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熊本梨 岩永農園 無袋栽培にこだわる匠の選定作業2017(残す枝、切る枝、そして誘引する理由)

FLC日記 2017年2月2日(木) 晴れ
「強すぎる枝には、梨は実らんとたいね。でも、弱すぎると、今度は良か梨のでけんとたい。それらを見極めて、残す枝、切る枝を選択せにゃんたいね。最低でも、3年先まで見据えて剪定していかんと、毎年コンスタントに良か梨を作ることはできんたいね。」
梨の匠「岩永農園」の岩永敏行さんがそう言いながら、匠の技で選定と誘引作業を行っていました。
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a0254656_17354286.jpg「岩永農園」さんは、こだわりの樹上完熟梨を育てる匠の農家さんです。
いずれも果実に袋をかけない“無袋栽培”で、熊本産『幸水(こうすい)』、『豊水(ほうすい)』、『秋月(あきつき)』、『秀麗(しゅうれい)』、ジャンボ梨『新高(にいたか)』、『新興(しんこう)』を栽培しています。
写真は、ジャンボ梨『新高(にいたか)』で、ネット独占販売する「FLCパートナーズストア」の大人気商品です。

a0254656_17444955.jpg熊本県菊池市野瀬の「岩永農園」さんの梨園に、今年も剪定と誘引作業の様子を取材に伺いました。
今期は、少し早めのスタートで、11月下旬から1日も休むことなく、梨園の枝の剪定と誘引作業が行われています。

a0254656_1814919.jpg「基本的には1年目の枝にしか梨を実らせんとたい。同じ枝に2年、3年と実らせると、良か梨はできんとたい。毎年毎年しっかりと剪定して若返らせることで、毎年高品質の梨になるし、樹勢も保てるとたいね。」と岩永さん。

a0254656_1841449.jpg梨園内に張り巡らされている、ワイヤーに麻のひもを使って誘引しています。
剪定と誘引作業は、まず昨年の誘引していたひもを切るところからスタートしました。

a0254656_1883933.jpg「昨年元気に伸びたこの枝の中から、結果枝を作り上げるんですよね!」と言うと、
「そうそう!さすがに、毎年取材に来よると、ずいぶんわかってきたねぇ~!」と岩永さん。

a0254656_18111710.jpg写真を地理おえ、岩永さんの方に振り返ると、元気な枝をのこぎりで切っていました。
「え?それはすごくよさそうな枝ですけど、梨は実らないのですか?」と尋ねる私に、

a0254656_18152776.jpg「今のは強すぎるとたいね。主枝の上から伸びとったでしょ?そうなると、養分をたくさん吸って、さらに強い枝になって、花芽にならずに、さらに枝を伸ばそうとするわけよ。」

a0254656_18354268.jpg果樹は、基本的には幹の上部をたくさんの養分や水分が通ります。
そうなると、真上に芽吹いた枝は強く伸びて、さらに枝を伸ばそうとするので、果実が実りにくいため剪定します。

a0254656_18375895.jpg「今度は逆に、弱すぎても果実は実っても、良か梨はできんとたい。その見極めばしながら剪定するとたいね。そこの中途半端に切ってるみたいな枝は、全部“待ち枝”ばい。」

a0254656_18452574.jpg「幹の横かあ芽吹いとるけん、場所は良かとばってん、その左側のは弱すぎるけん、良か身はできんとたい。だけん、今年もう1回芽吹かせて、良い太さに育ててから来年果実を実らせるわけたいね。」

a0254656_18481411.jpgそうして1年待った枝はこうなります。
剪定した部分から元気な枝が伸びて、花芽もしっかり芽吹いてきています。
こうして、先々を見据えながら、匠は剪定作業を繰り返しているのです。

a0254656_1858236.jpg「果樹が果実を実らせるっていうことは、子孫を残そうとするってことたいね。枝が強かと子孫を残すことより、自分がまだまだ成長しようとするし、弱すぎると子孫を残しても良か果実はできんわけたい。そこで、俺は梨を栽培しよるとだけん、そこを見極めながら、良か果実を作る枝を残して誘引するわけたいね。」

a0254656_194447.jpg「誘引して枝を配置していくのには、3つの理由があるとたい。1つ目は万遍なく陽のひかりを当てるようにすること。2つ目は、ワイヤーにしっかり固定して、枝がゆれて実った梨をキズ着けさせないようにすること。そして3つ目は、この枝を弱らせて、しっかりと果実が実る枝にすることの3つたいね。」

a0254656_1984727.jpg「ここは、まだまだ選定も誘引もこれからばってん、下の段はもう終わっとるけん、見てくると良かよ。剪定直後の今の状況で、花咲く頃、葉が茂るころ、果実が実るころば頭に描いて作り上げとるばい。」
岩永さんにそう言っていただき、下の段の果樹園を見に行きました。

a0254656_19222839.jpgその様子がコチラです!
剪定と誘引作業を終え、すっきりとした空間は、この時期青空が見えています。
しかし、これは匠が作り上げた、美味しい梨が育つ最高の空間へとなっていくのです。

a0254656_1925188.jpg7月下旬の収穫直前の様子です。
地面に微妙に太陽の光が差し込んでいますね!
この木漏れ日のステージを作るための剪定と誘引作業なのです。

a0254656_19313462.jpg「岩永農園」さんでは、最後に収穫する「新興」以外は、このように梨の果実に袋をかけない“無袋栽培”で育てています。
程よい光を当て、果実を甘く育てるのです。

a0254656_193578.jpg熊本の“旬”を販売するネットショップ「FLCパートナーズストア」を運営する株式会社旬援隊の代表取締役の私(笠泰紀)は、弊社で販売するすべての作物の、その栽培の様子農家さんの惜しまぬ手間ひまや匠の技を、年間を通して現地取材しこのブログで紹介しています。
「岩永農園」さんの『樹上完熟梨』の栽培の様子も、もう何年も年間を通して現地取材してきました。

a0254656_19383363.jpgこの時期、丸くて太い元気な花芽が順調に芽吹いてきていました。
3月下旬から4月上旬にかけて、梨の花は咲き誇ります。
もちろん、その様子も今年もきちんと現地取材して、このブログで紹介いたします。

a0254656_19424312.jpg今回の剪定と誘引作業の現地取材で、見てきたこと、聞いたことはまだまだご紹介したいことが盛りだくさんですが、本日は少々長くなりましたので、この続きはまた後日!

a0254656_19462292.jpg「FLCパートナーズストア」では、今年も「岩永農園」さんの『樹上完熟梨』を、ネット独占販売いたします。
7月下旬の『幸水』からスタートし、8月中旬からの『豊水』、そして、『秋月(あきづき)』(写真)、さらに、9月中旬からは、いよいよジャンボ梨『新高』と続きます。
昨年は、樹上完熟の数量限定での販売のため、2週間以上もお待ちいただき出荷したほどの大人気商品です!!
それでは、この続きはまた後日!
お楽しみに!!

FLCパートナーズストア 笠 泰紀

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by flcps | 2017-02-02 19:50 | 熊本 梨 | Trackback | Comments(0)
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