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デコポン(肥後ポン) 着果後の様子と匠の摘果作業(前編)

FLC日記 2017年7月19日(水) くもり時々晴れ
熊本県山鹿市鹿北町にある、「小春農園」さんの、『デコポン(肥後ポン)』の栽培ハウスに伺いました。
今年も、“柑橘王”こと『デコポン(肥後ポン)』が、匠の農家さんの「小春農園」さんの惜しまぬ手間ひまによって、順調に成長していました。
デコポン(肥後ポン) 着果後の様子と匠の摘果作業(前編)_a0254656_17563022.jpg


デコポン(肥後ポン) 着果後の様子と匠の摘果作業(前編)_a0254656_17591732.jpg『デコポン』は、熊本を代表する柑橘類の1つです。独特なかわいらしい形状に加え、酸味と糖度のバランスの良い果汁の美味さは、“柑橘王”と称されています。
熊本の旬の食材を販売する、ネットショップ「FLCパートナーズストア」の数ある商品の中で、リピート率ナンバーワンを誇るのが、本日紹介する「小春農園」さんの『デコポン(肥後ポン)』です。

デコポン(肥後ポン) 着果後の様子と匠の摘果作業(前編)_a0254656_18010164.jpg「小春農園」さんでは、2種類の『デコポン(肥後ポン)』を生産しています。
1月上旬~3月下旬まで販売する樹上完熟デコポン(肥後ポン)『ひのゆたか』(写真)は、熊本限定栽培品種のデコポンです。

デコポン(肥後ポン) 着果後の様子と匠の摘果作業(前編)_a0254656_18021125.jpgそして、4月上旬~6月中旬まで販売する、蔵出し完熟デコポン(肥後ポンん)『不知火』(写真)です。
『不知火』は、収穫後、昔ながらの土壁の“蔵”の中でゆっくりと、じっくりと追熟させ出荷します。

デコポン(肥後ポン) 着果後の様子と匠の摘果作業(前編)_a0254656_18035509.jpg通常、デコポンとは『不知火』と言う品種のことを称します。
『不知火』は収穫後すぐは酸味がきつすぎて食べられません。
追熟を待ち、酸味と糖度のベストバランスになるのを待ち出荷します。
一方、熊本限定栽培品種の『ひのゆたか』は、樹上で完熟し収穫後すぐに食べられる特別なデコポンです。
流通果実としての「デコポン」は熊本県果実農業協同組合連合会が所有する登録商標です。
※「デコポン」は熊本果実連の商標登録のため「FLCパートナーズストア」では、『肥後ポン』での販売となります。

デコポン(肥後ポン) 着果後の様子と匠の摘果作業(前編)_a0254656_18213129.jpg熊本県山鹿市鹿北町にある「小春農園」さんの『デコポン(肥後ポン)』の栽培ハウスです。
「小春農園」さんの『ザ・みかん』を栽培するのみかん畑から撮影しました。

デコポン(肥後ポン) 着果後の様子と匠の摘果作業(前編)_a0254656_18223736.jpg豊かな自然に囲まれたこの地で、澄んだ空気と、清らかな水、太陽の恵みをいっぱいに浴びて、「小春農園」さんの2種類の『デコポン)肥後ポン)』は栽培されています。
左のハウスは、究極の柑橘『せとか』の栽培ハウスです。

デコポン(肥後ポン) 着果後の様子と匠の摘果作業(前編)_a0254656_18252548.jpg『ひのゆたか』の栽培ハウスの中です。
「小春農園」さんではハウス栽培と言えども、ボイラーを焚き加温して育てているのではありません。
また、“草生栽培”と言って、あえて下草を生やしながら栽培し、時期を見てすべて手作業で刈り取り、そのまま有機肥料とします。
取材に伺ったこの日は草刈りの真っ最中!
ちょうど、2本目の潅水チューブあたりまで草刈りが終わっています。

デコポン(肥後ポン) 着果後の様子と匠の摘果作業(前編)_a0254656_18301993.jpg「小春農園」専務の小原将輝さんです。
草刈りの手を休め、取材に応じてくれました。
「ずいぶん大きくなりましたね!もう摘果作業ですか?」と尋ねると、

