FLC日記 2017年10月6日(金) 雨時々くもり
「とにかく今年(平成29年度)は、早めに注文をしてほしいの!先に注文いただいた方の分から出荷していって、なくなり次第終了としないと厳しいと思うのよね!特に、『あっぱれ』は、間違いなくに少ないし、『冬至用柚子』は何とか昨年分くらいは確保しようと思うけど、昨年以上に出すことは絶対に無理よ。お客様にもそう伝えてね!」
ゆずの匠「鬼塚農園」さんの鬼塚紀美代さんがそう熱く語りました!
熊本の旬の食材を販売する、ネットショップ「FLCパートナーズストア」では、今年も匠の農家さん「鬼塚農園」さんの、香り高きゆず『青柚子』、『あっぱれ』、『キズあり柚子』、『冬至用ゆず』をネット独占販売いたします。
↑写真は昨年11月上旬の収穫の取材に撮影したもの!
今年度も大好評に付、完売となった『青柚子』に続き、11月上旬からはいよいよ色づいた『香り高き柚子』の出荷です。
本日は、昨日のブログに続き、現在の様子を現地取材してきましたのでご紹介いたします。
昨日、熊本県山鹿市鹿北町多久にある、「鬼塚農園」さんの『香り高き柚子』の栽培地に、現地取材に行ってきました。
この道路を挟んだ両サイドを中心に、日の当たる山の斜面を利用して、約5反もの広さで柚子を栽培しています。
ちなみにこの電線は、この上にある茶畑に、霜よけ用のファンを回すために引かれた電線で、このあたりには誰も住んでいません。
収穫スタートまで約1ヶ月となり、今年も柚子の果実は黄色く色づいてきていました。
「柚子はキズがあって当たり前!」と言われる果実です。
柚子は、割と果皮が固い果実ですが、その成長の過程で葉っぱや枝、果実同士でぶつかったりすると果皮にキズが付きます。
こちらは少し極端なものにはなりますが、私が昨日現地取材で見てきた柚子たちにも、そのほとんどに何かしらの傷がありました。
「キズがあって当たり前!」の柚子ですが、その一般的なものを弊社ではあえて『キズあり柚子』として販売しています。
5kg入り、10kg入りでの販売です。
一般的に店頭に並ぶ物と変わらないのですが、あえて『キズあり柚子』をして販売するには訳があります。
※『冬至用柚子』もこちらの『キズあり柚子』と同じ商品内容になります。
それは、『キズあり柚子』とは明確に差別化をし特別な柚子として販売している、香り高き柚子『あっぱれ』を販売しているからです。
『あっぱれ』は、収穫した柚子から選びに選び抜かれた、キズやへこみがほとんどない“奇跡の柚子”です。
収穫した中からほん1割ほどの大変貴重な柚子で、香り高き柚子『あっぱれ』と言う名称で、大、中、小の3商品を今年も販売予定です。
すでに、高級料亭からの注文(予約)を頂いていて、今年も間違いなく完売する大人気商品です。
こちらをご覧ください!
柚子は柑橘類の中でも、鋭いトゲを持つ植物です。
トゲは、鳥類や野生生物から、柚子の果樹が自らを守るものですが、果実が成長する過程で風に揺れてぶつかると、果皮にキズを作ってしまいます。
柚子の果実の果皮に、この鋭いトゲや枝葉、果実同士でぶつかるとそこを補修しようとして、柚子の果皮にキズが付くのです。
「柚子はキズがあって当たり前!」ですが、弊社では『あっぱれ』と明確に区別するために、あえて『キズあり柚子』として販売している旨、ご理解ください。
こちらは、以前取材した際の、「鬼塚農園」さんの鬼塚啓治さん紀美代さんご夫妻です。
ネットショップ「FLCパートナーズストア」を運営する株式会社旬援隊の代表取締役の私(笠泰紀)は、弊社で販売するすべての作物の、その栽培の様子農家さんの惜しまぬ手間ひまや匠の技を、年間を通して現地取材しこのブログで紹介しています。
もちろん「鬼塚農園」さんの『香り高きゆず』もこうしてもう何年も現地取材をしています。
そんな私だからわかるのですが、今年は例年に比べ着果数が極端に少なく思えます。
今は、柚子の収穫の前の稲刈りの時期です。
鬼塚啓治さんと紀美代さんご夫妻は、仲良し夫婦の二人三脚で、様々な作物を育てています。
『香り高き柚子』をはじめ、お米、お茶、栗、たけのこ、などなど、いずれも惜しまぬ手間ひまをかけ育てています。
コンバインに乗って稲刈りをしている啓治さんのご挨拶をして、奥様の紀美代さんにお話をうかがいました。
「今年はホント全国的に柑橘類が厳しいみたいね。特に柚子はおそらく品不足になるほどだと思うわよ。うちは、作付面積が多いからある程度の収量は見込めるけど、もしかしたら昨年の半分くらいになるかもよ。」
「そこまで少ないんですか?」と尋ねると、
「色づき始めだから、まだはっきりとは分からないけど、さっきも二人でそんな話をしてたとこだったの。とにかく、稲刈りを終えたら柚子モードに入るから、それまでちょっと待ってもらえる?それとね、恥ずかしいから写真はやめてよぉ~!」
紀美代さんは、恥ずかしいからと言って、いつも私のカメラから逃げ回るので、こんな写真ばかりなんです(笑)。
「笠さんとこのお客さんは、もう何年も買ってくれている方たちばかりだから、最優先で出荷するので、とにかく早めにご注文いただくよう伝えてね!何とか答えれるよう頑張るわ!」
奇跡ともいえる、紀美代さんのカメラ目線の笑顔をやっと撮ることができました(笑)。
「FLCパートナーズストア」では、今年も「鬼塚農園」さんの香り高き柚子『青柚子』(今期は終了)、『あっぱれ』、『キズあり柚子』、『冬至用柚子』(写真)をネット独占販売いたします。
『冬至用柚子』は、冬至に合わせて発送するため、数量限定の完全予約制販売となっていて、今年は収量が減少することを見越せば、早い者勝ちとなること間違いありません!
※現在はお電話でのみ先行予約を受け付け中!
今年も変わらず、惜しまぬ手間ひまと匠の技で育ててきましたが、やはり農作物は天候により大きく左右されます。
全国的にも柚子は品不足になること間違いありません。
稲刈りが終わり、再度打ち合わせを終えたら、ホームページでも先行予約の受付をスタートいたします。
このブログをお読みになった方は、ぜひ早めにご注文下さい。
よろしくお願いいたします。
FLCパートナーズストア 笠 泰紀
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