FLC日記 2018年7月24日(火) 晴れのちにわか雨
ネットショップ「FLCパートナーズストア」では、熊本の旬の食材を販売しています。
「FLCパートナーズストア」を運営する、株式会社旬援隊は、熊本県菊池市、菊池水源の山奥にその本社所在地があります。
こちらは本社社屋です。
ここの敷地は1500坪ほどあります。
栗林や畑、キウイ棚、烏骨鶏の鶏舎などがあります。
15種類の果樹を栽培していて、畑では季節の野菜も育てています。
写真は6月中旬のもので、左の茶畑は同じ村の川口製茶園さんの、有機栽培(無農薬)の茶畑です。
自らの敷地の他にも、近隣の畑や田んぼを借りて作物を栽培しています。
こちらがその畑で、現在はエゴマ(白)を定植した後です。
白エゴマは、その種子(粒)を、無農薬栽培の菊池水源産白エゴマ油『ピュアホワイト』や、『焙煎えごま粒』とし、弊社のネットショップ「FLCパートナーズストア」で、オリジナルブランド商品として販売しています。
この山奥で私(株式会社旬援隊代表取締役 笠泰紀)は、自然と共に生き、自ら畑を耕し、15種類の果樹と原木しいたけを育て、烏骨鶏たちを飼育しながら、自給自足の生活を目指しています。
季節の野菜や果物、烏骨鶏のタマゴなどはありますが、自給自足にはどうしても必要なものがあります。
それがお米です!
今年から、お米も育て始めました。
これ、手植えしたんですよ!
ええかっこしい(かっこつけ)なので、きれいに植えることができたとこを載せてますが、かなり味のある田んぼになってます(笑)。
さて、本日は、先日やっと行った『原木しいたけ』の“本伏せ”について紹介します。
『原木しいたけ』とは、主にクヌギやナラの木を原木とし、そこにしいたけの菌(コマ)を打ち込み栽培する方法、つまり、最も自然に近い形で育てられた、しいたけのことです。
『原木しいたけ』の栽培は、私がこの山奥で暮らし始めたすぐから行っています。
原木とする主にクヌギの伐採から、こうして収穫を迎えるまでは、約2年もの歳月を要します。
栽培方法は、弊社の契約農家さんの「小春農園」さんの親子の匠から全て教えていただきました。
「小春農園」代表の小原正宏さんと息子さんで専務の小原将輝さんです。
「小春農園」さんの清流の里の『原木しいたけ』は、夏の時期生の出荷はありません。
現在は『原木しいたけ(乾燥)』のみを販売していて、生での出荷は11月中旬ころからです。
森の旨みを詰め込んだ『原木しいたけ(乾燥)』は弊社のホームページで購入できますので、ぜひご覧ください。
今回行った本伏せ作業は、コマを打った原木を平積みにしてシバ(上に乗せている枝葉)を取り除くことから始めます。
本来は梅雨明け前に行うようにと私の師匠(小春農園)さんからは言われていたのですが、今年から始めた米作りもあり、この時期になっちゃいました。
しいたけ菌が、原木の中で上手く育っているか心配でしたが、まぁまぁの状態です。
原木の切り口に見える、白いものがその原木しいたけの菌です。
原木の中で、さらに成長して、しいたけが立つのは、来年の秋です。
しいたけ菌は、直射日光に弱く、適度な水分と風通しも必要なため、このように平積みに重ねている仮伏せの状態ではよくありません。
そこで、風通しよくきちんと組んでおいておく状態が、今回行った“本伏せ”です。
師匠直伝の組み方を行っていますが、師匠たちはいとも簡単に行いますが、私は何度もやり直しながらなんとかスタートしました。
中央付近に風邪が通るようにしっかりと空間を確保しながら、上に乗せるのと、立てかけるのを繰り返しながら進めていきます。
このサイズの原木だとちょうどいい感じですが、問題はここからなんです。
今回、原木しいたけ用に伐採したクヌギは、同じ村に住む伊賀アイ子さんが、
「笠さんが今年も原木しいたけするなら、うちの敷地にあるあの大きなクヌギを伐採して使って!」
と依頼を受けたものを使用しました。
この写真でその大きさがわかりますか?
最後はあまりの大きさに少し我流も交えながら、なんとか本伏せすることができました。
それから、直射日光を避けるためのシバをしっかりと乗せて、最後にコマを打っていない原木の丸太を重しに乗せ、本伏せ作業は完了です。
来年の秋にこれらを栽培地に移し(ボタ起こし)、『原木しいたけ』の収穫を迎えます。
本日のブログでは、ここ(株式会社旬援隊)の7月の様子をご紹介しましたが、株式会社旬援隊の本業は、匠の農家さんたちが育てる、“本物”と呼べる食材のネット販売です。
各種フルーツ、新鮮野菜、お米、加工品などなどを「FLCパートナーズストア」と言うショップ名で販売しています。
特に、熊本の最旬フルーツは弊社の大人気商品です。
弊社で販売する、商品は全て、私がその栽培地に伺い、年間を通してその成長の様子や、農家さんの惜しまぬ手間ひまや匠の技を、毎日更新するこのブログを中心に紹介しています。
現在の、イチオシ商品は、熊本産高級種なしぶどう『山鹿のぶどう』です。
大人気の『シャインマスカット』も含め、選べる18商品の豪華ラインナップで販売しています。
その他には、無農薬で育てた朝採りの『フレッシュブルーベリー』、熊本限定栽培品種の高級マスクメロン『肥後グリーン』も大人気です。
そして、こだわりの『樹上完熟梨』の出荷もスタートしました。
いずれも、“匠”と呼べる農家さんが育てた逸品です。
お中元やご贈答用にも大変喜ばれています。
ぜひ、下記ホームページよりチェックしてみてください!
FLCパートナーズストア 笠 泰紀
ホームページはこちら
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