FLC日記 2017年5月5日(金) 晴れ時々くもり
ネットショップ「FLCパートナーズストア」では、今年も野中逸雄さんの『砂田のこだわりれんげ米』をネット独占販売しています。
熊本県菊池市七城町砂田地区で、土にこだわる匠が育てた安全で美味しいお米です。
一昨日、“緑肥”として栽培していたれんげの鋤き込み作業が行われました。
ここは、熊本県菊池市七城町の砂田地区にある野中逸雄さんの田んぼです。
この地で育つ『砂田米』は、江戸時代から、美味いお米の代名詞と言われた来ました。
“天下第一の米”と称されて、将軍家や皇室への献上米としての歴史があります。
「FLCパートナーズストア」では、七城町砂田の中でも、れんげを有機肥料として使った、『砂田のれんげ米(野中さんこだわりのお米)』をネット独占販売しています。
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FLCパートナーズストア
『熊本の美味しいお米』熊本県菊池市七城町は、日本有数の米どころです。
この地で育つ「七城のこめ」は、“おいしいお米日本一”に輝いた実績を持っています。
平成28年度の「七城のこめ」は、日本穀物検査協定が行う、食品ランキングで『特A』を獲得しました。
なんと、8年連続10回目の受賞です。
私は、野中さんの米作りを、もう何年も年間を通して現地取材してきました。
「FLCパートナーズストア」を運営する株式会社旬援隊の代表取締役の私(笠泰紀)は、弊社で販売するすべての作物の、その栽培の様子農家さんの惜しまぬ手間ひまや匠の技を、年間を通して現地取材しこのブログで紹介しています。
そんな中、私は野中さんのお米作りの取り組み、できたお米の安全性、そして何よりそのお米の美味しさに惚れ込み、弊社でネット独占販売しています。
野中さんは、基本的に自分や家族、親せきや知人のためだけにお米を作っています。
ですから、安全で美味しいお米にこだわるのです。
そのこだわりの1つが土つくりです。
野中さんは収穫(稲刈り)をしながら、稲ワラを裁断して田んぼにまいてきます。
その稲ワラは、11月上旬のれんげの種まき前に田んぼに鋤き込み、そのまま有機肥料にします。
この七城町でも、多くの農家さんが稲刈り後から田植えまでの期間を利用して、様々な作物を育てています。
それを“裏作”と言い、最もポピュラーなのが、まもなく収穫を迎える「麦」です。
この写真で手前にあるのは『水田ごぼう』です。
文字通り、水田(田んぼ)で育てるごぼうで、田んぼのふかふかの土でストレスなしで育ったごぼうは、まっすぐで香り高く柔らかいため、とても美味しいごぼうです。
『水田ごぼう』は菊池市がその発祥の地で、現在も生産量が日本一です。
「FLCパートナーズストア」では、その中でも「牛島農園」さんの、無農薬・無化学肥料で育てた『有機栽培水田ごぼう』をネット独占販売しています。
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さて、野中さんの『砂田のこだわりれんげ米』作りに話を戻しましょう!
こちらは、稲ワラを鋤き込みさらに耕運した後に行う、れんげの種まき作業です。
このれんげは、収穫を目的に育てるのではありません。
れんげの種はとても小さいため、野中さんが背中にしょっている専用の機材を使って行います。
野中さんは冬から春にかけて、裏作を作り収入を得るどころか、コストや手間ひまのかかるれんげを田んぼにまいているのです。
れんげは、1月上旬に発芽し、4月下旬にはこのように咲き誇ります。
これはもちろん野中さんがお米を育てる田んぼですが、その時期はれんげの花畑です。
この写真だけ見ると、この後ここでお米を育てるなんて想像できませんよね!(笑)
れんげは花が咲き終わる5月上旬に、その花も葉も根も茎も全て田んぼに鋤き込み、そのまま有機肥料とするのです。
それが本日のブログの冒頭で紹介したことで、野中さんは冬から春にかけては、作物を育てるどころか、お米のための土つくりをしているのです。
その様子をw田氏はこうして毎年現地取材しています。
れんげの鋤き込み作業の合間で、野中さんにお話をうかがいました。
「ここにもいろんな農家さんがおって、それぞれのやり方でお米ば作りよるたいね。俺は、今日鋤き込みよるれんげと、稲刈りの時の稲ワラ以外には、なんも足さんし、なんも引かんとたい。」
「もちろん、毎年お米は収穫するとだけん、その分の肥料としてれんげば栽培して鋤き込むわけたい。たくさん肥料ば上げると美味しいお米が育つとじゃないとたいね。現に、肥料が効きすぎるとお米は実る頃に倒れて、うまか米にならんとたい。」
引き合いに出して大変恐縮ですが、これは稲刈り前の近隣のある田んぼです。
これは私の像像ですが、おそらく田植え前に堆肥を田んぼに散布する際、この場所に下ろしてそこから田んぼにまいたのだと思います。
下ろした場所は肥料が効きすぎるため、根をしっかりと張ることをせず台風などの強風で倒れたのではないかと思います。
「れんげと稲ワラならば、場所によって肥料の効きすぎるってことはないとたい。だけん、稲もしっかりと根を張って倒れずに育つたいね。まぁ、俺はずっとこのやり方で、自分が食べるのに安全で美味しいお米を育てよるわけたい。もちろん今年も変わらんよ。だけん、笠くんとこに出すのも、数量限定になるけんその点は今年もよろしくね!」
野中さんはそう言うと、トラクターに乗り込み、れんげの鋤き込み作業を再開しました。
土つくりにこだわる匠、野中さんは今年も、毎年変わらぬ栽培方法で、『砂田のこだわりれんげ米』を育てていきます。
野中さんのお米は、以前は「砂田のれんげ米」として、デパートに卸していました
。しかし今は、自分や家族、親せきや知人のためだけにお米を育てています。
私は、野中さんのお米の美味しさとその栽培方法に惚れ込み、何とかお願いして「FLCパートナーズストア」で、数量限定で販売しています。
そして、そのお米を「ご飯がごちそうになるお米」と称しているのです。
平成28年度の野中さんの『砂田のこだわりれんげ米』は、定期購入のお客様分を除くと、残りわずかとなりました。
白米と玄米で、それぞれ10kg~30kgで販売しています。
ただし、定数になり次第、予告なしで完売とさせて頂きますので、ご注文はお早めにお願いいたします。
平成29年度のお米作りは始まったばかりです。
これからも、苗床から収穫まで、現地取材にてその様子をご紹介していきます。
お楽しみに!!
FLCパートナーズストア 笠 泰紀
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