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デコポン(肥後ポン) 大きく甘く育てるための匠の摘果作業(2018) 前編:花から着果へ

FLC日記 2018年6月30日(土) 雨のちくもり

デコポン(肥後ポン) 大きく甘く育てるための匠の摘果作業(2018) 前編:花から着果へ_a0254656_18261765.jpg「摘果作業は、果実が実る枝の勢いや、その果樹自体の樹勢を判断して決めなければなりません。まずは、果樹の赤道面付近までの下成りや内成りのデコポンから摘果しています。上の方はその後です。果樹の上部に実るデコポンは、あまり早く摘果すると、大きく鼻るのですが、果皮がゴツゴツしたものになるので、上の方の摘果の判断も重要ですね!」

デコポン(肥後ポン) 大きく甘く育てるための匠の摘果作業(2018) 前編:花から着果へ_a0254656_18282935.jpgそう話してくれたのは、「小春農園」専務の小原将輝さんです。
ここは、熊本県山鹿市鹿北町にある「小春農園」さんのデコポンの栽培ハウスの1つです。
熊本の旬の食材を販売する、ネットショップ「FLCパートナーズストア」では、今年(平成30年度)も、匠の農家さん「小春農園」さんの『デコポン(肥後ポン)』をネット独占いたします。
デコポン(肥後ポン) 大きく甘く育てるための匠の摘果作業(2018) 前編:花から着果へ_a0254656_18352019.jpg


デコポン(肥後ポン) 大きく甘く育てるための匠の摘果作業(2018) 前編:花から着果へ_a0254656_18371926.jpg『デコポン』は、熊本を代表する柑橘類の1つです。独特なかわいらしい形状に加え、酸味と糖度のバランスの良い果汁の美味さは、“柑橘王”と称されています。
熊本の旬の食材を販売する、ネットショップ「FLCパートナーズストア」の数ある商品の中で、リピート率ナンバーワンを誇るのが、本日紹介する「小春農園」さんの『デコポン(肥後ポン)』です。

デコポン(肥後ポン) 大きく甘く育てるための匠の摘果作業(2018) 前編:花から着果へ_a0254656_18411311.jpg「小春農園」さんの『デコポン(肥後ポン)』は、“柑橘王”と称される、甘さと酸味のベストバランスの美味しさもさることながら、この見た目の美しさでも大変に気が高い商品です。
現在、大きくて美しいデコポンに仕上げるための、匠の摘果作業が行われていました。

デコポン(肥後ポン) 大きく甘く育てるための匠の摘果作業(2018) 前編:花から着果へ_a0254656_18441708.jpg5月上旬のデコポンの花咲く様子です。
「FLCパートナーズストア」を運営する、株式会社旬援隊の代表取締役の私(笠泰紀)は、弊社で販売するすべての作物の、その栽培の様子農家さんの惜しまぬ手間ひまや匠の技を、年間を通して現地取材しこのブログで紹介しています。

デコポン(肥後ポン) 大きく甘く育てるための匠の摘果作業(2018) 前編:花から着果へ_a0254656_18475816.jpg「小春農園」さんの『デコポン(肥後ポン)』の栽培の様子も、収穫の時のみならず、もう何年もこうして年間を通して現地取材してきました。
4月上旬のつぼみの様子です。

デコポン(肥後ポン) 大きく甘く育てるための匠の摘果作業(2018) 前編:花から着果へ_a0254656_18490444.jpgそのころに行うのが“花芽剪定”です。将輝さんのお父さんで「小春農園」代表の小原正宏さんが、匠の目で判断し剪定作業を行っています。
「俺たちは「命を吹き込む花芽剪定」って呼びよるとたいね。」

デコポン(肥後ポン) 大きく甘く育てるための匠の摘果作業(2018) 前編:花から着果へ_a0254656_18533593.jpg「この作業でその年のデコポンの出来の7割以上は決まると言っても過言じゃなかばい!」
「小春農園」さんでは、小原さんの長年の経験と卓越した技術、美子さんの惜しまぬ手間ひま、さらに果樹栽培を大学で専門的に学んだ将輝さんのスペシャリストの知識が重なり、毎年変わらぬ味の“本物”と呼べるデコポン(肥後ポン)を作り続けています。

