FLC日記 2017年6月25日(日) 雨のちくもり
ネットショップ「FLCパートナーズストア」では、日本有数の米どころ、熊本県菊池市七城町の砂田地区で、土にこだわる匠の野中逸雄さんの『砂田のこだわりれんげ米』をネット独占販売しています。
野中さんは、“れんげ”と“稲ワラ”のみを有機肥料とした元気な土で、安全で美味しい『砂田のこだわりれんげ米』を育てています!
『れんげ米』とは、れんげを有機肥料として鋤き込んだ田んぼで育てられるお米のことです。
こちらは、4月下旬の野中さんの田んぼの様子です。
この一面に咲き誇るれんげは、花が咲き終わる5月上旬ごろに、その花も葉も茎も根も全て田んぼに鋤き込み、緑肥(有機肥料)とするために育てられたものです。
生産農家の野中逸雄さんです。
昨年の10月上旬、稲刈りの取材時に撮影しました。
野中さんは、基本的に自分や家族、親せきや知人のためだけにお米を作っています。
ですから、安全で美味しいお米にこだわるのです。
「FLCパートナーズストア」では、その貴重な『砂田のれんげ米(野中さんこだわりのお米)』を、特別に分けていただきネット独占販売しています。
定期購入のお客様の分を確保し、販売できる分は残りわずかとなってきました!
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そんな野中さんのこだわりの米作りを、私はも何年も年間を通して現地取材してきました。
こちらは、6月中旬の苗床の様子です。
ご覧の通り、今年もとても元気な苗が育っています。
この苗床でも、その後はお米の苗を植えて田んぼとします。
そこで、苗床用の田んぼにも、れんげの種を撒き、4月の中旬にはれんげが咲き誇っていました。
「FLCパートナーズストア」を運営する株式会社旬援隊の代表取締役の私(笠泰紀)は、弊社で販売するすべての作物の、その栽培の様子、農家さんの惜しまぬ手間ひまや匠の技を、年間を通して現地取材し、このブログで紹介しています。
もちろん、野中さんのお米作りもその全てを現地取材していきました。
こちらは今年の5月25日に行われた苗床作りの一コマです。
苗床や田植え、稲刈りはもちろんのこと、稲刈り後の田んぼの冬の様子やれんげの種まき、れんげの鋤き込み(耕運)などその全てです。
そして今年も、野中さんの田植えを現地取材してきました。
毎年6月20日過ぎに行われます。
今年は、6月23日(金)より田植えが始まりました。
トンボを持ちあぜ道を歩いてきているのは、野中さんの息子さんの野中健吾さんです。
「ご連絡が遅くなったので、1枚目の田んぼはもうすぐ田植えが終わりそうになっちゃいました。」ご健吾さん。「いえいえ、何とか間に合ったので大丈夫です。それより、その帽子どうしたんですか?」と尋ねると、
「ハハハッ!良いでしょ?先日四国(高知県)に行ったので、その時に買ったんです。お遍路さんの帽子なんですが、お土産で売ってあって、『これは田植えの時にいいぞ!』って思ってですね!(笑)」と健吾さん。
そうこうしていると、野中さんが田植え機で田植えをしながらこちらに戻ってきました。
「おはようございます!今年もいよいよ始まりましたね!」と言うと、
「そうね!毎年変わらんこつばしよるとばってん、今年も取材に来たとたい!」と野中さん
「もちろんですよ!」と言う私に、「もう、ず~っと田植えも取材して、いっぱい写真も撮っとるだろうけん、前んとば使っても良かとじゃなか?」「ダメですよ!こうして毎年取材することに意味があるんですから!」と言うと、
「ハハハッ!冗談たい!!今年も俺は変わらんやり方で米ば作るとばってん、何でも見て、何でも聞いて、良かばい。しっかり取材しなっせ!」
野中さんや健吾さんとはこうして冗談が言えるような、長いお付き合いをさせていただいています。
野中さんは、田植え機に苗を積み込むと、Uターンしてまた田植えを始めました。
今年も見事にそろって苗が育っていますので、田植え機で田植えをしても、ほとんど欠株は出ません。
往復を繰り返しながら田植えをしていきます。
そして、最後にあらかじめ空けておいた周りを2週してこの田んぼの田植えは終わりです。
むこうやこちらでUターンを繰り返すため、どうしても車輪の跡がつくので、健吾さんがトンボを使ってならしていきます。
れんげを使って土を作りお米を育てるには、多くの手間ひまとコストがかかります。
その為、この近隣の農家さんたちも、冬の間の田んぼを活用し、裏作として麦や野菜などを育てています。
しかし、野中さんはお米だけを育てています。
むしろ、美味しいお米を育てるために、あえて手間ひまやコストをかけれんげを栽培し、土つくりをしているのです。
私は毎年、同じ質問を野中さんに繰り返してきました。
「どうして、野中さんは“れんげ”にこだわるのですか?」
「自分や家族、親せきや友人が食べるのに、安全でうまか米ば食べたかけんたい!ただそれだけたい!」野中さんはいつもそう答えます。
野中さんのお米は、以前は「砂田のれんげ米」として、デパートに卸していました。
しかし今は、自分や家族、親せきや知人のためだけにお米を育てています。
私は、野中さんのお米の美味しさとその栽培方法に惚れ込み、何とかお願いして「FLCパートナーズストア」で、数量限定で販売しています。
平成28年度の野中さんの『砂田のこだわりれんげ米』は、定期購入のお客様分を除くと、残りわずかとなりました。
白米と玄米で、それぞれ10kg~30kgで販売しています。
ただし、定数になり次第、予告なしで完売とさせて頂きますので、ご注文はお早めにお願いいたします。
さて、平成29年度の田植えが終わりました。今年もまた、これからの成長の様子は、現地取材で紹介していきます。
お楽しみに!
FLCパートナーズストア 笠 泰紀
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