FLC日記 2018年4月19日(木) 晴れ
「この子は着果ができていますね。まもなく着果棒を立てます。これからどんどん大きくなりますよ。最初の着果分は、5月22日(火)の出荷予定です。交配(受粉)作業をしながら、不要な脇芽をきちんと摘んで、手をかけて育てていきますので、今年の『祭りばやし』にも期待して良いですよ!」
1週間前の4月13日、「岡山農園」さんの大玉スイカ『祭りばやし』の栽培ハウスを現地取材しました。
「岡山農園」の岡山佑大さんが、着果したスイカを手にそう話してくれました。
熊本の旬の食材を販売する、ネットショップ「FLCパートナーズストア」では、今年(平成30年)も、匠の農家さん「岡山農園」さんの、熊本産大玉スイカ『祭りばやし』をネット独占販売いたします。
熊本県は日本一のスイカの産地です。
「FLCパートナーズストア」では、スイカの匠が育てた、小玉スイカ『ひとりじめHM』、大玉スイカ『春のだんらん』、大玉スイカ『祭りばやし』、そして黒小玉スイカ『ひとりじめbonbon』を今年も販売いたします。
ここは、熊本県山鹿市にある「岡山農園」さんの大玉スイカ『祭りばやし』の栽培ハウスです。
今回も「岡山農園」の岡山佑大さんに取材協力いただきました。
「FLCパートナーズストア」を運営する株式会社旬援隊の代表取締役の私(笠泰紀)は、弊社で販売するすべての作物の、その栽培の様子農家さんの惜しまぬ手間ひまや匠の技を、年間を通して現地取材しこのブログで紹介しています。
もちろん「岡山農園」さんのスイカ栽培も、もう何年も年間を通して現地取材してきました。
ハウスの奥付近では、佑大さんのお母さんの文代さんが、芽カギ作業を行ていました。
芽カギとは、脇芽を摘み取る作業のことで、そうすることでスイカの株が、スイカの果実に全力を注げるようにするのです。
「岡山農園」さんでは、大玉スイカの場合、3本のツルを伸ばし、1玉のスイカを栽培します。
至高の1玉を育て上げるのです。
ちなみに、黒小玉スイカ『ひとりじめbonbon』は、3本のつるで2玉の栽培です。
スイカは、雄花と雌花が別々に咲く雄雌異花の植物です。
こちらは雄花です。
本来なら、ミツバチなどがその間を飛び回って、受粉します。
しかし、ここは締め切ったハウスの中です。
交配(受粉)は、手作業で行います。
写真はスイカの雌花です。
花の下には小さなスイカが見れますが、このままでは実りません。
雄花を摘み取り、こうして雄花の花粉を、直接雌花につけ受粉させていくのです。
その作業は、最も花が元気な10時~11時に毎日行います。
「大玉スイカの場合、20節目の雌花に交配して着果させるんです。スイカがハウスの中のベストポジションで育つように、つる引きをしているので、中央の通路とハウスの端の真ん中あたりに、収穫前はずらりとスイカが並びますよ!」
佑大さんが着果したてのスイカを手にそう話してくれました。
収穫前の様子がこちらです!
佑大さんのお話通り、ずらりとスイカが並んでますよね!
スイカの横に立っているのは着果棒と言って、色分けされた棒を目印として立て、収穫日をわかるように管理してあります。
その間には、何度も玉返しを行います。
スイカの果実全体に満遍なく日が当たるように、スイカの向きを変える作業です。
そうすることで、スイカ全体が色づき、果実もどこを食べても美味しくなるのです。
大玉スイカ『祭りばやし』は、果肉はしっかりしていて、大玉スイカならではのシャリシャリした食感が楽しめます。
どちらかと言えば、シャリシャリより、サクサクの方がぴったりではないでしょうか!
また、スイカの形状は豊円型で割った時の空洞がないのも特徴の一つです。
「岡山農園」さんの大玉スイカ『祭りばやし』は、糖度も12度を超え、スイカの糖度としては最高級です。
「FLCパートナーズストア」では、今年も「岡山農園」さんの熊本産大玉スイカ『祭りばやし』をネット独占販売いたします。
もちろん今年も、出荷する朝に収穫し即日発送でお届けいたします。
ただし、収穫した中から、選びに選びぬかれた“極選”のスイカのみの数量限定、完全予約制の販売です!
これからも、その成長の様子や惜しまぬ手間ひま、匠の技を現地取材でご紹介いたします。
お楽しみに!
FLCパートナーズストア 笠 泰紀
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