FLC日記 2018年1月20日(土) 晴れ時々くもり
「小春農園」さんの究極の柑橘『せとか』は、2月中旬よりの出荷予定です!
熊本の旬の食材を販売する、ネットショップ「FLCパートナーズストア」では、2018年も「小春農園」さんの究極の柑橘『せとか』をネット独占販売いたします。
1月下旬より、先行予約受付をスタートいたします。
本日は、昨日に続き、熊本県山鹿市鹿北町にある「小春農園」さんの究極の柑橘『せとか』の栽培ハウスの現在の様子をご紹介いたします。
取材に応じてくれたのは「小春農園」専務の小原将輝さんです。
「いよいよ『せとか』の退色が始まりました。収穫が近いという証拠です。いったんマックス状態まで色付いて、こうして退色するのが『せとか』の特徴なんです。」
将輝さんが、1つのせとかを手にそう話し始めました。
「手前の方が、少し色が薄いですよね!これが退色しているってことなんです。『せとか』を露地栽培しているようなところでは、退色がひどくなるため“サンテ”と言って、黒いストッキングのようなものをかけて育てます。」
「でも、私たちは、“サンテ”は使いません。収穫までの大切な時期にしっかり太陽の光をあびさせて甘く、美味しく育てるためです。それにここでは、あまりひどい退色はおこらないんです。」と将輝さん。
「小春農園」さんは、ハウス栽培で究極の柑橘『せとか』を育てています。
ボイラーを焚き加温して育てているのではありません。
ハウスと言えども、ハウスはあくまで雨風や害虫、病気から大切な『せとか』を守るためのものです。
この時期は、ハウス内に内張をして、ビニールを2重にして寒さ対策をしています。
気温が-10℃にもなるような際には、ハウス内も氷点下になるため、念のためストーブを配置して急な寒さにも備えています。
また、サンテを使用せずにきれいで美味しい『せとか』を育てるための対策も施しています。
こちらは、10月中旬に「小春農園」さんのみかん畑から『せとか』の栽培ハウスを撮った写真です。
左の青いところが『せとか』のハウスで、右の木造のハウスは柑橘王こと『デコポン』の栽培ハウスです。
12月上旬の様子です。
先ほどの青いものは、害虫や病気対策としてハウス全体を覆っている網目状のシートです。
寒さが本格的になる11月中旬から、その外側にビニールを張り、本格的なビニールハウスとします。
12月に入るとハウスの内側にもう1枚ビニールを張り、さらに寒さ対策をしていきます。
12月上旬の内張りのビニールをはる様子です。
「小春農園」さんでは、将輝さんのお父さんで「小春農園」代表の小原正宏さんの長年の経験による卓越した技術と豊富な知識に加え、奥様の美子さんの惜しまぬ手間ひま、さらに大学で柑橘類の栽培を専門に学んだ、息子の将輝さんの専門的な知識と管理能力で、様々な“本物”と呼べる農作物を育てています。
「FLCパートナーズストア」を運営する株式会社旬援隊の代表取締役の私(笠泰紀)は、弊社で販売するすべての作物の、その栽培の様子農家さんの惜しまぬ手間ひまや匠の技を、年間を通して現地取材しこのブログで紹介しています。
もちろん、「小春農園」さんの究極の柑橘『せとか』の栽培の様子も、もう何年も年間を通して現地取材してきました。
収穫の様子はもちろんのこと、収穫後の様子や選定作業、花が咲き着果し、摘果を施し、1玉1玉『せとか』をひもで吊るす様子、果実の成長から着色などなど、その全てです。
ハウスの内張りの様子までをも、こうして現地で取材してきました。
「小春農園」さんでは、青い網状のシートと、2重のビニールによって、『せとか』の極端な退色を防いでいます。
「せとかを栽培している多くの農家さんは、退色対策に苦労されていますよ。」将輝さんが話をつづけました。
「対策としては、“サンテ”が最も効果的ですが、この時期、美味しく育てるための大切な日光を遮ることにもなるんです。そうなると、私たちが理想とする『せとか』のあの味にならないんです。」
「この時期は、潅水(作物に水を与えること)を一切止めて、『せとか』の果実の中に甘さと旨さを閉じ込めている時期なんです。だから、太陽の光がとても大切なんです。」
「笠さん!収穫時のうちの『せとか』の色を覚えていますか?激しい退色することなく、きれいだったでしょ?『せとか』の特徴として必ず退色はしますが、ここではそれを“色がしっくりと落ち着いた”と考えています。」
「今年も、あのきれいで美味しい『せとか』を期待してよさそうですね!」と言うと、
「もちろん!お任せください!!昨年以上の出来に仕上げますよ!」
将輝さんは、自信あふれる笑顔でそう答えてくれました。
「小春農園」さんでは、収穫したせとかの中からさらに選びに選び抜いた“極選”のせとかを、『プリンセスせとか』としてご提供いただいています。
惚れ惚れするほどの美しさですよね!
もちろん、その美味さは通をもうならせる逸品です。
『せとか』は、全ての柑橘類の良いとこどりをしたようなまさに究極の柑橘です。
果実がこのように大きいにもかかわらず、皮が薄いため簡単に手で剥け、種はなく、内皮(じょうのう膜)がとても薄くそのまま食べられます。しかも、果肉のつぶつぶがとても柔らかいので、とろける食感がたまりません。
「FLCパートナーズストア」では、今年(平成30年)も「小春農園」さんの究極の柑橘『せとか』を、選び抜いた『プリンセスせとか』としてネット独占販売いたします。
「小春農園」さんの匠の判断で、今年の出荷日の予定が立ち次第、先行予約受付をスタートします。
予約受付のスタートは、「FLCパートナーズストア」のホームページやこのブログ「FLC日記」で、ご案内いたしますので、これからもお見逃し無いように!!
私も『せとか』のとろける食感、あの甘さと旨さが待ち遠しくてなりません。
2月中旬より販売予定です!
お楽しみに!!
FLCパートナーズストア 笠 泰紀
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