FLC日記 2017年1月20日(金) くもりのち雪
熊本県菊池市、菊池水源の山奥にある株式会社旬援隊の本社所在地は、積雪のため14時過ぎには、すっかり雪景色となってしまいました。
雪景色と言うより、風邪がものすごく強く、吹雪いています。
ここへ来るには、舗装道路は、この道しかありません。
雪が降るとここを出たすぐの急な坂道を上り下りできず、すっかり陸の孤島となってしまいます。
まだ気温は、2℃ほどあるので、路面は凍結していませんが、明日の朝はつるつるでしょうね!
チェーンをつければ通れないことはないので、先ほどゆうパックさんに集荷に来ていただき、本日の商品出荷を無事終えました。
株式会社旬援隊では、ネットショップ「FLCパートナーズストア」で、熊本の最旬食材を販売しています。
現在は、柑橘王こと『デコポン(肥後ポン)』、『朝採り新鮮イチゴ』、匠が育てた『ザ・みかん』、熊本の安全で美味しいお米、新鮮野菜などなどを販売しています。
それらの商品は、全て生産地に現地取材に伺い、農家さんの声を聞き、惜しまぬ手間ひまや匠の技を見て、作物の成長の様子を取材して、毎日更新するこのブログで紹介しています。
私は、インターネットを通じ全国のお客様へ農作物を中心とした商品を販売をするにあたり、生産者と消費者の間の立場にありたいと思いました。
そこで、この山奥で暮らしながら、自ら農業も営んでいます。
こちらは、裏の敷地のキウイ棚と、原木しいたけの栽培地、奥の建物は「烏骨鶏」の鶏舎です。
ここは、1500坪の敷地があり、さらに近隣農家さんに畑を借りて作物を育てています。
私が、管理しているのは、約3000坪ほどです。
弊社のオリジナルブランド商品の『水源キウイ』の、冬の剪定を始めたところですが、さすがにこの雪では、今日の作業は中止です。
昨年も大好評いただいた『水源キウイ』が美味しく実るように、冬の間にはしっかり剪定作業を行います。
ここでは、90羽ほどの烏骨鶏を飼っています。
昼間は庭と小屋を自由に動き回り、遊ばせているのですが、今日は小屋の中に緊急避難です。
ここで生産する『烏骨鶏のたまご』は、弊社の大人気商品です。
これが、別名“薬用鶏”とも呼ばれる烏骨鶏です。
今年(2017年)は酉年なので、元旦に撮影しました。
烏骨鶏は、ニワトリに似た鳥で、大変栄養価の高いタマゴを産みます。
古来中国では、食することで、「不老不死」になると言われ、大変重宝されていました。
烏骨鶏のタマゴと、市販されている鶏のタマゴを比較してみました。
ここで生まれたタマゴで大きいものを選び比べましたが、やはり2回りほど市販のタマゴに比べ小さいようです。
しかしその栄養価はバツグンで、現在、効用としては、強精疲労回復、高血圧・中気の予防、心臓病の予防、糖尿の予防、老化防止、免疫力の向上などが具体的に言われているようです。
しかし、産卵数は極端に少なく、1羽の雌鶏が年間で40個ほどしか生まないと言われています。
単純計算で9日に1個のペースなんです。
烏骨鶏のタマゴは、白身の割合が少なく、黄身はこのように鮮やかなオレンジ色をしていて、とっても濃いんです。
生で食しても、タマゴ臭さは全くありません。
ですから、タマゴかけごはんなんて最高ですね!
ここでは、繁殖も行っています。
これは、今年の1月6日に生まれたヒナたちです。
6個の卵を温めさせ、無事に6羽が孵化しました。
孵化から2週間ほど過ぎ、本来なら巣箱を出て庭デビューの頃なのですが、この雪ではさすがに親鳥の羽の下が良いようです。
今は、いつの間にか3羽が親鳥になって、6羽のヒヨコを3羽の雌鶏が育てています。
手前にあるのは、他の親鳥の頭で、私とヒヨコたちの間に入り守ろうとしています。
本来、烏骨鶏はとても警戒心が強く、臆病な鳥なのですが、私が愛情深く接しているせいか、私にはよくなれています。
今日も、鶏舎に緊急避難後も、雄鶏がこんなに近くまで寄っていきました。
そうそう!
先日、東京にお住まいだという方からこんな問い合わせの電話を頂戴しました。
「こちらでは、1個500円で烏骨鶏のたまごを販売されていますが、御社のは本当に烏骨鶏のたまごですか?」
1個が500円という価格にも驚きましたが、まさか偽物を打っているような言い方にもビックリしました。
パソコンの前にいるとのことだったので、ブログを見せながら丁寧に説明し、きちんとご理解いただきました。
ご安心ください!
ここには、烏骨鶏しかいません!!
『菊池水源の烏骨鶏の新鮮タマゴ』は、弊社の商品の中でも、リピーターが大変多い、売れ筋商品です。
「FLCパートナーズストア」では、6個入りを1パックとして1080円で、お一人様2パックまでで販売しています。
まだまだ、飼育数も少なく、売り切れのことが多いですが、販売中の場合はお急ぎお買い求めください!
↓ 今すぐ購入したい方、詳細を知りたい方はコチラ ↓
「FLCパートナーズストア」
『菊池水源の烏骨鶏の新鮮タマゴ』
弊社のエントランスにある、薪ストーブの『薪之介』は、今日も大活躍しています。
トラックのタイヤのホイールを使って手作りで作られた薪ストーブです。
この子のおかげで、エントランスはもとより、廊下やオフィスも温かく、他の暖房器具は今日も使用していません。
『薪之介』と共に、この冬も乗り越えようと思っています。
雪が落ち着いたのを見計らって、ふきのとうの栽培地の様子を見に行きました。
今年も少しづつこうして芽吹いてきていました。
こう寒くても、春はきちんと来るのだと確信しています。
ここの敷地内で育つ、天然のふきのとうです。
まもなく、販売をスタート予定です。
その際には、またブログでご紹介したいと思っています。
お楽しみに!
本日のブログは、株式会社旬援隊の、雪降る様子と烏骨鶏たちの紹介でした。
FLCパートナーズストア 笠 泰紀
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