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菊池水源棚田米 清らかな水で育てられた匠のお米大好評販売中!平成29年度の苗床を現地取材!

FLC日記 2017年5月13日(土) 雨のち晴れ
熊本県菊池市、菊池水源の棚田で育てられた、『菊池水源棚田米』をご存知ですか?
一般流通のない大変貴重なお米で、ご存知の方はほとんどないと思います。
熊本の旬の食材を販売する、ネットショップ「FLCパートナーズストア」では、水にこだわる匠が、手のかかる棚田で、惜しまぬ手間ひまと愛情たっぷりに育てられた、『菊池水源棚田米』をネット独占販売しています。
菊池水源棚田米 清らかな水で育てられた匠のお米大好評販売中!平成29年度の苗床を現地取材!_a0254656_16341103.jpg


菊池水源棚田米 清らかな水で育てられた匠のお米大好評販売中!平成29年度の苗床を現地取材!_a0254656_16345474.jpg生産者の後藤武臣さんは、いつもこう話します。
「お米作りの命は水たいね。ここには水の源(みなもと)の良か水のあるとたい。だけん俺は、どぎゃん手のかかろうがこの棚田にこだわって米作りばしよるとたい。」

菊池水源棚田米 清らかな水で育てられた匠のお米大好評販売中!平成29年度の苗床を現地取材!_a0254656_16383492.jpgここは、熊本県菊池市、菊池水源にある棚田です。
全体を見下ろす高台から撮影しました。
どれ一つとして、四角い田んぼはありません。
後藤さんの田んぼは、高台から見て一番奥の、堆肥センターの左手、最も南に位置しています。
昨年4月に発生した、「熊本地震」の影響がここにも色濃く出ています。

菊池水源棚田米 清らかな水で育てられた匠のお米大好評販売中!平成29年度の苗床を現地取材!_a0254656_16434121.jpg棚田の中央を通る、曲がりくねった道を後藤さんの棚田へと下りていきました。
これは後藤さんの棚田(田んぼ)の法面です。
熊本地震で地盤が緩み、その後の大雨で崩れてしまいました。
現在、地盤を固める工事中です。

菊池水源棚田米 清らかな水で育てられた匠のお米大好評販売中!平成29年度の苗床を現地取材!_a0254656_16470256.jpgそれでも農業は待ったなしです!
今年も5月上旬に、苗床を作りました。
現在は保温や鳥害を防ぐための白いシートがかけられています。

菊池水源棚田米 清らかな水で育てられた匠のお米大好評販売中!平成29年度の苗床を現地取材!_a0254656_16493592.jpg苗床とは、田植えまでにお米の苗(稲)を育てるところです。
同じように発芽し、同じように成長しないと良いお米はできません。
そのために、ここで一斉管理し育てるのです。

菊池水源棚田米 清らかな水で育てられた匠のお米大好評販売中!平成29年度の苗床を現地取材!_a0254656_16511912.jpgこれは以前取材した、苗床作りの様子です。
後藤さんと奥様が、米の種(籾)を蒔いたトレーを、苗床にきれいに並べています。
熊本の“旬”を販売するネットショップ「FLCパートナーズストア」を運営する株式会社旬援隊の代表取締役の私(笠泰紀)は、弊社で販売するすべての作物の、その栽培の様子農家さんの惜しまぬ手間ひまや匠の技を、年間を通して現地取材しこのブログで紹介しています。

菊池水源棚田米 清らかな水で育てられた匠のお米大好評販売中!平成29年度の苗床を現地取材!_a0254656_16543447.jpgこちらは、昨年5月下旬の苗床の様子です。
後藤さんの『菊池水源棚田米』の栽培の様子も、もう何年も年間を通して現地取材してきました。
この地は1級河川「菊池川」の最上流にある水の源、菊池水源です。

菊池水源棚田米 清らかな水で育てられた匠のお米大好評販売中!平成29年度の苗床を現地取材!_a0254656_17011930.jpg菊池川の支流の水は、通称「原(はる)井出」と呼ばれる用水路を通り、先ほど棚田全体を撮影しした高台まで来ています。
そこからは、さらに細い用水路を通り、こうして各田んぼへと流れ込んでいます。
この水は、手足を洗うのはもちろん、収穫した作物を洗ったり、飲むことだってできるほどの、とても新鮮で清らかな水です。

