FLC日記 2017年7月23日(日) くもり時々晴れ
昨日に続き、梨の匠「岩永農園」さんの最終手かあ作業の、現地取材の様子をご紹介いたします。

熊本の旬の食材を販売する、「FLCパートナーズストア」では、今年(平成29年度)も「岩永農園」さんのこだわりの『樹上完熟梨』をネット独占販売いたします。

こちらは、収穫を迎えたころの梨の様子です。
ご覧の通り、果実に袋をかけない“無袋栽培”にこだわり『樹上完熟梨』を育てています。
そのこだわりについては、昨日のブログで消化敷いていますので、ぜひご覧ください。

ここは、熊本県菊池市、市野瀬にある「岩永農園」さんの梨園の1つです。
ネットショップ「FLCパートナーズストア」を運営する株式会社旬援隊の代表取締役の私(笠泰紀)は、弊社で販売するすべての作物の、その栽培の様子農家さんの惜しまぬ手間ひまや匠の技を、年間を通して現地取材しこのブログで紹介しています。

もちろん、「岩永農園」さんの『樹上完熟梨』の栽培の様子も、もう何年もこうして年間を通して現地取材してきました。
一昨日は、最終摘果作業の様子を現地取材してきました。
「岩永農園」の岩永敏行さんです。

「笠くんなら知ってるように、着果後、1次摘果、2次摘果ってしてきたたいね。今しよる摘果は3次摘果と言うか、“最終摘果”たいね。どぎゃんしても見落としとるとがあるとたい。これなんか、上向きに実りよるけん、もっと先に落としとかにゃんだったとたい。」

「やっぱり上向きだとどうしてもだめですか?」と尋ねると、「まだ小さいうちはこうして育つとたいね。でも、果実が肥大して垂れてくるとどぎゃんしたって枝が折れるもんね。ほら、この角度まで曲げたらポキっていくばい。」

岩永さんは、私に見せるために、あえてハサミを使わずに、枝を折るようにしてその上向きの果実を摘果しました。
「今のは、ホントもっと早く摘果して、果樹が無駄な体力を使わんようにしとかんといかんだったとたい。今のはしゃんむり(どうしても)最終摘果で落とす分たいね。」

「こぎゃんとも絶対落とさにゃんたいね。丸く育ちよらんとたい。このまま育てても、手前の変形しとる方は、包丁ば入れるときから違うとたい。サクッと切れんし、もちろん味も良くなかとたいね。」

「だけん、実りよる全ての梨ば、1つ1つ全部見て判断せにゃんとたい。数じゃないとたい。美味しか梨ば育てんといかんけんね。そのためには、上向きや変形、キズがあるものをまずは落とすでしょ。」

「そして、最後にその枝に対して、いくつ実らせるかを判断するわけたい。枝の樹勢に応じて、実らせる数を俺が決めてやらんと、大きくて甘くて美味しい梨にはならんけんね。欲張ってたくさん残しても、絶対に美味か梨はできんとだけん!」

こうして繰り返される、匠のこだわりの最終摘果で、「岩永農園」さんの『樹上完熟梨』は育てられているのです。
「笠くん!今年もお客様には、必ず翌日か翌々日には届けにゃんばい!」と岩永さん。
「はい!もちろんです!それが、「岩永さんの」こだわりの『樹上完熟梨』を販売するときの最初の約束でしたから!」私はそう答えました。

「岩永農園」さんは、弊社のお客様に提供いただいている梨は、1つ1つをしっかり見極め、その日の朝に収穫したこだわりの「樹上完熟梨」を、即日発送でお届けしています。
梨の本当の美味しさを味わっていただきたいとこだわりぬく、『樹上完熟』の朝採り梨なのです。(写真は『あきづき』です)

「岩永農園」さんでは、幸水、秋麗、豊水、秋月、ジャンボ梨新高(写真)、新興の6種類の梨を生産しています。
その中で、最初に出荷する『幸水』、全国的に生産量が少ない『豊水』、梨のサラブレッド『秋月』、そしてジャンボ梨『新高』を、「FLCパートナーズストア」では、ネット独占販売しています。

まずは、8月上旬発送スタート予定の『幸水』からです。
こだわりの無袋栽培で、樹上完熟し収穫された『幸水』から、選び抜かれた“極選”の「プレミアム幸水」を、化粧箱入りで販売いたします。
まもなく、先行予約の受付をスタートいたします。
数量限定の完全予約制での販売です。
これからも、このブログ及び「FLCパートナーズストア」のホームページをお見逃しなく!
FLCパートナーズストア 笠 泰紀
ホームページはこちら

『FLC日記』は「にほんブログ村」のランキングサイトに参加してます。
下のバナーをクリックして、ランキングアップにぜひご協力下さい。
よろしくお願いします。
スーパー・青果店情報をチェック!
