FLC日記 2018年11月19日(月) くもり
昨日のブログに続き、『砂田のこだわりれんげ米』の、来年(平成31年度)の米作りの準備がスタートしたというお話をご紹介します。
本日は、れんげの種まき作業についてです。
ここは、熊本県菊池市七城町砂田地区にある野中逸雄さんの『砂田のこだわりれんげ米』の田んぼです。
熊本県菊池市七城町は、日本有数の米どころです。
この地で育つ七城米は、東京で行われた料理新聞社のコンテストにおいて、“おいしいお米日本一”に輝きました。
その中でも、砂交じりの独特な土壌の砂田地区の田んぼで育つ『砂田米』は、江戸時代から、美味いお米の代名詞と称賛されているお米です。
“天下第一の米”とされ、将軍家や皇室への献上米としての歴史がある大変おいしいお米です。
その砂田地区で、野中さんはれんげを有機肥料として育てた、『砂田のこだわりれんげ米』を育てています。
野中さんの『砂田のこだわりれんげ米』は、一般流通の無いお米です!!
「FLCパートナーズストア」では、野中さんの『砂田のこだわりれんげ米』をネット独占販売しています。
お得な定期購入は、メールまたはお電話でご注文下さい。
今すぐ注文(ご予約)、詳細を知りたい方はコチラ!!
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
FLCパートナーズストア
『熊本の美味しい米』こちらは、昨年の稲刈りの際に撮影した、生産者の野中逸雄さんです。
野中さんは現在病気療養中のため、今年の稲刈りからの作業は、2人の息子さんたちが引き継ぎ行っています。
れんげの種まきについてお話しいたします。
砂田の田んぼをきれいに耕運して、れんげの種まきの準備万端です。
土には、稲刈り時に裁断した“稲ワラ”が鋤き込んでありました。
詳しくは、昨日のブログでご紹介していますので、そちらをご覧ください。
野中さんの長男の野中賢吾さんから、「れんげの種を撒くので取材お願いします!」との連絡をいただき、野中さんの田んぼに伺うと、賢吾さんが時間通りにトラクターでやってきました。
「おはようございます。父は動力の付いた機材を使ってれんげの種を撒いていたと思いますが、私はこの機材で手動で行います。まぁ、種を撒くことは同じですが、笠さんが「あれ?」って顔をしてたので先に話しました(笑)。」と健吾さん。
こちらが、以前の取材でれんげの種まきの様子を撮影した写真です。
「FLCパートナーズストア」を運営する株式会社旬援隊の代表取締役の私(笠泰紀)は、弊社で販売するすべての作物の、その栽培の様子農家さんの惜しまぬ手間ひまや匠の技を、年間を通して現地取材しこのブログで紹介しています。
野中さんのお米作りもずっと取材してきました。
冬の土つくりや種まき、苗床、田植え、稲の生長、花が咲き稲穂が実る様子、そして稲刈りなどその全てです。
「では、さっそくれんげの種まきをしていきますね!父も話してたと思うのですが、蒔いた種の7割もが発芽したらいい方だと思うんですよ。ですから、動力に頼らず自分の感覚で撒きたいので、私はこれが良いんですよ!」と健吾さん。
「その器材で、れんげの種が飛んで行ってるんですよねぇ~」と不思議がる私に、
「笠さん!そこにいて下さいよ!ほら!!」
賢吾さんが手動でバーを回すと、私のところまでたくさんの種が飛んできました!
賢吾さんは、れんげの種が飛ぶ範囲をきちんと見定めながら、広い田んぼを往復して進み、れんげの種を満遍なく蒔いていました。
この砂田地区でも、農家さんによってお米の育て方はそれぞれです。
お隣の田んぼはれんげを撒きません。
これから、牧草用の草をそだて、田植え前に刈り取ります。
野中さんは、コストや手間暇のかかるれんげでお米を育てています。
そうせずとも、美味しいお米の育つこの砂田地区で、なぜれんげにこだわるか?
それは、「自分が食べて美味しいと思えるお米を育てたい!」その一心からです。
その思いは、そのまま息子さんたちが引き継ぎ、『砂田のこだわりれんげ米』を同じように栽培しています。
この日に蒔いたれんげの種は、年内には発芽し、4月下旬から5月上旬にかけ、こうして一面に咲き誇ります。
しかし、れんげは収穫を目的にして育てるのではありません。
“緑肥”と言って、そのまま田んぼに鋤き込み、有機肥料とするのです(写真)。
花が咲き終わる5月の中旬、れんげは、その花も葉も茎も根もすべて田んぼに鋤き込み肥料とし美味しいお米を育てているのです。
れんげの種を撒き終えると、賢吾さんはトラクターに乗り込みます。
「父は、古タイヤをつないで作った転圧機を使っていたと思いますが、私は田んぼの表面だけを軽く耕運することにしました。」と健吾さん。
その様子がこちらです。
転圧とは、播種後の種を土に押し付ける作業のことです。
そうすることで、種が土に沈み風で飛ばされず、乾燥にも耐えられるのです。
今回、賢吾さんが行っているように、トラクターを用い、表面だけを軽く耕運すれば、同じ効果が見込めます。
野中さんがずっと続けてきたことを、機材は少々異なりますが、同じように行いお米を育てるのです。
「稲ワラの鋤き込みは弟の剛がしてくれたので、私がれんげの種まきをしました。父が毎年変わらず作り上げてきた土を、病気療養中の父に代わり、私たち兄弟がやっています。作業を終えたら父が安心するように無事に種まきを終えたこと報告したいと思います。」
賢吾さんは今回の取材の最後にそう話しました。
野中さんは、毎年変わらぬ育て方で、『砂田のこだわりれんげ米』を育てています。
基本的に、自分や家族、友人や知人が食べるために育てているお米で、市場に出回ることはありません。
平成30年度の野中さんの『砂田のこだわりれんげ米』も、冬の様子やれんげの発芽、苗床から田植え、稲の成長、稲刈りにいたるまで、このようにずっと取材してきました。
だからこそ、こうして自信をもっておススメできるのです。
もちろん、平成31年度の野中さんの『砂田のこだわりれんげ米』作りも、同じように現地取材を重ねていきます。
「FLCパートナーズストア」では、野中さんの『砂田のこだわりれんげ米』を、数量限定にてネット独占販売中です!!
ご注文は、下記「FLCパートナーズストア」のロゴをクリックしてお進みください。
定数になり次第、予告なしで終了とさせて頂きますので、ご注文はお急ぎください!!
ご来店、お待ちしてます。
FLCパートナーズストア 笠 泰紀
ホームページはこちら
『FLC日記』は「にほんブログ村」の
ランキングサイトに参加してます。
下のバナーをクリックして、
ランキングアップにぜひご協力下さい。
よろしくお願いします。
スーパー・青果店情報をチェック!
にほんブログ村