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熊本ぶどう 社方園 トンネル式から連棟建てのハウスへ!徹底管理をして育てるための冬の作業の様子(後編)

FLC日記 2017年12月16日(土) 雪のちくもり時々雨
熊本の旬の食材を販売する、ネットショップ「FLCパートナーズストア」では、平成30年度もぶどうの匠「社方園」さんが育て上げた、熊本産高級種なしぶどう『山鹿のぶどう』をネット独占販売いたします。
熊本ぶどう 社方園 トンネル式から連棟建てのハウスへ!徹底管理をして育てるための冬の作業の様子(後編)_a0254656_16462928.jpg


熊本ぶどう 社方園 トンネル式から連棟建てのハウスへ!徹底管理をして育てるための冬の作業の様子(後編)_a0254656_16513611.jpgこちらは、昨年もダントツの1番人気だった、5房の3色詰め合わせです。
1粒1粒の大きさもさることながら、その美味さ!その輝き!
口にほおばると、ぶどうの甘味が口の中で爆発する!と言う表現がぴったりの、まさに“本物”と呼べる最高級のぶどうなんです。
「社方園」さんでは、毎年7月7日にその年のぶどうを初出荷します。

熊本ぶどう 社方園 トンネル式から連棟建てのハウスへ!徹底管理をして育てるための冬の作業の様子(後編)_a0254656_17075594.jpg一昨日、熊本県山鹿市久原にある、ぶどうの匠「社方園」さんのぶどうの栽培ハウスに、現地取材に伺いました。
本日のブログでは、昨日に続きその様子を中心にご紹介いたします。

熊本ぶどう 社方園 トンネル式から連棟建てのハウスへ!徹底管理をして育てるための冬の作業の様子(後編)_a0254656_17100505.jpg「社方園」園主の社方武路さんと、お父さんで初代園主の社方義武さんが、栽培用の連棟のハウスを作っています。
ネットショップ「FLCパートナーズストア」を運営する株式会社旬援隊の代表取締役の私(笠泰紀)は、弊社で販売するすべての作物の、その栽培の様子農家さんの惜しまぬ手間ひまや匠の技を、年間を通して現地取材しこのブログで紹介しています。

熊本ぶどう 社方園 トンネル式から連棟建てのハウスへ!徹底管理をして育てるための冬の作業の様子(後編)_a0254656_17144305.jpgもちろん、「社方園」さんの『山鹿のぶどう』の栽培の様子も、もう何年も収穫時期のみならず、年間を通して現地取材してきました。
こちらは以前に取材した、毎年、収穫を終えた時期に行われる、お礼肥え(元肥)を散布の様子です。

熊本ぶどう 社方園 トンネル式から連棟建てのハウスへ!徹底管理をして育てるための冬の作業の様子(後編)_a0254656_17185406.jpg現在は、お礼肥えの散布を終え、まもなくスタートする冬の剪定作業までの、比較的時間が取れる期間です。
その期間を利用して「社方園」さんでは、様々な設備の補修や建設を行っています。

熊本ぶどう 社方園 トンネル式から連棟建てのハウスへ!徹底管理をして育てるための冬の作業の様子(後編)_a0254656_17213809.jpg今年は、左側の栽培場を連棟建てのハウスへと建て直しています。
今年、この栽培場では主に白ぶどうの『シャインマスカット』と、赤ぶどうの『クイーンニーナ』を栽培しました。

熊本ぶどう 社方園 トンネル式から連棟建てのハウスへ!徹底管理をして育てるための冬の作業の様子(後編)_a0254656_17235392.jpgこちらは、5月下旬の写真で、ここは雨を避けるための屋根ともいうべきトンネル式の栽培ハウスでした。
ほぼ露地栽培と同じで、収穫時期も最も遅い栽培場でした。

熊本ぶどう 社方園 トンネル式から連棟建てのハウスへ!徹底管理をして育てるための冬の作業の様子(後編)_a0254656_17371541.jpgこちらは、2016年5月のトンネルのハウスを作っている時の義武さんです。
「社方園」さんでは、このようなハウスの設置や道路の整備などの建築や土木と言ったような作業のほとんどを武路さんと義武さんの親子で行っています。

熊本ぶどう 社方園 トンネル式から連棟建てのハウスへ!徹底管理をして育てるための冬の作業の様子(後編)_a0254656_17402873.jpg「この子たちは、定植して間もないけんとりあえず今年まではトンネルのハウスで育てて、来年(2017年)からは、ピシャッと仕立てて本格的な収穫ばするとたい。再来年には連棟建てのハウスで育てるけんね。」
その取材の際に、義武さんがそう話されたことを思い出しました。

熊本ぶどう 社方園 トンネル式から連棟建てのハウスへ!徹底管理をして育てるための冬の作業の様子(後編)_a0254656_17441253.jpg8月中旬のまもなく収穫を迎える赤ぶどう『クイーンニーナ』の様子です。
義武さんの言葉通り、こうして見事なぶどうが実りました。
「社方園」さんでは、3パターンの栽培場で収穫時期をずらしながら、20種類以上の品種の『山鹿のぶどう』を栽培しています。