菊池水源棚田米 清らかな水で育てられた匠のお米大好評販売中!平成29年度の苗床を現地取材!_a0254656_17060653.jpg後藤さんの田んぼは、私が立っているところも含め、5枚の棚田です。
もともと19枚あった三日月型の小さな田んぼ(棚田)を区画整理で5枚にしました。
「以前に比べれば随分米作りがしやすくなった!」と後藤さんは話しますが、それでもご覧の通り曲がりくねった田んぼです。

菊池水源棚田米 清らかな水で育てられた匠のお米大好評販売中!平成29年度の苗床を現地取材!_a0254656_17094391.jpg棚田でのお米作りは、平地の田んぼより、5倍とも10倍とも言われるほど手がかかります。
この急な土手の草刈りだけを考えても、かなりの重労働です。

菊池水源棚田米 清らかな水で育てられた匠のお米大好評販売中!平成29年度の苗床を現地取材!_a0254656_17245095.jpgそしてさらに、昨年の熊本地震で、後藤さんは田んぼの一部を失いました。
こちらは昨年の田植えの取材の際に撮った写真です。
この右手は土手になっていて、これより先は危険だと判断され、田んぼを狭くして田植えをしたのです。

菊池水源棚田米 清らかな水で育てられた匠のお米大好評販売中!平成29年度の苗床を現地取材!_a0254656_17404578.jpg「同じ農家仲間の中には、「地割れで田んぼのどぎゃんもならんけん、もう米作りはやめた!」なんていうもんもおるとたいね・・・。だけん、その分もがまだすばい‼」
後藤さんがそんな話をしていたのを思い出しました。

菊池水源棚田米 清らかな水で育てられた匠のお米大好評販売中!平成29年度の苗床を現地取材!_a0254656_17431097.jpg今回苗床の取材に行くと、あぜ道に後藤さんが蒔いたれんげがまだ残っていました。
後藤さんは、清らかな水に負けない土作りをするために、れんげの種を蒔き、冬から春にかけ“緑肥”として育てています。

菊池水源棚田米 清らかな水で育てられた匠のお米大好評販売中!平成29年度の苗床を現地取材!_a0254656_17455390.jpgれんげは収穫を目的として栽培したものではありません。
あくまで、美味しいお米を育てるための土つくりをするための“緑肥”として育てたものです。
“緑肥”とは、収穫を目的とせず、土作りのためだけに育てる植物で、れんげは花が終わる頃、花も葉も茎も根もすべえこの後田んぼに鋤き込み、そのまま有機肥料とするのです。

菊池水源棚田米 清らかな水で育てられた匠のお米大好評販売中!平成29年度の苗床を現地取材!_a0254656_17511567.jpg後藤さんは、昨年も清らかな水に負けない位の元気な土を作り、惜しまぬ手間ひまをかけ、熊本地震の困難に打ち勝ち、『菊池水源棚田米』を育て上げました。
こちらは、昨年の稲刈り直前の様子で、黄金色の稲穂の奥には阿蘇五岳の1つ『鞍岳』の雄大な姿がそびえています。

菊池水源棚田米 清らかな水で育てられた匠のお米大好評販売中!平成29年度の苗床を現地取材!_a0254656_17571899.jpg昨年の稲刈り取材の際の後藤さんです。
肥後もっこす(頑固者)の後藤さんですが、私には時折このような無邪気な笑顔を見せてくれます。
後藤さんの平成29年度の『菊池水源棚田米』作りが、本格的にスタートしました。

菊池水源棚田米 清らかな水で育てられた匠のお米大好評販売中!平成29年度の苗床を現地取材!_a0254656_18033342.jpgそして今年も後藤さんは、惜しまぬ手間ひまとたくさんの愛情で、10月上旬には黄金色の稲穂を育て上げることでしょう!
「FLCパートナーズストア」では、今年も後藤さんの『菊池水源棚田米』をネット独占販売いたします。

菊池水源棚田米 清らかな水で育てられた匠のお米大好評販売中!平成29年度の苗床を現地取材!_a0254656_18052269.jpg『菊池水源棚田米』は一般流通のない大変貴重なお米です。
おかげさまで大好評いただき、定期のお客様分を除くと残りわずかとなってきました。
白米と玄米をいずれも10kg、20kg、30kgで販売中です。
菊池水源の清らかな水と手のかかる棚田で、たっぷりの愛情と惜しまぬ手間ひまで育てた、安全・安心な美味しいお米です。
ふっくらとしてつやがあり、美味しいお米はそれだけでごちそうですよね!
ご注文は下記「FLCパートナーズストア」のホームページよりお急ぎください。

FLCパートナーズストア 笠 泰紀

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by flcps | 2017-05-13 18:09 | 菊池水源棚田米 | Trackback | Comments(0)
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