢”ブランドの農作物を育てる匠の農家さんです。
その「大山ファーム」さんの夢スイカの1つ、熊本産大玉スイカ『春のだんらん』の定植が、12月28日に行われました。
本日のブログでは、定植前の芯止め作業を中心にご紹介いたします。
夢スイカ 大玉スイカ『春のだんらん』の定植前に2本の1玉のための芯止め作業_a0254656_16402226.jpg


夢スイカ 大玉スイカ『春のだんらん』の定植前に2本の1玉のための芯止め作業_a0254656_18142537.jpgスイカは、一般的には、糖度が11度を超えると美味しいスイカ!
12度を超えるととても美味しいスイカ!!と言われています。
「大山ファーム」さんの大玉スイカ『春のだんらん』は、スイカ本来の、あのシャリシャリッとした食感で、糖度13度前後とバツグンの甘さです!

夢スイカ 大玉スイカ『春のだんらん』の定植前に2本の1玉のための芯止め作業_a0254656_16424075.jpgそんなスイカを育てるのが匠の農家さん「大山ファーム」代表の大山陽一さんです。
「大山ファーム」さんでは、土壌微生物活性材『夢』を使って、元気で土壌バランスの良い土を作り育て上げる「夢ブランド」の農作物を育てています。

夢スイカ 大玉スイカ『春のだんらん』の定植前に2本の1玉のための芯止め作業_a0254656_1643042.jpg熊本県合志市(こうしし)にある「大山ファーム」さんの『夢スイカ』の栽培ハウスに取材に伺いました。
ハウスに入った瞬間に、一瞬にしてカメラのレンズが曇るほどの外気との温度差があります。

夢スイカ 大玉スイカ『春のだんらん』の定植前に2本の1玉のための芯止め作業_a0254656_16450652.jpg取材に伺ったこの日は、真冬の真っただ中!
天気こそよかったのですが、寒さ厳しい早朝でした。
「大山ファーム」さんでは、この連棟建てのハウスで、この時期、ビニールを4重にはり、徹底した温度管理でスイカの苗たちを育てています。

夢スイカ 大玉スイカ『春のだんらん』の定植前に2本の1玉のための芯止め作業_a0254656_1650350.jpgその4重のビニールを開閉することで、ボイラーを焚き加温することなく、スイカの育つ適温に調整しています。
それは、朝、昼、夕に定期的に行う作業と、急な雨や強風などの時は、すぐにハウスに飛んでいき管理するのです。

夢スイカ 大玉スイカ『春のだんらん』の定植前に2本の1玉のための芯止め作業_a0254656_16464278.jpgこちらは12月27日の苗床の様子です。
翌日の定植に向け、大山さんのお母さんが黙々と作業を行っていました。
「おはようございます!」と声をかけ苗床のハウスにお邪魔しました。

夢スイカ 大玉スイカ『春のだんらん』の定植前に2本の1玉のための芯止め作業_a0254656_16481320.jpg「あら!おはようございます。あなたはホントマメに取材にくるねぇ~」とお母さん。
「FLCパートナーズストア」を運営する株式会社旬援隊の代表取締役の私(笠泰紀)は、弊社で販売するすべての作物の、その栽培の様子農家さんの惜しまぬ手間ひまや匠の技を、年間を通して現地取材しこのブログで紹介しています。

夢スイカ 大玉スイカ『春のだんらん』の定植前に2本の1玉のための芯止め作業_a0254656_16495225.jpgもちろん、「大山ファーム」さんの『夢スイカ』の栽培の様子も、もう何年も年間を通して現地取材してきました。
「芯止めの作業を行ってるのですよね!」と言うと、
「そうそう!明日が定植だけん、今日のうちに芯止め作業を終わらせとこと思ってね!」とお母さん。

夢スイカ 大玉スイカ『春のだんらん』の定植前に2本の1玉のための芯止め作業_a0254656_16552329.jpg芯止め作業とは、苗の成長点を切り落とす作業のことです。苗床にある間に、まとめてその作業を施し、芯を止めてからハウスに定植します。
なぜそのようなことをするかと言いますと・・・

