FLC日記 2017年12月9日(土) 晴れ
『原木しいたけ』とは、主にクヌギやナラの木を原木とし、そこにしいたけの菌(コマ)を打ち込み栽培する方法で、最も自然に近い形で育てられた「椎茸(しいたけ)」です。
原木の伐採作業から始まり、約2年の歳月を要し、様々な手間ひまをかけて育てられることで、日本国内のしいたけ生産量のわずか2割にまで落ち込んでいます。
熊本の旬の食材を販売する、ネットショップ「FLCパートナーズストア」では、熊本県山鹿市鹿北町の「小春農園」さんの清流の里の『原木しいたけ』を、平成29年度もネット独占販売しています。
自然に最も近い方法で、大切に育てられた『原木しいたけ』は、大変貴重なしいたけです!
生の『原木しいたけ』となると、一般流通量のほんの1割程度です!
昨日より、小春農園」さんの清流の里の『原木しいたけ』の予約販売の受付をスタートしました!
森のうま味を詰め込んだ、清流の里の『原木しいたけ』をぜひこの機会にご賞味ください!!
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「FLCパートナーズストア」
『原木生しいたけ』本日のブログでは、昨日に続き、「小春農園」さんの『原木しいたけ』の栽培地を現地取材した様子をご紹介いたします。
ここは、ここは、熊本県山鹿市鹿北町の「小春農園」さんの、『原木しいたけ』の栽培地のほんの一部です。
「小春農園」専務の小原将輝さんに、現在の様子を見せて頂きました。
「うちでは、数種類の『原木しいたけ』を栽培しています。しいたけ菌の種類が違うんです。先にボタ起こしをしてこうして栽培しているものもあれば、今ちょうどボタ起こしをしているのもあるんですよ。その現場もあとでお見せしますね!」と将輝さん。
こちらは、以前取材した“ボタ起こし”の様子です。
しいたけ菌を打ちこんだ原木を“ボタ”と称します。
それを栽培地に移し、立てて並べる作業が“ボタ起こし”です。
しいたけ菌は直射日光(紫外線)に弱いため、木立の並ぶ森の中で栽培されます。
主に、杉の林の中での栽培が多いようです。
将輝さんのお父さんで「小春農園」代表の小原正弘さんが、慎重に杭を打つ場所を指示しています。
まっすぐに杭を打ち込み、その上に原木を立てかけるための渡しを固定します。
「小春農園」さんでは、青竹を使用しています。
ボタ起こしをするためには、原木を運びたてるだけでなく、その杭や青竹も用意せねばなりません。
そこに、左右のバランスを保ちながら、原木を均等に並べていくのです。
そうすることで、ここで芽吹き成長した『原木しいたけ』をきちんと管理しながら収穫することができるのです。
こちらは、昨年3月のしいたけ菌を原木に打ち込む穴をあける作業の様子です。
熊本の“旬”を販売するネットショップ「FLCパートナーズストア」を運営する株式会社旬援隊の代表取締役の私(笠泰紀)は、弊社で販売するすべての作物の、その栽培の様子農家さんの惜しまぬ手間ひまや匠の技を、年間を通して現地取材しこのブログで紹介しています。
「小春農園」さんの『原木しいたけ』の栽培の様子も、こうしてもう何年も年間を通して取材してきました。
こちらでは、コマ打ち作業が行われています。
しいたけ菌を培養したものをコマと称し、それを原木に打ち込み、原木にしいたけ菌を成長させるのです。
写真のように木のコマもありますが、最近は形成菌のものもあり、「小春農園」さんでは使い分けながら使用しています。
この原木たちは、その前の年の11月に伐採されたものです。
コマを打ち込み、原木の中をしいたけ菌が成長し、ボタ起こしをし栽培し収穫を迎えるまでには、伐採から2年もの歳月を要します。
こちらは、昨日の様子です。
将輝さんとお母さんの美子さんが、しいたけ菌がしっかりと伸び成長したボタ木を運搬機で運んでいます。
栽培地に運び、立てる、“ボタ起こし”をするためです。
「この原木は、笠さんがコマ打ちの取材に来てくれた時のよ!しっかりと良い状態に仕上がってるわね。一度には運びきれないから、日が当たらないようにシートをかけておかないといけないわね。」
この日はあいにくのみぞれ交じりの雨の天気でした。
でも、直射日光に弱いしいたけ菌にとっては好都合です。
冷たい雨に濡れながらも、とても手際よく、できるだけ短時間で原木を運んでいました。
本日紹介している原木しいたけを育てるための作業は、ほんの一部です。
この様な多くの手間ひまと、長い歳月を要するため、『原木しいたけ』の栽培農家さんは、全国的にみても毎年減少しているのです。
本日のブログの最初の方で紹介した、栽培地の様子に話を戻しましょう!
「今日起こすボタ木はこの奥に立てて栽培するんです。ボタ木は基本的には2年で入れ替えます。太いものは5年位もつのもあるので、きちんと管理しながら大事に使っています。でもやはり、毎年伐採をして、新しいボタ木を作り、毎年こうして栽培地に移したてて育ててるんです。」と将輝さん。
「笠さんとこを介して購入いただいたお客様から、ブログで紹介していただいた内容も見て、私たちの頑張りも含め、清流の里の『原木しいたけ』の美味しさの評価をたくさんいただくので、ホントありがたいです。今年もご期待にそえるしいたけをきちんと出荷しますよ!」
将輝さんが取材の最後にそう笑顔で話してくれました。
「小春農園」さんの清流の里の『原木しいたけ』は、惜しまぬ手間ひまと、高い栽培技術で、まさに“本物”と呼べる逸品です。
もちろん、最も自然に近い方法で栽培されていて、完全無農薬、完全無化学肥料で育てられました。
「FLCパートナーズストア」では、「小春農園」さんの清流の里の『原木しいたけ』をネット独占販売しています。
平成29年度は、12月15日より発送をスタートし、毎週金曜日に数量限定、完全予約制にて販売します。
朝採りの『原木しいたけ』から、選びに選び抜いた逸品を即日発送でお届けするためのこだわりのためとご理解ください。
ご注文(ご予約)は、下記「FLCパートナーズストア」のホームページより!!
ご来店、お待ちしてます!!
FLCパートナーズストア 笠 泰紀
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