FLC日記 2017年11月24日(金) 雪のちくもり
昨日、熊本県山鹿市鹿北町岩野の柏ノ木(かやのき)地区の収穫祭(産業祭)に行ってきました。
私は今回が初めての参加でしたが、とにかく楽しく、美味しく、多くの笑顔に包まれ満喫した一日を過ごしてきました。


お昼前に、柏ノ木の公民館のある広場に伺うと、すでにたくさんの人たちが集まっていました。
柏ノ木地区は、30軒ほどの小さな集落ですが、この日ばかりは、収穫祭(産業祭)を楽しみに、県内外から多くの方が集まります。
毎年決まって、11月23日(祝)の開催です。

私が会場に着くとすぐに、「古川果樹園」の古川アツ子さんが気付き、
「笠さんいらっしゃい!お父さんはあそこにいるよ!!」と笑顔で教えてくれました。

「古川果樹園」の古川孝人さんです。
ネットショップ「FLCパートナーズストア」に、様々な旬の食材を提供いただく、匠の農家さんです。
「すごい賑わいですね!」と言いながら挨拶をしていると、

「どうぞ食べて下さい!」と、おにぎりと豚汁が運ばれてきました。
「古川さんお金は?」と尋ねる私に、
「なんのそぎゃんとのいるもんかい!これは、村からの振舞いたい。熱かうちにたべなっせ!」と古川さん。

なんと、先ほどいただいたおにぎりや豚汁に加え、その場で飲むビールやお酒、ジュースなども全て村からの振舞とのとこ!
おそろいのはっぴを着た青年部の方々が、こちらではサンマを焼いています。
後ほど説明しますが、このサンマは、福岡県久留米市の民謡のサークルの皆さんからの差し入れだということでした。

その他にも、採れたての生シイタケや、柏ノ木地区で獲れたイノシシのお肉、からいもの天ぷらなどなどが、用意されていて来場された方々に、次々に振舞われています。
全部、振舞い(無料)なんですよ!

私(笠泰紀)は、ネットショップ「FLCパートナーズストア」を運営する株式会社旬援隊の代表取締役です。
「FLCパートナーズストア」では、熊本の旬の食材を販売しています。

それらの熊本の旬の食材は、私が自ら育てた農作物に加え、契約農家さん(わが家の専用農家さん)の“本物”と呼べる農作物です。
こちらは、今年も大好評のうちに完売した「古川果樹園」さんの『太秋柿』の収穫の際に撮影した、古川孝人さんとアツ子さんのツーショットです。

「古川果樹園」さんには、現在、弊社の大人気商品の無農薬栽培の『種なしかぼす』をご提供いただいています。
私は、弊社で販売する全ての作物の栽培地に伺い、年間を通して取材してこのブログで紹介しています。

こちらは、7月下旬の『種なしかぼす』の収穫スタート直前の様子を、古川さんと共に現地取材した際の写真です。
仲良しご夫婦の二人三脚で、様々な農作物を栽培していますが、何年も取材をしてきて、今ではお2人と家族同然のお付き合いをさせていただいています。

そんな古川さんご夫妻にお誘いいただき、今回、柏ノ木地区の収穫祭(産業祭)に初めて伺ったのです。
仮設ステージでは、民謡の演奏が行われています。

ご披露いただいている皆さんは、久留米市の民謡サークルの方々で、今年で2回目の参加とのことでした。
全国大会に出るほどの実力の方もいて、本当に見事な歌声と演奏でした。

この方々たちとのご縁は、尺八を作るための竹を、2年前柏ノ木地区にたまたま探しに来て、村の皆さんの親切な対応に感謝し、この収穫祭(産業祭)で演奏させてほしいとの申し出があったことから始まったとのことでした。

昨年の収穫祭(産業祭)のおもてなしに応え、今年は大量のサンマを差し入れとしてお持ちいただいたとのことで、私も焼き立てのサンマをごちそうになりました。

また、この収穫祭では、地元の新鮮野菜や特産物を、収穫祭ならではの大特価で販売されていました。
お野菜や果物などの農作物に加え、手作りのパンの販売も行っています。

そのクオリティーの高さに驚きなんです!
ご家庭で、手作りで作られたとは思えないほどの、見栄えの良さと美味しさでした。
もちろん私も買って帰りましたよ。

公民館には、収穫祭(産業祭)ならではの農作物が並んでいました。
ダイコンや白菜は、村から毎年その種を各家庭に提供され、必ず育てて出品しないといけないのだそうです。

たとえ出来が良かろうが、悪かろうが必ず出品しなければいけなく、毎年その評価をつけるのも楽しみの一つのとことでした。
これらの作物は、収穫祭(産業祭)のメインイベントの「競り」にかけられ販売します。
この競りでのやり取りが、本当に面白いんです!

競り人は、村の青年部の方なのですが、その方の心持1つでどんどんと競り落とされていきます。
お客様をあおったり、いじったりもしながら、快調なトークがみんなを笑させていました。

子供たちも参加できて、まるで人形のような面白いダイコンをこの女の子たちが、50円で競り落としていました。
本当はもっと値がついていたのですが、競り人さんが、この子たちの1声目に即答で落としたのです。

こちらは、熊本市内からバス(ツアー)で参加されたみなさんです。
競り人さんとのやり取りで、みんな大笑いしていました。
こんなおもてなしと、こんな楽しいツアーなら、ぜひまた参加したいと口々に話していましたよ。

会場は、終始、笑顔にあふれていました。
たくさんのおもてなし(振舞い)に加え、たくさんの笑顔!
私もこの柏ノ木地区の収穫祭(産業祭)を、満喫することができ、ぜひ来年も参加させていただきたいと思いました。

青年部の皆さんのおそろいのはっぴの背中にはこう書いてありました。
「鹿北のおいしさはんぶん たのしさはんぶん おすそわけ」
とても心温まる言葉です。
“はんぶん”と言うところが、美味しさも楽しさも、初めて来た方も一緒に分かち合いたいという思いがこもっているように感じました。
本日は、熊本県山鹿市鹿北町岩野の柏ノ木(かやのき)地区の収穫祭(産業祭)の様子をご紹介しました。
FLCパートナーズストア 笠 泰紀
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