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究極の柑橘『せとか』 平成30年度の収穫に向け、着果後の様子を現地取材

FLC日記 2017年7月24日(月) くもり時々晴れ一時雨(夕立)

究極の柑橘『せとか』 平成30年度の収穫に向け、着果後の様子を現地取材_a0254656_17321597.jpg「今年も良い花がしっかり咲いたので、きれいな果実が着果しています。これから摘果作業を行い、1玉1玉ひもで吊り下げて、大事に大事に育てていきますよ!『せとか』は、開花から収穫までは、9か月以上もかかるので、その間の管理も重要なんです!」
匠の農家さん「小春農園」専務の小原将輝さんが、着果したせとかを見つめながらそう話しました。
究極の柑橘『せとか』 平成30年度の収穫に向け、着果後の様子を現地取材_a0254656_17341919.jpg
熊本の旬の食材を販売する、ネットショップ「FLCパートナーズストア」では、平成30年度も「小春農園」さんの、究極の柑橘『せとか』をネット独占販売いたします。
収穫及び出荷は、来年(平成30年)の2月上旬です。

究極の柑橘『せとか』 平成30年度の収穫に向け、着果後の様子を現地取材_a0254656_17382706.jpgここは、熊本県山鹿市鹿北町にある、匠の農家さん「小春農園」さんの、究極の柑橘『せとか』の栽培ハウスです。
自然豊かなこの地の、日の当たる山の斜面にその栽培ハウスはあります。
しかしハウスと言えども、ボイラーを焚き、加温をして育てるのではありません。
ハウスはあくまで雨風や病気、害虫から大切な果樹や果実を守るためのものです。

究極の柑橘『せとか』 平成30年度の収穫に向け、着果後の様子を現地取材_a0254656_17402946.jpgハウスの中はこんな感じです。
下草を生やしながら、より自然に近い形で、『せとか』を育てています。
それを“草生栽培”と言い、そうすることで、ハウス内に仮に病気や害虫が侵入しても、この草にとどまることが多く、果樹への影響を極力減らすことができます。
それらの雑草は、時期を見て手作業で刈りそのまま有機肥料とします。

究極の柑橘『せとか』 平成30年度の収穫に向け、着果後の様子を現地取材_a0254656_17440852.jpg現在、せとかの果実は、ゴルフボールほどの大きさにまで成長していました。
ネットショップ「FLCパートナーズストア」を運営する株式会社旬援隊代表取締役の私(笠泰紀)は、「小春農園」さんの究極の柑橘『せとか』の栽培の様子をもう何年も年間を通して現地取材してきました。

究極の柑橘『せとか』 平成30年度の収穫に向け、着果後の様子を現地取材_a0254656_17474427.jpg収穫の様子のみならず、その後の剪定や花咲く様、着果し成長していく過程などその全てです。
今回は、将輝さんにお話をうかがいながら、着果後の様子を現地取材してきました。

究極の柑橘『せとか』 平成30年度の収穫に向け、着果後の様子を現地取材_a0254656_17541062.jpg「今年も良い感じで着果しましたね。そろそろ摘果の時期ですよね?」と尋ねると、
「そうですね。でも、もう少し摘果作業は遅らせようと思うんです。」と将輝さん。

究極の柑橘『せとか』 平成30年度の収穫に向け、着果後の様子を現地取材_a0254656_18011638.jpg「小春農園」専務の小原将輝は、大学で果樹栽培(特に柑橘類)を学んだ言わばスペシャリストの“匠の農家さん”です。
「小春農園」さんでは、親子の匠によって、様々な“本物”と呼べる農作物を育てています。

究極の柑橘『せとか』 平成30年度の収穫に向け、着果後の様子を現地取材_a0254656_18030082.jpg「小春農園」さんは、代表の小原正宏さんの長年の経験による卓越した技術と豊富な知識に加え、奥様の美子さんの惜しまぬ手間ひま、さらに大学で柑橘類を専門に学んだ、息子の将輝さんの専門的な知識と管理能力を持つ親子の匠で、まさに“本物”と呼べる様々な農作物を育てる匠の農家さんです。

