FLC日記 2018年12月10日(月) くもり時々晴れ
本日は、昨日に続き、熊本県立菊池高等学校の生徒さんたちが、弊社(株式会社旬援隊)に研修に来てくれた様子をご紹介いたします。
菊池高等学校は、熊本県菊池市隈府にある熊本県立の高等学校です。
1908年(明治41年)に開校した隈府町外十一カ村組合立菊池女学校(後に高等女学校)を前身とし、現在の熊本県立菊池高等学校となっています。
2008年(平成20年)には、創立100周年を迎えた伝統ある学校です。
全日制課程の普通科・商業科の2学科があり、多くの若人が学んでいます。
こちらは、熊本県菊池市、菊池水源の山奥にある、熊本の旬の食材を販売する、ネットショップ「FLCパートナーズストア」を運営する、株式会社旬援隊の本社社屋です。
夏は、30℃を超えることが3回ほどしかなく、とても過ごしやすいのですが、冬は寒さがかなり厳しいんです。
今までに経験した最低気温は-16℃!最も多い積雪量は、45cmにもなったことがあります。
毎年11月中旬からは、エントランスにある薪ストーブに火を入れ暖を取ってます。
「FLCパートナーズストア」では、インターネットを通じ全国のお客様に、熊本の旬のフルーツや新鮮野菜、お米、タマゴ、乾物など、他では購入することのできないものばかりを販売しています!
ぜひ、熊本の旬の食材をホームページでご覧ください!
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今回の研修や、菊池高校で行った2回の講演の依頼をしてくれたのは、私の20年来の友人の吉田真一先生です。
共通の友人を介し知り合った、学校こそ違えど同級生です。
現在は、菊池高校の商業科で教鞭をとっています。
研修は、1年生2クラスが、クラスごと2日間にわたり行われました。
11月22日(木) 1年5組38名まずは、11月22日(木)の1年5組38名です。
1時間目と2時間目を使ってきてくれました。
主な作業内容は、「黒エゴマ」の脱穀です。
叩き落したえごまの粒が飛ばないように工夫して、できるだけブルーシートの端を持ち上げて頑張ってくれました。
脱穀を終えたエゴマは、枝葉などの大きなごみを選別するために、ふるいにかけます。
ここは、昨年経験済みの吉田先生に、その指導をお願いしました。
男子生徒たちもしっかりと頑張ってくれました。
私は学生時代、あまり素行の良い生徒ではなかったので、なんだかすごく感心してしまいました(笑)。
すでに脱穀、ふるいがけを終えていた、「白エゴマ」の唐箕かけ作業もお願いしました。
私が簡単に使い方を教えると、すぐに操作を覚え、とても要領よく作業を進めています。
唐箕とは風を使ってエゴマとゴミを分ける道具です。
今の時代に、なかなか唐箕を使うことはないと思うので、きっといい経験になったことでしょう!
朝早く寒いので、火の周りに集まる生徒たち。
でも、煙ばかりで炎ががってません!!
こちらは、ここで栽培しているキウイの収穫をお願いしたチーム!
この日は、自家用とジャム用のキウイの収穫です。
「この箱に満タンにしていいんですか?」とのこと!
「あちゃぁ~!ごめんごめん。3段くらいしか積んだらダメなんだよね!」と言うと、
「わかりました!つめなおします!」
そう言うと、すぐに作業に取り掛かってくれました。
「このキウイすぐに食べられるんですか?」と女子生徒が聞いてきました。
「キウイは追熟しないとすっぱくて食べれんとたい。今、採ったばかりのと、俺が追熟したのを持ってくるから食べ比べてみなっせ!」
吉田先生!これはズルしてキウイを食べてるのではありません。
あくまでも授業の一環とお許しください。
脱穀を終えたエゴマの枝葉は、その場で焼却処分します。
最初はなかなか炎が上がらず、煙だらけでしたが、後半は上手く燃やすことができたようです。
こうして、少しづつ笑顔を見せてくれるようになったら、
「はい!そろそろ終わりの時間です。」との声!
まさに、あっという間の研修でした。
最後に集合写真を撮りました。
これだけの人数がいると、だれか目をつぶっていたり、よそをむいたりしていましたが、この写真が最もみんなの表情が出ていたように思えました。
12月7日(金) 1年4組36名12月7日(金)の1年4組36名は、お昼からの5時間目、6時間目を使ってきてくれました。
この日は、吉田先生は来ることができなかったので、前回吉田先生と共に来てくれていた、星子健二先生が引率で来られました。
この日も、唐箕がけ作業、エゴマの脱穀などをお手伝いいただきました。
星子先生は、前回作業を見ているので、生徒たちに指導してくれています。
これは、脱穀したエゴマを集まているところのようです。
今回も脱穀を終えたエゴマの枝葉は、その場で焼却処分します。
ん~、前回同様、なかなか炎が上がらないようですね!
煙の向こうでは、男子生徒を中心に、今回は「薪割り」をお願いしました。
斧を使って、割れない時は、ハンマーを使ってたたきます。このハンマーが後ほど思わぬハプニングを生んでしまいます。
「それは、もう斧を使わんでもいいんじゃ?」と生徒さん!何を言っているんだろうと思いました。
すると・・・
「フン!」と言って薪を引き裂きました。
私も毎年薪割をしていますが、そんな割り方はしたことないし、初めて見ました(笑)。
そうこうしていると、「あのぉ~折れちゃいました!」との声!
なんと、ハンマーの柄の部分が折れているではありませんか!
「すみません。」とかなり申し訳なさそうだったので、
「ケガしとらんならそれでよし!柄はまた取り換えればいいさ!」
それからは私は、カメラを生徒に預け、少し別の仕事をしていました。
右側に写っている歩いているのが私です。
すると、笑顔の写真が写されていましたので紹介します。
定刻となり、学校へと戻る時間となりました。
集合写真を撮ろうとしましたが、なかなかそろいません。
女子生徒たちは先に笑顔で答えてくれたので、この写真も紹介します。
何とか集合写真も撮ることができ、バスに乗り込み出発しました。
ギリギリまで頑張ってくれたお礼に、弊社で販売している商品の『ザ・みかん』を、戻るスクールバスの社中で食べてもらいました。
「めちゃくちゃ美味しいです!笠さんありがとう!また来ます!」の声に、なんだかすごくうれしくなりました。
今回の縁を頂いた吉田先生、引率していただいた星子先生、そして何より、ほとんどが初めての経験を一生懸命頑張ってくれた生徒さんたちに、心より感謝です。
今度はぜひ遊びに来てください!
大人になった君たちが遊びに来てくれたら、うちの囲炉裏を囲んで飲みたいと思っています。
また会える日を楽しみにしています。
では、その時まで!!
アディオス!
FLCパートナーズストア 笠 泰紀
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