FLC日記 2018年4月25日(水) くもり
熊本の旬の食材を販売する、ネットショップ「FLCパートナーズストア」では、匠の農家さん「岡山農園」さんの、熊本産、黒小玉スイカ『ひとりじめbonbon』を、今年(平成30年)もネット独占販売いたします。
今年も6月上旬からの出荷予定です。
今年は、初回出荷分から、昨年も大好評いただいた黄色い果肉の黒小玉スイカ『ひとりじめbonbon』も数量限定で出荷いたします。
スイカらしからぬ黒い果皮で、切ってみると黄色い果肉と言うダブルインパクトで、プレゼントやご贈答にも大好評いただいている商品です。
ここは、熊本県山鹿市鹿央町にある「おかやま農園」さんの、黒小玉スイカ『ひとりじめbonbon』の栽培ハウスの1つです。
4月13日に撮影した、つる引き作業の後の様子です。
以前取材した、「岡山農園」の岡山佑大さんのつる引き作業の様子です。
つる引き作業とは、ハウスの中央から外側に向かって伸びたスイカのつるを、一度中央付近に引き戻す作業のことです。
「この作業の目的は大きく2つあります。実らせるスイカをハウスのベストポジションで育てるためと、もう一つはこうして不要なツルや脇芽をしっかりとかいで(取り除いて)あげるためです。」
そう佑大さんが説明していただいたことを思い出しました。
現在は、交配(受粉)を終えた黒小玉スイカ『ひとりじめbonbon』がこうして元気に成長中です。
黒小玉スイカと言えども、最初はこの様に緑色の果皮をしています。
こちらは、交配作業の様子です。
スイカは、雄花と雌花が別々に咲く雄雌異花の植物です。
本来なら、ミツバチなどがその間を飛び回って、受粉するのですがここは締め切ったハウスの中なので、こうして手作業で交配(受粉)させるのです。
「黒小玉スイカ『ひとりじめbonbon』は、苗の20節目前後の元気な雌花に交配(受粉)させるのがベストなんです。これは交配を終えたいわばスイカの赤ちゃんです。ハウスの中央と端の間のこの最も適した場所で育てるために、つる引き作業を施してたんです。」と、佑大さん。
また、交配作業はベストな場所の花に、ベストな時間に行わねばなりません。
それは、花が最も元気な10~11時の時間帯です。
同じように育てても、成長はそれぞれなので、この時期は毎日その時間にハウスに入り交配作業を行います。
こちらは収穫直前の様子です。
見事に1列に黒小玉スイカ『ひとりじめbonbon』が、ハウスの中のベストポジションに並んで成長しています。
その横に立っているのは“着果棒”と言います。
色分けされていて、いつ交配し着果したかがわかるように目印にし、収穫を管理するためのものです。
また、収穫の時期はスイカ自身も教えてくれます。
収穫のタイミングが来ると、スイカはマグネシウム欠乏により、果実のすぐ上の葉っぱがこのように黄色く色付いてくるのです。
『黒小玉(ひとりじめbonbon)』 は、スイカの黒い果皮も魅力の1つです。
「岡山農園」さんでは、スイカの下にフルーツパットを敷き傷つけないようにしながら、幾度となくまめに玉返しをして、全体に万遍なく日が当たるようにして色むらがないように大事に大事に育てます。
「FLCパートナーズストア」を運営する株式会社旬援隊の代表取締役の私(笠泰紀)は、そんな「岡山農園」さんのスイカ栽培も、もう何年も年間を通して現地取材してきました。
だからこそ、自信をもってお勧めできるのです。
「岡山農園」さんは、お父様(忠和さん)、お母様(文代さん)と、和功さん佑大さんのご兄弟で、最高級のスイカを育てる、まさに“匠”の農家さんです。
お父様、お母様の豊富な経験と、若いお二人の研究心、新しい技術を取り入れる向上心とが大きな力となり、“本物”と呼べるスイカを育てています。
今年も、6月上旬より出荷いたします。
多くのお客様のお声に応え、初回から赤果肉と黄色果肉を、今年からは同時販売いたします。
これからも、惜しまぬ手間ひまと匠の技を、現地取材を重ねご紹介いたします。
「岡山農園」さんの熊本スイカ『黒小玉bonbon』に、今年もぜひご期待下さい!
FLCパートナーズストア 笠 泰紀
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