FLC日記 2018年4月11日(水) くもり時々雨
熊本の旬の食材を販売する、ネットショップ「FLCパートナーズストア」では、今年(平成30年度)も匠の農家さん「小春農園」さんが育てた、『山あいの南高梅(青梅・完熟梅)』をネット独占販売致します。
本日は、着果の様子を現地取材してきましたのでご紹介いたします。
ここは、熊本県山鹿市鹿北町にある「小春農園」さんの『山あいの南高梅』の梅園です。
大自然の中、日の当たる山の斜面を利用して、澄んだ空気と清らかな水、大地の恵みで『山あいの南高梅』は育てられています。
私が伺ったのは、朝早かったため、まだ朝日が当たっていないところもありました。
春の下草が随分と伸びているように見えますが、これはこの時期あえて伸ばしているのです。
その栽培方法を“草生栽培”と言います。
下草は、時期を見てすべて手作業で刈り、そのまま有機肥料とします。
また、下草を伸ばすことで、害虫がその草にとどまり果樹に影響を少なくし、さらには害虫を退治してくれる大事な虫も住みつくことができるのです。
取材をしていると、どんどん朝日が当たり始めてきました。
こちらは以前取材した、2月中旬の開花の様子です。
毎年、2月中旬に咲き始め、3月上旬ごろに満開を迎えます。
咲き誇る南高梅の花たちです。本日のブログの2枚目の写真にもあった中央に写る建物は、「小春農園」さんの柑橘王こと『デコポン(肥後ポン)』の栽培ハウス、梅園と梅園の間やさらに上部にはみかん畑も見えます。
「小春農園」さんでは、本日ご紹介している『山あいの南高梅(青梅・完熟梅)』の他にも、様々な作物を育てています。
現在、大好評販売中の「小春農園」さんの柑橘王こと『デコポン(肥後ポン)』は、その見た目の美しさと糖度と酸味のベストバランスの味わいで、ネット独占販売する弊社のリピート率ナンバー1の大人気商品です。
現在は、昔ながらの土壁の蔵の中で大切に追熟された、蔵出し完熟デコポン(肥後ポン)『不知火』が大好評発売中です!
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「FLCパートナーズストア」
蔵出し完熟デコポン『不知火』『山あいの南高梅(青梅・完熟梅)』や『デコポン(肥後ポン)』の他にも、『山あいの甘熟イチジク』、『ザ・みかん』、『原木しいたけ』(生しいたけ、乾燥しいたけ)、幻の白い『長生たけのこ』、『干したけのこ』、究極の柑橘『せとか』などなどを栽培していて、今紹介した商品はいずれも「FLCパートナーズストア」でネット独占販売しています。
『南高梅』に話を戻しましょう!
出荷の際に撮った写真ですが、この大きさ、お分かりいただけますか?
先ほど花の様子を紹介しましたが、梅は開花から約3ヵ月で収穫を迎える、その間の栽培期間がとても短い作物です。
こちらは現在の様子。
花が終わり着果した南高梅たちです。
ちょうど生理落下が終わった頃です。
それぞれの果樹の体力以上に実ろうとする果実を自ら落とすのが生理落下です。
以前の取材で、「小春農園」専務の小原将輝さんがこんな話をしてくれました。
「梅は開花から収穫までが短いので、草刈りや追肥などそのタイミングはとても重要なんです。」
「着果の頃と同じくして、若葉たちもどんどん成長していきます。その頃、果樹の体力を維持するために、有機肥料を散布するのですが、そのタイミングを間違えると、『南高梅』が成長せずに落ちてしまう可能性があるんです。」
小原将輝さんは、大学で果樹栽培を専門的に学んだ、いわばスペシャリストです。
「実はこの道下の梅園は全て伐採しようと思ってるんです。」と将輝さん。
「え?どうしてですか?」と尋ねると、
「先ほども話したように、開花から収穫までがとても短く、様々な作業を待ったなしで行わないといけないのですが、そのころは、しいたけのコマ打ち、たけのこの収穫、デコポンやせとかの剪定などと、作業が目白押しなんです。」
「南高梅の栽培地をこの道を折り返した先のところだけにして、作業の負担を減らそうと思ってるんです。父とも話したのですが、やはり、しっかり手をかけた高品質のものを作りたいので、苦渋の選択ですがそうするつもりです。」
その言葉通り、この冬、下の段の炭鉱梅たちは全て伐採されました。
着果の取材の当日、デコポンの剪定作業を売る将輝さんのお父さんで「小春農園」代表の小原正宏さんを訪ねました。
「笠さん!伐採した梅園は見てきたね?毎年たくさん注文いただいてきたけん、ほんと申し訳なかとばってん、俺たちも中途半端なものは出したくないとたい。その分、デコポンもしっかり手ばかけるし、もちろん残した南高梅たちは最高に仕上げるけんね。」
下の段の南高梅が咲き誇る頃に撮った親子の匠のツーショットです。
「FLCパートナーズストア」を運営する株式会社旬援隊の代表取締役の私(笠泰紀)は、弊社で販売するすべての作物の、その栽培の様子農家さんの惜しまぬ手間ひまや匠の技を、年間を通して現地取材しこのブログで紹介しています。
もちろん、「小春農園」さんの『山あいの南高梅』の栽培の様子も、もう何年も年間を通して現地取材してきました。
こちらは夏の剪定作業の際の写真です。
こうして、ずっと取材してきた私は、「小春農園」さんを100%信頼しています。
小原さんの言葉通り、この残した梅園に育つ『南高梅』を、今年も間違いなく“本物”と呼べる『南高梅』に育て上げてくれると思います。
ただし、出荷予定量は昨年の約半分になることをご了承ください。
「FLCパートナーズストア」では、今年(平成30年度)も「小春農園」さんの『山あいの南高梅(青梅・完熟梅)』をネット独占販売いたします。
青梅は6月上旬より、完熟梅は6月中旬よりの出荷予定です。
青梅、完熟梅ともに、今年もすでにたくさんのご予約を頂戴している大人気商品です。
その上、出荷予定量は半分になるのですから、完売間違いなしの早い者勝ちとなります。
現在は、ホームページからのご予約は承っておりませんが、お電話でのみご予約を頂戴しています。
これからも、惜しまぬ手間ひまや匠の技、果樹の成長の様子などなどを取材してこのブログでご紹介していきます。
ぜひご覧ください。
FLCパートナーズストア 笠 泰紀
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