デコポン(肥後ポン) 着果後の様子と匠の摘果作業(前編)_a0254656_18322647.jpg「そうですね!前回来られたのは、6月中旬の着果の頃でしたよね。不知火の方はもう摘果を終えて、ひも吊り作業まで済みましたよ。」とのこと。
デコポンの果実たちは、ピンポン玉よりも大きなほどに成長していました。

デコポン(肥後ポン) 着果後の様子と匠の摘果作業(前編)_a0254656_18401349.jpg6月中旬の着果直後の取材の様子です。
将輝さんが、着果の様子を確認しています。
デコポンは、4月下旬から5月上旬にかけて、白くてとてもかわいらしい花を咲かせます。
そのご着果していくのですが、6月中旬位までにかけて、“生理落下”と言う現象がおきます。

デコポン(肥後ポン) 着果後の様子と匠の摘果作業(前編)_a0254656_18460372.jpgこれが生理落下しているデコポンの果実です。
同じ6月中旬の取材の際に撮影しましたが、明らかに色が異っていて、そのまま自然と落ちていきます。
デコポンの果樹の体力以上に果実が実った際に起こる現象です。

デコポン(肥後ポン) 着果後の様子と匠の摘果作業(前編)_a0254656_18474684.jpg「今年も元気な花をたくさん咲かせたので、しっかりと着果してます。果樹自体が生理落下で落としてくれますが、デコポンは頑張り屋さんなので、自分の地力以上に実らせようとするんです。そこで、7月中旬の“摘果作業”で、甘くて美味しい、大きなデコポンができるように作業をするんです。」と将輝さん。

デコポン(肥後ポン) 着果後の様子と匠の摘果作業(前編)_a0254656_18531711.jpg「おぉ!それが毎年繰り返される匠の技ですね!」と言うと、「ハハハッ!そんな風に言われると照れますが、その摘果作業なしでは、あのデコポンは絶対に作れませんね!ぜひまた取材に来てください!」と将輝さんが笑顔で話しました。

デコポン(肥後ポン) 着果後の様子と匠の摘果作業(前編)_a0254656_18573652.jpg4月上旬の花芽剪定の際の様子で、将輝さんのお父さんで「小春農園」代表の小原正宏さんです。
「小春農園」さんでは、「小春農園」代表の小原正宏さんの豊富な経験と卓越した栽培技術、奥様の美子さんの惜しまぬ手間ひま、さらには、大学で果樹栽培を専門に学んだ、将輝さんの新たな知識が重なり、3人の“匠”を中心として、様々な“本物”と呼べる作物を育てています。
花芽剪定もまさに匠の技の1つです。

デコポン(肥後ポン) 着果後の様子と匠の摘果作業(前編)_a0254656_19002051.jpg「FLCパートナーズストア」を運営する株式会社旬援隊の代表取締役の私(笠泰紀)は、弊社で販売するすべての作物の、その栽培の様子農家さんの惜しまぬ手間ひまや匠の技を、年間を通して現地取材しこのブログで紹介しています。

デコポン(肥後ポン) 着果後の様子と匠の摘果作業(前編)_a0254656_19030847.jpg「小春農園」さんのデコポンの栽培の様子も、もう何年も年間を通して現地取材してきました。
今回取材した、“匠の摘果作業”の紹介といきたいとこですが、本日のブログは少々長くなりましたので、この続きはまた後日詳しく紹介します。

デコポン(肥後ポン) 着果後の様子と匠の摘果作業(前編)_a0254656_19060972.jpg「FLCパートナーズストア」では、今年も「小春農園」さんの“柑橘王”ことデコポン(肥後ポン)をネット独占販売いたします。
弊社の数ある商品の中で、リピート率がナンバー1なのが、「小春農園」さんのデコポン(肥後ポン)です。

デコポン(肥後ポン) 着果後の様子と匠の摘果作業(前編)_a0254656_19084995.jpg12月下旬には、今年もこの“デコポン色”に輝くハウスを見ることができると思います。
今年も、12月下旬より、熊本限定栽培品種の、樹上完熟デコポン『ひのゆたか』からの収穫及び出荷予定です。
続いて、蔵出し完熟デコポン『不知火』と切れることなく1月上旬から6月中旬までの販売です。
これからも、その成長の様子、匠の技などを取材しご紹介していきます。
お楽しみに!!

FLCパートナーズストア 笠 泰紀

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by flcps | 2017-07-19 19:11 | デコポン(肥後ポン) | Trackback | Comments(0)
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