FLC日記 2017年1月7日(土) くもりのち雨
熊本の旬の食材を販売する、ネットショップ「FLCパートナーズストア」では、匠の農家さん「小春農園」さんの、清流の里の『原木しいたけ』をネット独占販売しています。
本来ならこの時期から、原木ジャンボ生しいたけ『トリプル1』の販売をスタートする予定でした。
しかし、平成29年の原木ジャンボ生しいたけ『トリプル1』は、販売延期とさせていただきます。
原木ジャンボ生しいたけ『トリプル1』とは、ご覧の通り、手のひらからこぼれ落ちそうなくらい大きく、肉厚で、まるでアワビのような食感を持ち、森の旨みをギューッと閉じ込めた、至高しいたけのことです。
最も自然に近い栽培方法で育てられた、「原木しいたけ」の中から、わずか1割にも満たない、大変貴重なしいたけです。
『トリプル1』とは、
“1番”最初(1年目)の原木から育ち・・・
“1割”しか採れない貴重な大きさ・・・
“1級品”の旨み、食感、味わい・・・
3つの“1”を備え持つ、ことで命名された名前です。
『トリプル1』は、寒さ厳しいこの時期にだけ収穫されます。
1月上旬から、2月下旬までの期間限定販売です。
寒さに耐えながら、じっくりとゆっくりと、しいたけのかさが開くことなく大きく育つことが条件になるのです。
しかし、この冬は思いがけぬ暖冬で、大きく育つのをん待っていると、こうしてかさが開いてしまいます。
これでは、『トリプル1』としての出荷ができません。
1月上旬より、数量限定の完全予約制での販売を予定していましたが、今年は予約受付をしばし見送ることにしました。
こちらは、昨年の販売時期に撮影した『トリプル1』です。
毎年この時期、原木ジャンボ生しいたけ『トリプル1』を楽しみにしていただいたお客様も多いことと思いますが、こう暖かくては『トリプル1』になる前に、カサが開いてしまうんです。
生産農家の「小春農園」さんの、「“本物”と呼べるものだけを出荷したい!」との強いこだわりゆえとご理解ください。
気象条件が整い、出荷ができそうな場合は、またあらためてこのブログでご案内いたします。
平成29年の原木ジャンボ生しいたけ『トリプル1』は、販売延期とさせていただきます。
もちろん、通常商品の、清流の里の『原木しいたけ』は、現在大好評販売中です。
大きさこそ違えど、生産方法は同じで、もちろん森の旨みを詰め込んだ美味しさは変わりません。
朝採り、即日発送で新鮮そのものをお届けします。
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「FLCパートナーズストア」
『原木生しいたけ』
清流の里の『原木しいたけ』の生産地と生産者の紹介をします。
ここは、熊本県山鹿市鹿北町の「小春農園」さんの、『原木しいたけ』の栽培地です。
鹿北町は、清流の里として知られている自然豊かな町です。
「小春農園」さんでは、森の恵みがあふれる杉木立の中で、『原木しいたけ』を栽培しています。
『原木しいたけ』とは、主にクヌギやナラの木を原木とし、そこにしいたけの菌(コマ)を打ち込み、最も自然に近い形で栽培する方法です。
しかし、収穫するまでには、原木の伐採から、約2年もの長きにわたる歳月を要し、多くの労力、手間ひま、経験、技術が必要で、日本のしいたけ流通量のわずか2割にまで減少した貴重なしいたけです。
さらに、『原木“生”しいたけ』となると、店頭に並ぶものはほんの1割程度しかありません。
おそらく、みなさんがスーパーなどで目にする生しいたけは、ほとんどが「菌床しいたけ」と表記してあると思います。
「菌床しいたけ」とは、おがくず等と肥料を使い“菌床”とし、そこでしいたけ菌を育て栽培する方法、ハウスや建物の中で栽培され、温度や湿度管理をすることで、1年を通して収穫が可能です。
「FLCパートナーアズストア」では、その大変貴重な『原木“生”しいたけ』を、こうしてパックに詰めて販売しています。
「小春農園」代表の小原正宏さんと、専務の小原将輝さんです。
安心・安全な美味しい食材を作り上げることにこだわりぬく親子の“匠”です。
「小春農園」さんでは、本日紹介する、清流の里の『原木しいたけ』以外にも、様々な“本物”と呼べる農作物を育てています。
その中には、現在、大好評発売中の、柑橘王こと『デコポン(肥後ポン)』(写真)があります。
また、『ザ・ミカン』、究極の柑橘『せとか』、幻の白い『長生たけのこ』、『山あいの南高梅(青梅・完熟梅)』、『乾燥しいたけ』、『干したけのこ』、山あいの『甘熟いちじく』などを育てていて、それらは全て、「FLCパートナーズストア」でネット独占販売しています。
「小春農園」さんの『デコポン(肥後ポン)』は、「FLCパートナーズストア」の数ある商品の中で、リピート率がナンバーワンの大人気商品です。
糖度と酸味のベストバランスをぜひご堪能ください!!
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「FLCパートナーズストア」
『熊本産デコポン』
さて、『原木しいたけ』に話を戻しましょう!
「こんだけぬっか(暖かい)1月は、長年農業ばしてきたばってん、今年が初めてばい。」と小原さん。
「しいたけ自体は、良いのができてるんですけど、『トリプル1』ができないんですよ・・・」と将輝さんも話しています。
熊本の“旬”を販売するネットショップ「FLCパートナーズストア」を運営する株式会社旬援隊の代表取締役の私(笠泰紀)は、弊社で販売するすべての作物の、その栽培の様子農家さんの惜しまぬ手間ひまや匠の技を、年間を通して現地取材しこのブログで紹介しています。
もちろん、「小春農園」さんの『原木しいたけ』の栽培の様子も、こうしてもう何年も年間を通して取材してきました。
こちらは、3月に行われる、原木にしいたけの菌を打ち込む“コマ打ち作業”の様子です。
惜しまぬ手間ひまと匠の技で育ててきた『原木しいたけ』です。
この時期は、『トリプル1』も出荷予定でしたが、本日お話ししたような状況で、現在は販売延期とさせていただいています。
もちろん、通常商品の清流の里の『原木しいたけ』は、販売中です。
ぜひ、“本物”と呼べる美味さをご賞味ください!
毎週、火曜日と金曜日の出荷で、完全予約制での販売です。
ご注文(ご予約)は、下記「FLCパートナーズストア」のロゴをクリックして、ホームページにお進みください。
ご来店お待ちしてます。
FLCパートナーズストア 笠 泰紀
ホームページはこちら
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