FLC日記 2018年5月22日(火) 晴れ
熊本の旬の食材を販売する、ネットショップ「FLCパートナーズストア」では、熊本県菊池市、菊池水源で栽培されたブランド茶の『菊池水源茶』をネット販売しています。
本日は、平成30年の茶摘みの様子をご紹介いたします。
ここは、熊本県菊池市原(はる)、菊池水源の伊牟田地区にある、川口荘一さんの茶畑です。
伊牟田地区は、日本有数の茶どころで、この茶畑一つにしても、1枚の写真では全く収まりきれない広さです。
茶摘み用の専用機材で茶摘みが行われています。
あたり一面には、生茶のさわやかな香りが漂っていて、とても清涼感にあふれています。
茶摘み機を操縦しているのは、匠の農家さん「川口製茶園」の川口荘一さんです。
一定量まで収穫すると、左右3袋づつ、計6袋に分けて収穫されたお茶は、急いで別の袋に移しかえられます。
茶摘みは、スピードが大事なんです。
収穫したお茶はすぐに次の工程へと進めていかねばなりません。
「それにしても、ホント良い香りですね!」と言うと、
「今年は遅霜にやられたけん、例年に比べたら茶摘みが遅くなったばってん、良かお茶のできたよ!」
荘一さんがそう話しながら、手際よく作業を進めてます。
こちらは、伊牟田地区の公民館のすぐ横にある「川口製茶園」さんの茶工場です。
この茶工場で、収穫した“生茶”を、“荒茶”にまで仕上げ出荷するのです。
茶工場のすぐ近くには、「水源茶発祥之碑」と明記された、記念碑があります。
まさにここが、ブランド茶の『菊池水源茶』が生まれ、栽培をスタートした場所なのです。
熊本県菊池市、菊池水源は、その名の通り水の源(みなもと)にある地区です。1級河川の「菊池川」の支流に位置し、標高が高く霧深い場所にあり、朝夕や年間を通した寒暖の差で、美味しいお茶が育つ名産地です。
この茶摘みの際の、青々としてきらめくお茶の葉を見るのが私は大好きです。
しかし、この深い緑色は、きちんと手間ひまをかけ作り上げたものなのです。
茶摘みの取材をした日以降に収穫(茶摘み)をするお茶には、まだこうして寒冷紗がかけてありました。
こちらは4月中旬の芽吹いたばかりのお茶畑の様子です。
きちんと手入れが行き届いた、良い茶畑です。
茶摘みを迎えたころとは、明らかにその色が異なりますよね!
お茶の芽吹きから、ある程度の成長を確認すると、茶摘みまで寒冷紗と言う黒い布をかけて栽培します。
広い広い茶畑を、こうして手作業で行うのです。
やさしく寒冷紗をかけ、両サイドを枝に結び付けます。
そのひと手間が、あの鮮やかなお茶の色に仕上げるのです。
熊本の“旬”を販売するネットショップ「FLCパートナーズストア」を運営する株式会社旬援隊の代表取締役の私(笠泰紀)は、弊社で販売するすべての作物の栽培地に伺い年間を通して取材しています。
もちろん、「川口製茶園」さんの『菊池水源茶』の栽培の様子も、もう何年も年間を通して現地取材してきました。
こちらは、剪定を終えたお茶に肥料を与えている様子です。
毎年毎年、ベストな時期にベストな方法でしっかりと手をかけてきたからこそ、今年もこうして美しい茶畑の茶摘みを行うことができているのです。
「さて、お茶は新鮮さが大事だけん、すぐに持ち帰って荒茶にするよ!」
荘一さんがそう話しました。
私もすぐ後を追って、茶工場に向かいました。
茶工場に運び込まれた生茶は、最初の工程の蒸す作業に向けここに集められます。
この集積場所の下には、ファンが回っていてお茶をできるだけ新鮮なままの状態で保つことができるようになっていました。
収穫(茶摘み)された新茶が、緑茶の原料となる、「荒茶」になるまでの製造工程の様子は、以前取材しこのブログでご紹介していますので、そちらもぜひご覧ください。
「FLCパートナーズストア」オフィシャルブログ「FLC日記」
菊池水源茶
生茶から荒茶へ(製茶工場) 「FLCパートナーズストア」では、『菊池水源茶』をネット販売しています。
この地域独特の製茶法で作られた『玉緑茶』(写真)をはじめ、有機栽培(無農薬・無化学肥料)の抹茶(雲上の白)など、いずれも大変人気の高い商品です。
現在は、売り切れの商品もございますが、まもなく平成30年の新茶が入荷いたします。
水の源(みなもと)菊池水源で、澄んだ空気と肥沃な土壌、匠の夜惜しまぬ手間ひまによって育て上げられた『菊池水源茶』。
平成30年度の新茶からは、新たなラインナップを加える予定です。
ぜひ一度ご賞味ください!
FLCパートナーズストア 笠 泰紀
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