FLC日記 2018年4月20日(金) 晴れ
「せとかは、上に伸びた強い花芽には実らせないように剪定するんです。笠さんがさっき見てきた(取材してきた)、デコポンの剪定作業とは明らかに違うでしょ?この強い芽を今から剪定します。」
「小春農園」専務の小原将輝さんが、そう言いながら“花芽剪定”を行っています。
ここは、熊本県山鹿市鹿北町にある、「小春農園」さんの、究極の柑橘『せとか』の栽培ハウスです。
ハウスと言えども、ボイラーを焚き、加温をして育てるのではありません。
ハウスはあくまで雨風や病気、害虫から大切な果樹や果実を守るためのものです。
「FLCパートナーズストア」では、「小春農園」さんの究極の柑橘『せとか』に中から、選び抜かれた“極選”の『プリンセスせとか』をネット独占販売しています。
『プリンセスせとか』は、大好評につき、昨年をはるかに上回るペースでご注文を頂戴しすでにほぼ完売しました。
現在は、若干小ぶりながらその美味しさは変わらないお買い得な「ファミリータイプ」のみを、残りわずか販売中です!
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「FLCパートナーズストア」
究極の柑橘『せとか』あらためて生産地と生産者の紹介をします。
「小春農園」さんのみかん畑から撮影した、『せとか』の栽培ハウス(左)と『デコポン』の栽培ハウス(右)です。
自然豊かなこの地の、日の当たる山の斜面にその栽培ハウスはあります。
生産者は「小春農園」さんで、おもに代表の小原正宏さんと息子さんで専務の小原将輝さんの親子の匠が中心となって、様々な“本物”と呼ばれる作物を栽培しています。
この日私は、2つの取材を目的として「小春農園」さんにうかがいました。
1つ目は、柑橘王こと『デコポン』の花芽剪定の様子(写真)です。
その様子は、4月14日と15日のこのブログ「FLC日記」で詳しく紹介していますので、興味のある方はご覧ください!
そして、2つ目が本日紹介している、究極の柑橘『せとか』の花芽剪定作業の現地取材です。
今年も良い花芽が来ています。
熊本の“旬”を販売するネットショップ「FLCパートナーズストア」を運営する株式会社旬援隊の代表取締役の私(笠泰紀)は、弊社で販売するすべての作物の、その栽培の様子農家さんの惜しまぬ手間ひまや匠の技を、年間を通して現地取材しこのブログで紹介しています。
「小春農園」さんの『デコポン』や『せとか』も、もうな年もその全てを現地取材してきました。
この日は親子の匠がデコポンとせとかのハウスに分かれ花芽剪定をを行っていましたが、私の取材に協力いただき、デコポンのハウスの後にせとかのハウスに集まていただきました。
「剪定すると言われたのは、この枝ですよね!」私がそう言いながら指さすと、
「そうです。その真上に伸びた強い枝は不要です。不要と言うより、良い『せとか』が実らないので、剪定して落とすんです。真上に伸びた強い枝では、『せとか』の果実が大きくなりすぎるとともに、果皮がざらざらなものになってしまいます。」
『デコポン』だと、真上とはいかないにしても、強い芽を残します。そこがデコポンの剪定とは明らかに異なるとこですよね!」
将輝さんはそう言うと、真上に伸びた枝をパチンと言う心地よい音と共に剪定しました。
「では、どこに実らせるのですか?」と尋ねると、「それは良い質問です。斜めに伸びた有葉果に実らせます!どんなに良い花でも、葉っぱを伴わない果実はせとかの場合、美味しくなりません。」
「先ほどの上に伸びた芽を切っても、この斜めに伸びた芽が残っています。いずれも花がきちんと来ていて、若い葉っぱが芽吹いていますよね。この2本に実らせるのか、1本にするのか?1本にするならどちらを残すのか?その辺りの究極の選択を繰り返しながら“花芽剪定”をしてるんです。」と将輝さん。
こちらは、2月上旬の『せとか』の収穫前の様子です。
あの若葉が、美味しい『せとか』を育てるべく、こんなにもたくましい葉っぱとなるのです。
しかしそれは、まだまだ10ヶ月も先の話です。
「『デコポン』も『せとか』も、この花芽剪定は美味しく育つかどうかの重要な作業になるとたい。ただ、それぞれの特徴があるけん、俺はデコポン、将輝はせとかって分かれて剪定しよったわけたい。」
「果樹の本数からすると、デコポンの方がうちでははるかに多かとばってん、せとかは剪定しながら枝ば集めていかにゃんけん、花芽剪定が終わるのはちょうど同じくらいになるとじゃないかな。」と小原さん。
「せとかは枝を集めるのは例のアレのせいですか?」と尋ねると、
「そうそう!解り安かとば見せるけん、写真撮ると良かよ!」そう言いながら小原さんはせとかの果樹に潜り込み、1本の枝を剪定しようとしました。
例のアレについてお話ししたいとこですが、本日は少々長くなりましたので、この続きは明日のブログで!
収穫の際に撮影した親子の匠の3ショットです。
「小春農園」さんでは、代表の小原正宏さんの長年の経験と卓越した技術、奥様の美子さんの惜しまぬ手間ひま、さらには大学で柑橘類の栽培を専門に学んだ息子さんで専務の将輝さんの専門知識が加わり、その3人が中心となり、本日ご紹介した究極の柑橘『せとか』など、まさに“本物”と呼べる様々な作物を育てています。
現在、大好評発売中なのが、幻の白い『長生たけのこ』と、弊社のリピート率ナンバー1商品の、蔵出し完熟『デコポン(肥後ポン)』(写真)です。
6月からは、山あいの『南高梅(青梅、完熟梅)』、8月には『甘熟いちじく』を出荷いたします。
その他には、『原木しいたけ』、『乾燥しいたけ』、『干したけのこ』、『ザ・みかん』なども生産していて、いずれも「FLCパートナーズストア」で、ネット独占販売しています。
「FLCパートナーズストア」では、来年も「小春農園」さんの究極の柑橘『プリンセスせとか』をネット独占販売いたします。
本日は、花芽剪定の様子をご紹介しましたが、これからの花咲く様子や摘果作業、その後の成長の様子など、もちろん今年も現地取材して、このブログでご紹介していきます。
まずは、明日のブログで「例のアレ」も含め紹介しますので、ぜひご覧ください!
お楽しみに‼
FLCパートナーズストア 笠 泰紀
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