夢スイカ 大玉スイカ『春のだんらん』の定植前に2本の1玉のための芯止め作業_a0254656_16575440.jpgこちらは、2月上旬の大玉スイカ『春のだんらん』の様子です。
「大山ファーム」さんでは、大玉スイカは2本仕立ての1玉収穫、小玉スイカは3本仕立ての2玉収穫するよう栽培します。

夢スイカ 大玉スイカ『春のだんらん』の定植前に2本の1玉のための芯止め作業_a0254656_17001318.jpg同日の小玉スイカの様子です。
3本の芽が伸びているのがわかりますか?
小玉スイカの場合、1本の苗から3本のツルを伸ばし育て、そこに2玉だけスイカを実らせ収穫します。
これら3本とも、スイカの苗の脇芽が伸びたものです。
芯を止めることで、こうして脇芽が伸びてくるのです。

夢スイカ 大玉スイカ『春のだんらん』の定植前に2本の1玉のための芯止め作業_a0254656_17030973.jpg再び定植前の苗床の様子です。
「お母さんん!私も芯止めの作業をお手伝いしても良いですか?」と言うと、
「はい!ぜひしてみて下さい!」とのこと。
さっそく芯を止める作業をお手伝いしました。

夢スイカ 大玉スイカ『春のだんらん』の定植前に2本の1玉のための芯止め作業_a0254656_17045214.jpg「成長点をこうして切り落とせばいいんですよね!切っていいですか?」と言うと、
「その辺りで切るならちょうど良かばい。」
そう言われ、芯を止めました。

夢スイカ 大玉スイカ『春のだんらん』の定植前に2本の1玉のための芯止め作業_a0254656_17062466.jpg2枚前の写真との違いが分かりますか?
スイカの成長点(芯)を切り落としたのです。
芯を切ることで、スイカの苗は脇芽を芽吹かせます。
それを、小玉、大玉それぞれの仕立て方にして栽培していくのです。

夢スイカ 大玉スイカ『春のだんらん』の定植前に2本の1玉のための芯止め作業_a0254656_17192157.jpg「ありがとうね!終わったとはこっちに置いて!」とお母さん。
私がお手伝いしたのは、ほんのちょっとなので、お礼を言われるとなんだか照れ臭かったです。

夢スイカ 大玉スイカ『春のだんらん』の定植前に2本の1玉のための芯止め作業_a0254656_17245788.jpg私はもう何年も「大山ファーム」さんのスイカ栽培を、現地取材にて苗床から収穫までのすべてを見てきました。
だからこそ、「大山ファーム」さんに100%の信頼をよせ、絶対的な自信をもって、「大山ファーム」さんの『夢スイカ』を販売しています。ちなみに写真は収穫後の様子です。
大山さんは「自分が納得できないスイカは絶対に出さん!」と頑固なこだわりを持ってるので、収穫を終えてもこのような立派に見えるスイカたちがゴロゴロしています。

夢スイカ 大玉スイカ『春のだんらん』の定植前に2本の1玉のための芯止め作業_a0254656_18224147.jpg「FLCパートナーズストア」では、平成31年度も「大山ファーム」さんの『夢スイカ』をネット独占販売いたします。
3月下旬もしくは4月上旬より小玉スイカ『ひとりじめHM』、4月中旬からは大玉スイカ『春のだんらん』の出荷予定です。
来年もまた、スイカの成長の様子や惜しまぬ手間ひま、そして匠の技を、現地取材にてご紹介していきます。
お楽しみに!!

<ご挨拶>
いつも、「FLC日記」をごらんいただきありがとうございます。
今年のブログは、これで最後となります。

来年も、現地で取材をした“わが家の専用農家さん”の様々な情報や、ここ(㈱旬援隊)での田舎暮らしの様子、熊本や菊池の情報などご紹介していきます。
来年もよろしくお願いいたします。

みなさま、良いお年をお迎え下さい。

FLCパートナーズストア 笠 泰紀

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by flcps | 2018-12-31 17:28 | 夢スイカ | Trackback | Comments(0)
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