デコポン(肥後ポン) 大きく甘く育てるための匠の摘果作業(2018) 前編:花から着果へ_a0254656_18585184.jpg小原さんや将輝さんの、匠の技の“花芽剪定”で、今年も元気な花が咲き、5月中旬ころからはこうしてビー玉ほどの小さなデコポンが着果していました。
しかし、まだこの時点では、きちんと着果しているとは言い切れないのです。

デコポン(肥後ポン) 大きく甘く育てるための匠の摘果作業(2018) 前編:花から着果へ_a0254656_19074804.jpgこちらは、現在の様子です。
先ほどの写真から1ヶ月以上もたっていますが、あまり大きさが変わらない果実がありました。
しかも、黄色くなっています。

デコポン(肥後ポン) 大きく甘く育てるための匠の摘果作業(2018) 前編:花から着果へ_a0254656_19094520.jpgそれらはいずれ果実に栄養を与えるのをやめ、こうして自ら落ちていきます。
その現象を「生理落下」と言います。
再び、将輝さんにお話をうかがいました。

デコポン(肥後ポン) 大きく甘く育てるための匠の摘果作業(2018) 前編:花から着果へ_a0254656_19120419.jpg「着果している果実は、この時期、ピンポン玉くらいの大きさになってます。今の時期まで待つと、生理落下はほぼ終わっています。ただ、デコポンは頑張り屋さんなので、そのままでたくさんの果実を実らせようとするんです。」

デコポン(肥後ポン) 大きく甘く育てるための匠の摘果作業(2018) 前編:花から着果へ_a0254656_19161068.jpg「そうなると、果実は小さなものがたくさん実ることになるんです。そこで、大きくてきれいで美味しいデコポンに仕上げるための作業が、この摘果作業と言うことになるんです。」

デコポン(肥後ポン) 大きく甘く育てるための匠の摘果作業(2018) 前編:花から着果へ_a0254656_19203493.jpg「この時期まで待つと、着果しているかどうかは毎年取材している笠さんならもお解りですよね?」と将輝さん。
「果実の茎のシマシマですよね!」と言うと、
「そう!その通りです。」

デコポン(肥後ポン) 大きく甘く育てるための匠の摘果作業(2018) 前編:花から着果へ_a0254656_19183458.jpg「きちんと着果している果実の茎の部分は、こうしてグリーンから色が変わって、シマシマになっています。ここまではっきりしていると、確実に着果しているという証拠になります。」と将輝さん。

デコポン(肥後ポン) 大きく甘く育てるための匠の摘果作業(2018) 前編:花から着果へ_a0254656_19244699.jpg「きちんと着果していても、将輝さんが匠の判断をして摘果するんですよね?その基準はどこにあるのですか?」と尋ねたところ、本日のブログの冒頭の話になりました。
詳しく紹介したいところですが、本日は少々長くなりましたので、この続きは明日のブログで紹介することとします。

デコポン(肥後ポン) 大きく甘く育てるための匠の摘果作業(2018) 前編:花から着果へ_a0254656_19301602.jpg「FLCパートナーズストア」では、今年も「小春農園」さんの“柑橘王”ことデコポン(肥後ポン)をネット独占販売いたします。
弊社の数ある商品の中で、リピート率がナンバー1なのが、「小春農園」さんのデコポン(肥後ポン)です。

デコポン(肥後ポン) 大きく甘く育てるための匠の摘果作業(2018) 前編:花から着果へ_a0254656_19315490.jpg12月下旬には、今年もこの“デコポン色”に輝くハウスを見ることができると思います。
今年も、12月下旬より、熊本限定栽培品種の、樹上完熟デコポン『ひのゆたか』からの収穫及び出荷予定です。
続いて、蔵出し完熟デコポン『不知火』と切れることなく1月上旬から6月中旬までの販売です。
これからも、その成長の様子、匠の技などを取材しご紹介していきます。
お楽しみに!!

FLCパートナーズストア 笠 泰紀

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by flcps | 2018-06-30 17:20 | デコポン(肥後ポン) | Trackback | Comments(0)
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