熊本ぶどう 社方園 トンネル式から連棟建てのハウスへ!徹底管理をして育てるための冬の作業の様子(後編)_a0254656_17495487.jpg「社方園」さんでは大まかに分けると、黒、赤、白の3色のぶどうを栽培していて、弊社の商品として出荷いただく場合、ぶどうの匠「社方園」さんに100%の信頼をよせ、出荷の時に最も美味しいぶどうをお任せで商品としていただいています。
つまり、品種の限定をしての販売を行っていなかったのです。

熊本ぶどう 社方園 トンネル式から連棟建てのハウスへ!徹底管理をして育てるための冬の作業の様子(後編)_a0254656_17581055.jpgそんな中、最初に単独商品として販売したのが『シャインマスカット』です。
『シャインマスカット』は、2017年も売れ筋ランキングで1位!
なんと7年連続で1位のフルーツなんです!!(日本農業新聞トレンド調査より)

熊本ぶどう 社方園 トンネル式から連棟建てのハウスへ!徹底管理をして育てるための冬の作業の様子(後編)_a0254656_17582590.jpgそして、今年より単独商品販売を始めたのが『クイーンニーナ』です。
ぶどうは糖度が18度ほどと、フルーツの中でも高い糖度を誇りますが、『クイーンニーナ』はなんと22度も糖度がり、酸味はほとんど感じられず、とにかく甘~い!んです。

熊本ぶどう 社方園 トンネル式から連棟建てのハウスへ!徹底管理をして育てるための冬の作業の様子(後編)_a0254656_18045205.jpg単独商品販売を始めた、『シャインマスカット』も『クイーンニーナ』も、またたく間に弊社の大人気商品となり、毎回の出荷予定数は常に完売するほどでした。
果樹は栽培を始めても早々すぐには収穫できません。
「社方園」さんでは、この2品種がこれからの主力商品となると、時代の先を読み、数年前から栽培面積を増やすよう取り組んできました。

熊本ぶどう 社方園 トンネル式から連棟建てのハウスへ!徹底管理をして育てるための冬の作業の様子(後編)_a0254656_18113893.jpg「社方園」さんでは、3パターンの栽培場を有しています。
最初に収穫を迎える、加温をするビニールハウス、加温をしないビニールハウス、そしてトンネルにビニールをはった露地栽培ともいえる栽培場です。
そうすることで、7月7日から9月中旬まで長期にわたり収穫ができるのです。

熊本ぶどう 社方園 トンネル式から連棟建てのハウスへ!徹底管理をして育てるための冬の作業の様子(後編)_a0254656_18160833.jpgですから、この圃場は最後に収穫を迎えるためのものだと思っていたので、なぜ連棟建てのビニールハウス建て直したのかを、お2人に尋ねてみました。

熊本ぶどう 社方園 トンネル式から連棟建てのハウスへ!徹底管理をして育てるための冬の作業の様子(後編)_a0254656_18184876.jpg「既存のビニールハウスでももちろん『シャインマスカット』も『クイーンニーナ』も栽培しています。でも、ここをこうして連棟建てのビニールハウスにすることで、どちらでも対応できるようにするためなんです。8月のお盆前のニーズが最も多いので、こうして準備をしておけば、そのころに出荷できるように栽培もできるからですね。」と武路さん。

熊本ぶどう 社方園 トンネル式から連棟建てのハウスへ!徹底管理をして育てるための冬の作業の様子(後編)_a0254656_18235852.jpg「俺たちは、うまかぁ~って思ってもらえるぶどうば一生懸命作るわけたい。お客様のニーズと供給のタイミングがあうごつ準備ばしとかんといかんわけたい。いうなら、7月の初旬にニーズの多かなら、ここにボイラーの設備ば着けて、それにこたえるようにもできるわけたい。だけん、こうして準備しとくことが大事たいね。」と義武さん。
やはりこの匠の2人は、私が想像するよりはるか先を見据えていました。

熊本ぶどう 社方園 トンネル式から連棟建てのハウスへ!徹底管理をして育てるための冬の作業の様子(後編)_a0254656_18294062.jpg「FLCパートナーズストア」では、「社方園」さんの熊本産高級種なしぶどう『山鹿のぶどう』を、来年(平成30年度)もネット独占販売いたします。
『シャインマスカット』や『クイーンニーナ』に注目が集まってきていますが、黒ぶどうの『ピオーネ』もやはり安定した人気です。

熊本ぶどう 社方園 トンネル式から連棟建てのハウスへ!徹底管理をして育てるための冬の作業の様子(後編)_a0254656_18322815.jpgこちらは昨年の冬の剪定作業の様子です。
今年もまもなく冬の剪定作業のスタートなので、もちろん現地取材でご紹介します。
これからも、「社方園」さんの匠の技、惜しまぬ手間ひま、果樹の変化や成長の様子など、“本物”と呼べる『山鹿のぶどう』ができるまでを、現地取材しご紹介していきます。
平成30年度の『山鹿のぶどう』にもご期待下さい!

FLCパートナーズストア 笠 泰紀

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by flcps | 2017-12-16 18:38 | 熊本 ぶどう | Trackback | Comments(0)
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