FLC日記 2017年1月16日(月) 雪のちくもり時々晴れ
熊本県菊池市水源にある伊牟田地区の「御願立(ごがんたて)」と「どんどや」に参加しました。
今年は、昨日の1月15日(日)に開催でした。


「御願立」とは、今年一年の無病息災と豊作を祈願して、村のお宮さんに参拝する行事です。
こちらが、私が住む、伊牟田地区にあるお宮さんです。
お宮さんは、村を見下ろす高台にあります。

「どんどや」は、正月の松飾りなどを家々から持ち寄り、一ヶ所に積み上げて燃やし、残り火で鏡餅を焼いて食べれば、その1年間風邪を引かず元気でいられるといわれています。
もちろん私も毎年参加しています。

私(株式会社旬援隊代表取締役笠泰紀)は、この地で、自然と共に生き、自ら畑を耕し、さまざまな果樹や原木しいたけを育て、烏骨鶏たちを飼育しながら、自給自足の生活を目指しています。
こちらは本社社屋の昨日の朝の写真です。

一昨日より続く大寒波の影響で、昨日の朝はすっかり雪景色となりました。
ここは、九州の熊本県とはいえ、標高の高いこの地は、積雪も度々で、最も積もった時は45cmにもなったことがある山奥です。

この地に株式会社旬援隊を立ち上げ、ネットショップ「FLCパートナーズストア」で、契約農家の「わが家の専用農家さん」が育てる、“本物”と呼べる旬の食材、農作物を販売しています。

最旬食材としては、弊社のリピート率ナンバー1の、柑橘王こと『デコポン(肥後ポン)』が大人気です。
そのほかにも、熊本のお米、新鮮野菜、タマゴ、乾物などすべての食材の作付地に取材に行きその育つさまをきちんと見て販売している、自信をもってお勧めする商品ばかりです。
ぜひホームページものぞいてみてください。
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ここに来るための唯一の舗装道路は、一昨日からの雪で覆われています。
かなり急な坂道で、私も「御願立」と「どんどや」に下りていけるのか心配でした。
心配はもう1つありました。
この日、私の20年来の友人が遊びに来る予定でした。
ここに来るのは初めてで、10年ぶりくらいになる再会を楽しみにしていたのです。
昼前には何とか通れるようになり、みんな無事に来てくれました。

帰る前の集合写真です。
左から福本直毅、高橋勇治、高橋の奥さんの歩さん、前田麻由、高橋の仕事関係の株式会社ライフステーション代表取締役の山口真さん、高橋が勤める会社のファーストピース株式会社代表取締役の計良昌幸さん、そして私です。

本当はここに、現在熊本県立菊池高等学校で、教諭をしている吉田真一がいるはずなのですが、なぜここにいないのかは、後程お話しします。
これは3年前の7月、菊池高校生たちがギネスに挑戦した際、久しぶりに再会した時の写真です。
その様子は以前のブログで紹介していますので、ぜひご覧ください!
FLC日記 2014年7月27日(日)
菊池の高校生が世界一達成!!世界一長いそうめん流し「3328.38m」がギネスブックに登録されます!
さて、本来なら来て早々は、1500坪ほどある敷地内を案内するのですが、まだまだ雪が残っているため、自慢の囲炉裏を囲んで飲むことにしました。
運転手の2名は残念ながら飲めません。
さっそく炭をおこしています。
そのころ、顧問をしているボート部の練習を終えた吉田も合流し、ここのお風呂に入っています。

風呂上がりの吉田と一緒に、この日2回目の乾杯!
山口さんと計良さん、高橋の奥さんの歩さんとは初対面でしたが、とても気さくな方々で、話も面白く全く初めての気がしません。

現在の仕事のこと、あの頃の思い出話、そして私のこの田舎暮らしの奮闘ぶりなど、話は次から次に出てきて、どんどんお酒が進みます!
計良さんはサプライズ好きで、今回のここの訪問もいきなり現れたのだそうです。

サプライズ好きなのですが、さんざん計画しては未遂に終わってばかり!
今回のサプライズが初めての成功とのことでした(笑)。
さて、雪が解けるのを待ちながら、メインの焼き肉をみんなで楽しみ、敷地内を見て回ることにしました。

屋外のバーベキュー場の『東屋』や、畑、栗林などを見て、ここで飼っている『烏骨鶏』たちと初対面です。
そうこうしていると、どんどやの開催時間となり、この仲間たちも一緒に行くことにしました。

事前に村の皆さんには、私の友人たちがどんどやに参加したいと言っている旨を伝えていました。
こころよく了承いただき、みんなで参加です。
定刻になり、区長の川口荘一さんが火を入れました。

その火を全体に広げていくのですが、吉田は村の一員かのように、一緒になり参加しています。
火が広がると、青竹が焼け、パン!と大きく音を立てて、どんど焼き分が盛り上がってきます。

どんどやの楽しみの一つは、このかっぽ酒です。
計良さんはこの表情!
村の皆さんと一緒に美味しいお酒をいただきました。
この伊牟田地区の皆さんは、ホント良い人ばかりです。

笑顔の絶えない、とても長生きの村で、私も皆さんに本当にかわいがっていただいています。
昨年は、雨でどんどやが中止となり、あの熊本地震が起こりました。
今年は明るい年になりそうです。

どんどやからは、前田麻由も仕事を終えかけつけました。
東京へ帰る方々の、飛行機の時間もあり、みんなで私の家へ戻ることにしました。
この集合写真を撮った時は、私は烏骨鶏たちにエサをあげに戻っていたので、吉田が撮影してくれたようです。
ですから、この集合写真にも吉田がいません。

さて、帰る前にもう一度腹ごしらえです。
煙を通すために、窓を開けていましたが、福本は寒かったみたいね。
ん?
でも確かそこには、吉田がいたはず・・・
あれ?
吉田の姿がありません。
吉田は自分の車で来ていたけど、相乗りでどんどやに行き、帰る際に人数確認した時すっかり忘れていたようです。

飛行機の時間があるメンバーを送り出し、吉田を迎えに行った頃には、すっかり陽が落ちていました。
吉田はと言うと、村の皆さんに溶け込み、話が盛り上がっていました。

歩いたら30分ほどかかると言われ、連絡を待つしかないと思って、村の皆さんと話し込んでいたとのこと。
でも、かなり不安だったようです。
「普通、俺一人置いて帰る?」と吉田。

「ここまで来た時の車のメンバーと麻由で考えたけん、忘れとったとたい。」というみんなに、
「この4人はみんなバスケ部だったでしょ?俺、一応バスケ部のキャプテンだったよね?あの頃一緒に汗した仲間だし、ついさっきまで、俺もここで一緒に飲みよらんだった?忘れとったって!!!」と言う吉田の話に、みんなで大笑い。
当然私も笑ってしまい、こんなにピントがぼけた写真になっちゃいました(笑)。

今年の「御願立」と「どんどや」の話のブログには、ほとんど「御願立」のことを紹介しませんでしたが、私もこうしてしっかりとお参りして、今年の無病息災を願いました。
昨年は、ひざの骨折もあって健康がいかに大切なことなのかを身にしみて感じましたので、健康で過ごせる一年にしたいと思います。
今年は、少し遅い初笑いができたので、きっと良い一年になる気がします。
昨日来てくれた仲間たちとは、また近々再開できると思います。
楽しい時間をありがとう!
では、また会える日まで!アディオス!!
追伸!
吉田は、置いてきぼり事件で、すっかり村の皆さんと意気投合して、来年の伊牟田地区のどんどやにも参加すると約束したそうです(笑)。
FLCパートナーズストア 笠 泰紀
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