FLC日記 2017年3月7日(火) くもりのち雪
ここは、熊本県菊池市原(はる)、菊池水源の山奥ににある株式会社旬援隊の本社所在地です。
本日、3月7日16時頃から、雪が降りだしました。


気温は、16時時点で、5℃ほどはあったので、おそらく積もることはないと思いますが、なんだか冬に逆戻りした気分です。
ここは九州の熊本と言えども高冷地で、この冬も幾度となく積雪しました。

ちなみに、これは私がここで暮らし始めて最も雪が積もった、2014年2月14日の朝の様子です。
この日は、なんと45cmもの積雪を記録したのです。
そんな山奥にも、やっと春が来たと思った矢先の今日の雪です。

ここがどれくらい山奥かと言うと、ここに来るための唯一の舗装道路です。
敷地内に電柱が見えると思いますが、電線はここまでしか来ていません。
ここより、山の上部には誰も住んでいないのです。

その道路はさらに山奥へと続いていますが、まもなく舗装がなくなり砂利道となって、いずれは行き止まりです。
現在は、砂防工事の車両が毎日通りますが、おそらくその工事が終わればまためったに車が通らない道となります。
株式会社旬援隊の代表取締役の私(笠泰紀)は、この山奥で暮らしています。

これは、裏の敷地のキウイ棚の様子です。
ここは、1500坪の敷地があり、さらに近隣農家さんに畑を借りて作物を育てています。
私は、自然と共に生き、自ら畑を耕し、さまざまな果樹や原木しいたけを育て、烏骨鶏たちを飼育しながら、自給自足の生活を目指しています。
そしてこの地に、株式会社旬援隊を立ち上げました。

株式会社旬援隊は、ネットショップ「FLCパートナーズストア」にて、熊本の旬の食材を販売しています。
ここで、私が自ら育てたものや、契約農家さんたちが育てた“本物”と呼べる食材で、ここでしか買うことのできない商品ばかりです。

特に、毎月新しい商品をご案内している、フルーツの人気は高く、現在は熊本産高級イチゴや柑橘王こと『デコポン(肥後ポン)』、究極の柑橘『せとか』などが大人気商品となっています。

また、私も生産者の一人である、熊本県菊池市、菊池水源で、無農薬、無化学肥料で育てたエゴマを使用した『えごま油』、『焙煎えごま粒(実)(白、黒)』も大好評発売中です。
その他にも、熊本のお米、朝採り新鮮野菜などなどを販売していますので、ぜひホームページもご覧ください。
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さて、今日はここの敷地内の様子を紹介します。
この山奥にも、やっと春が来始めていました。
南高梅が本格的に咲き始めたのです。
収穫まで、しっかりと育てないといけません。

そうそう!
育てると言えば、昨年からカボスと晩生の栗(美玖里(みくり))の苗を植え、栽培を始めたのですが、大変なことになってしまいました。
まるで、だれかが剪定を施したかのような姿になっています。

落葉樹である栗はともかく、常緑樹のカボスは本来この時期でも、こうして葉っぱがないといけないのですが、葉っぱはもちろん、枝の先もなくなっていたのです。

よくよく見ると、枝の先端や葉っぱの茎近くまで、何かにかじられた形跡があります。
どうやら犯人は、野ウサギのようです。
そこで、対策を施すことにしました。

肥料袋の上下を切って、筒状にして、それぞれの果樹にかぶせました。
この方法は、弊社の契約農家さん「小春農園」の小原正樹専務に教わった方法です。

こちらは、栗に施したものです。
左に出ている枝は、背が高かったため、野ウサギの害から逃れています。
つまり、この高さにまで成長すれば、大丈夫と言うことです。
カボスも栗も狭苦しいでしょうが、しばらく辛抱してもらおうと思っています。

さて、今日は思わぬ雪が降りましたが、この山奥にも確実に春が近づいています。
玄関にある、下段では、チューリップたちが力強く芽吹いてきていました。

クリスマスローズが咲き、スイセンには蕾が見えています。
後は、福寿草が咲けば、本格的な春の訪れと言えるでしょう!
本当に春が待ち遠しいです。

春が来るまでに、果樹の剪定を終えなければなりません。
まだまだ寒い日がつつきそうなので、エントランスにある薪ストーブの『薪之介』で暖を取り、明日も選定作業を頑張ろうと思います。
本日は、冬に逆戻りした、株式会社旬援隊の敷地内の様子を中心に、ご紹介しました。
FLCパートナーズストア 笠 泰紀
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