FLC日記 2018年2月22日(木) くもり時々晴れ
冬の剪定と誘引作業が終了しました!
今年も、惜しまぬ手間ひまをかけ、『水源キウイ』を無農薬、無化学肥料で育てます。
熊本の旬の食材を販売する、ネットショップ「FLCパートナーズストア」では、弊社のオリジナルブランド商品、熊本県菊池水源産、無農薬・無化学肥料で育てた『水源キウイ』を、平成29年度もネット独占販売いたします。
収穫及び出荷は、今年も11月中旬からの予定です。
ここは、熊本県菊池市、菊池水源の山奥にある、「FLCパートナーズストア」を運営する、株式会社旬援隊の敷地内にある、キウイ棚の1つです。
今年も、冬の剪定作業と誘引作業を行いました!
こちらは、社屋のすぐ横にあるキウイ棚と、剪定した枝です。
この枝は、ほんの一部で、1つのキウイ棚で、この写真の5倍ほどの枝を剪定しました。
キウイ棚は全部で4ヵ所あり、そこにグリーン種とゴールド種のキウイを栽培しています。
新しい品種も成長中ですが、その話はまた後日詳しく紹介します。
ここは、九州の熊本県と言えども、この山奥は高冷地で、年に何度も積雪を観測します。
今年は特に雪が積もった日が多く、1月下旬から始めたキウイの剪定と誘引作業は、何度も中断せざるおえませんでした。
今年の元旦に撮影した、株式会社旬援隊の本社社屋です。
ここは、熊本県菊池市、菊池水源の山奥で、1500坪の敷地があり、さらに近隣農家さんに畑を借りて、約3000坪ほどを管理し、様々な作物を育てています。
こちらは、秋の様子で、上の段の畑と栗林です。
株式会社旬援隊の代表取締役の私(笠泰紀)は、自然と共に生き、自ら畑を耕し、さまざまな果樹や原木しいたけを育て、烏骨鶏たちを飼育しながら、自給自足の生活を目指しています。
この時期、畑では、大根、白菜、チンゲン菜、春菊などを育てていて、その奥は収穫を終えた「エゴマ」のを栽培地です。
こうして様々な作物や果樹を育てていますが、ここでは一切、農薬や化学肥料を使用していません。
私がここで農薬や化学肥料を使用せずに、全ての作物を育てるにはきちんと理由があるのです。
これは、5月に行われた「茶摘み」の様子です。
ここの敷地の周りはほとんどが、ブランド茶『菊池水源茶』の茶畑です。
お茶畑のすぐ横に、先ほど紹介した畑や『利平栗』の栗林があります。
この茶畑は、『有機抹茶』の原料となる碾茶の茶畑です。
有機栽培のお茶はかなり厳しい基準があり、農薬や化学肥料の使用ができません。
もし、農薬や化学肥料が検出されると、向こう3年間は“有機栽培”として販売ができなくなります。
ですから、有機栽培のお茶を育てることに協力して、ここでも一切の農薬や化学肥料を使用していないというわけなんです。
有機抹茶『雲上の白』は、「FLCパートナーズストア」の大人気商品です。
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「FLCパートナーズストア」
『菊池水源茶』さて、キウイに話を戻しましょう!
そんな、農薬や化学肥料を一切使用しない(できない)環境下で育てるわけですから、その分しっかりと手をかけて栽培しています。
冬の剪定作業を施した際に、切り落とした枝のほんの一部です。
毎年、きちんと剪定を施し、キウイの果樹を活性化させながら、元気な花を咲かせています。
キウイは、基本的には新しく芽吹いた枝に班が咲き、キウイも実ります。
この写真の手前の太めの枝の先にキウイが実っていたのです。
その先の細いのは、私が摘果で落とした際の残りの枝です。
このように実らせた枝の先があまり成長しなくても、ここにもきちんと花芽が来てキウイは実りますが、大きなものはできにくい傾向にあるようです。
その場合は、1つだけ実らせると割と良いようです。
また、一般的には“徒長枝”と呼ばれるような、真新しい枝にも花芽が来てキウイが実るので、キウイ栽培においては、このような枝ばかりを使用する方も多いようです。
私の場合は、樹勢やその枝の勢いなどを判断しながら、剪定を施し花の数を決めています。
剪定もこつがありますが、大事なのは、できるだけ枝が重ならないように誘引してあげることです。
キウイ棚のパイプや、ワイヤーにできればしっかり固定します。
キウイが実る場所は大まかわかるので、必ずパイプやワイヤー、他の枝などにあたらないようにイメージして誘引しています。
また、伸びた枝の角度や勢いが強すぎる場合は、しっかり固定するとこまで曲げると折れてしまうので、ギリギリのところで止める場合もあります。
でもこの枝も、キウイが実ったり、枝が成長するにつれ自然と落ちてきてパイプに乗っかるようになると思います。
これからのことを少し話しておきましょう!
ここでは、キウイの花は毎年ゴールデンウイークの頃に開花します。
こちらは、雌花、キウイは雄花と雌花を別の株につける雌雄異株の植物です。
こちらが雄花です。
雌花と違い、真ん中の子房がありません。
この雄花と雌花の間を、虫たちが飛び回り受粉して、果実が実るのです。
着果してからがまた大変な作業が待っています。
着果が確認できる頃になると、1次摘果作業を施します。
さらに、大きくて甘く美味しいキウイに育てあげるための、2次摘果作業も行わなければなりません。
キウイは、5月上旬の開花から、11月下旬の収穫まで、半年以上もの果実の栽培期間を要します。
花の前には摘蕾作業、開花後は、摘果作業、夏の剪定、肥料の散布など、様々な作業をしていかねばなりません。
毎年、楽しみにしていただいているお客様も多いので、今年も惜しまぬ手間ひまで育てていきます。
熊本県菊池市、菊池水源のきれいな空気と、清らかな水、元気な太陽の光によって育つ、『水源キウイ』は、安心・安全な完全無農薬、無化学肥料で育てます。
もちろん、農薬や化学肥料を使用しない分、しっかりと手をかけてあげなばなりません。
今年も、「FLCパートナーズストア」で、ネット独占販売致します。
その成長の様子や、様々な作業もこれからもご紹介していきます。
お楽しみに!!
FLCパートナーズストア 笠 泰紀
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