FLC日記 2018年8月27日(月) 晴れ
ネットショップ「FLCパートナーズストア」では、日本有数の米どころ、熊本県菊池市七城町の砂田地区で、土にこだわる匠の野中逸雄さんの『砂田のこだわりれんげ米』をネット独占販売しています。
こちらは、昨年10月12日に行われた稲刈りの様子です。熊本県菊池市七城町にある、砂田地区は、菊池川と迫間(はざま)川の間に位置してます。
七城町は、日本有数の米どころで、砂の混ざった独特な土壌を持つこの砂田地区の田んぼで育つ『砂田米』は、江戸時代から、美味いお米の代名詞と称賛されているお米です。
『砂田のこだわりれんげ米』生産農家の野中逸雄さんです。
「今年も良か米のでけたばい!」と満面の笑みです。
熊本県菊池市七城町の砂田地区で、れんげを有機肥料に使用しながら、無農薬でお米を育てる匠の農家さんです。
『砂田米』は、“天下第一の米”とされ、将軍家や皇室への献上米としての歴史がある大変おいしいお米です。
その七城町砂田で、野中逸雄さんは、れんげを有機肥料として育てた、『砂田のれんげ米(野中さんこだわりのお米)』を生産しています。
「FLCパートナーズストア」では、その『砂田のれんげ米(野中さんこだわりのお米)』をネット独占販売しています。
以前は、百貨店へも卸していましたが、現在は、野中さんの『砂田のれんげ米(野中さんこだわりのお米)』は、基本、自分や家族、親せきや友人のために育てているお米です。
ですから、一般流通はなく、大変貴重なお米で、特別に分けていただき販売しています。
定期購入のお客様の分を確保し、販売できる分は残りわずかとなってきました!
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平成30年度の『砂田のこだわりれんげ米』も、順調にそして元気に生育しています。
『砂田のこだわりれんげ米』の田んぼでは、この時期、今年も順調に出穂(しゅっすい)した稲穂に、花が咲きました。
この白い糸のようなものがお米の花です。
正確に言えば、今見えているのは雄しべです。
お米の花の開花時間は非常に短く、午前中に開花し、お昼頃には閉じてしまいます。
籾(もみ)はそうやって閉じてしまうので、この白いものは閉じたあとに残された雄しべなのです。
開花している間に、穂の先から、小さな花が咲いて、 葯(やく)から花粉が飛び出します。
柱頭にくっついた花粉が発芽し、花粉管を伸ばし、花粉の中の核を子房内の卵に届けます。
そうして受精したお米が大きく成長していくのです。
私がお米の花の様子を取材に伺ったのは、1週間ほど前のことです。
日本列島をダブル台風が過ぎ去った後で、まだ風邪が強く吹いていましたが、野中さんの稲たちは大きく風に揺れながらも、力強く育っていました。
「FLCパートナーズストア」を運営する株式会社旬援隊の代表取締役の私(笠泰紀)は、弊社で販売するすべての作物の、その栽培の様子、農家さんの惜しまぬ手間ひまや匠の技を、年間を通して現地取材し、このブログで紹介しています。
もちろん野中さんのお米作りも、もう何年も年間を通して現地取材してきました。
稲刈りはもちろんのこと、その後の冬の土つくり、種まき、苗床、田植え(写真)、苗の成長の過程、そして黄金色に輝く稲穂まで、その全てです。
野中さんは、普段は冗談ばかりを言う、とっても愉快な方ですが、こと、米作りとなると一切の妥協を許さないまさに匠の農家さんです。
「今年も稲ワラとれんげ以外にはなんも足さんで、なんも引かんで無農薬で育てるばい!」と野中さん。
4月下旬の野中さんの田んぼです。
この時期の田んぼは、1面れんげの花に覆われていました。
野中さんは、稲刈り後、整地をした田んぼにれんげの種を蒔き、春先までれんげを育てます。
れんげは、収穫を目的として育てるのではなく、美味しいお米を育てる土つくりの“緑肥”にするために育てられたものです。
花が咲き終わる、5月上旬、その花も葉も茎も根も全て田んぼに鋤き込み、有機肥料とするのです。
こうして、野中さんがれんげを田んぼに鋤き込んでいる頃、裏作を育てる農家さんたちは収穫の時期を迎えます。
裏作とは、稲刈りが終わり田植えをするまでの期間にお米以外の作物を育てることです。
代表的なのは、麦です(写真奥)。
その他にも、菊池市の名産の「水田ごぼう」(写真手前)や白菜などの野菜類、たばこ、牧草などが、稲刈りを終えた初冬から初夏にかけて栽培されています。
しかし、野中さんは、お米以外に田んぼで作物を育てません。
それどころか、コストや多くの手間ひまのかかるれんげを、その時期に栽培しているのです。
先ほども紹介した、昨年の稲刈り時の様子です。
毎年繰り返されることですが、野中さんは稲刈りの際に、稲ワラをこうして細かく裁断しながら田んぼにまいていきます。
田んぼの栄養で育った稲を、また田んぼに戻し、肥料とするのです。
こうして細かく裁断された稲ワラは、11月上旬、有機肥料とするために耕運機で田んぼに鋤き込んでいきます。
その後、さらに耕運しながら整地し、れんげのの種を蒔きます。
れんげは花が咲き終わる、田植え前のころ、先ほど紹介したように鋤き込んで有機肥料とするのです。
こちらは、8月上旬の分けつを終え、穂を形成するころの写真です。
野中さんは、稲刈り時の稲ワラと緑肥とするれんげの2つの有機肥料以外に、何も足さず、何も引かずに、無農薬で『砂田のこだわりれんげ米』を育てています。
基本的には、自分や家族、友人や知人が安全で美味しいお米を食べるためです。
そうして育てられた『砂田のこだわりれんげ米』を、「FLCパートナーズストア」の数量限定で分けていただき、弊社でネット独占販売しているのです。
一般流通のない、他で買うことのできない、大変貴重なお米です。
本日はお米の花の様子を中心に紹介しましたが、平成30年度の新米の発売は、10月下旬よりの予定です。
現在販売中の平成29年度の『砂田のれんげ米(野中さんこだわりのお米)』は、定期のお客様の分を確保すると、いよいよ残りわずかとなってきました。
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FLCパートナーズストア 笠 泰紀
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