究極の柑橘『せとか』 平成30年度の収穫に向け、着果後の様子を現地取材_a0254656_18055843.jpg「ところで将輝さん、どうして摘果作業をもう少し怒らせるのですか?」と尋ねると、
「さすが笠さん!やっぱりそこ気になるとこですよね!それは、きれいなせとかを作るためですよ!」と将輝さん。

究極の柑橘『せとか』 平成30年度の収穫に向け、着果後の様子を現地取材_a0254656_18112380.jpgこちらは、収穫の際に撮影した『せとか』です。
『せとか』は、このつるっとしたきれいな果皮も特徴の一つです。
「小春農園」さんの『せとか』はご覧の通り実に美しいんです。

究極の柑橘『せとか』 平成30年度の収穫に向け、着果後の様子を現地取材_a0254656_18142389.jpg「あまり早くに摘果をして、育てていく『せとか』を決めてしまうと、果皮がごつごつした感じになっちゃうんです。ですからタイミングを見計らって、摘果しようと思ってます。」と将輝さん。
あの美しい果皮の『せとか』は、摘果作業にも匠の技があったのですね。

究極の柑橘『せとか』 平成30年度の収穫に向け、着果後の様子を現地取材_a0254656_18220939.jpg匠の技と言えば、摘果作業後、「小春農園」さんでは『せとか』が実る果実の枝を、1本1本全てひもで吊るしながら収穫まで栽培します。
これからの成長を見越して、まだひもはゆるく吊られています。

究極の柑橘『せとか』 平成30年度の収穫に向け、着果後の様子を現地取材_a0254656_18262785.jpg『せとか』の収穫を迎えるのは、まだ半年も先のことです。
1玉が300gほどにもならる『せとか』が、成長の過程で枝が折れる恐れがあることと、風で揺れ果実が枝や葉、果実同士でぶつかってキズ着かないように1玉1玉を全てひもで吊るし惜しまぬ手間ひまをかけ、見た目にも美しい『せとか』を育てるのです。

究極の柑橘『せとか』 平成30年度の収穫に向け、着果後の様子を現地取材_a0254656_18293090.jpg最も暑い時期に何度も脚立を上り下りしながら行う、過酷な手作業を、惜しまぬ手間ひまをかけ美子さんを中心に毎年行っています。
さらにはその際に、果実に残る「柱頭」をこうして1つ1つ切り落としていくのです。
この様な現地取材をしないとわからないたくさんの手間ひまが、あの美しい『せとか』を育て上げているのです。

究極の柑橘『せとか』 平成30年度の収穫に向け、着果後の様子を現地取材_a0254656_18353315.jpg着果の様子の取材を終え、ハウスを出た将輝さんに尋ねました。
「今年も順調ですか?」
「もちろん!摘果や玉吊り、その後の温度と水管理など、まだまだ長丁場ですがお任せください!今年も最高の『せとか』を育てますよ。」
将輝さんは、自信に満ちたさわやかな笑顔でそう答えました。

究極の柑橘『せとか』 平成30年度の収穫に向け、着果後の様子を現地取材_a0254656_18391681.jpg「FLCパートナーズストア」では、今年度も「小春農園」さんの究極の柑橘『せとか』をネット独占販売いたします。
収穫した中から、さらに選び抜かれた“極選”の『プリンセスせとか』としての販売です。
2月の収穫が待ち遠しくてなりませんが、それまでの成長の様子などなどは、また現地取材にてご紹介していきます。
お楽しみに!!

FLCパートナーズストア 笠 泰紀

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by flcps | 2017-07-24 18:41 | 究極の柑橘「せとか」 | Trackback | Comments(0)
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