FLC日記 2016年12月17日(土) くもり時々晴れ
熊本の旬の食材を販売する、ネットショップ「FLCパートナーズストア」では、今期(平成28年度)も、匠の農家さん「小春農園」さんの、清流の里の『原木しいたけ』をネット独占販売しています。
大変お待たせしました!
注文多数につき、出荷調整していました『原木しいたけ』を、12月23日(金)出荷分より、再受注いたします!
自然に最も近い方法で、大切に育てられた『原木しいたけ』は、国内生産量のわずか2割!
しかも、生の『原木しいたけ』となると、ほんの1割程度です!
森のうま味を詰め込んだ、清流の里の『原木しいたけ』をぜひこの機会にご賞味ください!!
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「FLCパートナーズストア」
『原木生しいたけ』
ここは、熊本県山鹿市鹿北町の「小春農園」さんの、『原木しいたけ』の栽培地です。
鹿北町は、清流の里として知られている自然豊かな町です。
『原木しいたけ』とは、主にクヌギやナラノ木を原木とし、そこにしいたけの菌(コマ)を打ち込み、最も自然に近い形で栽培する方法です。
農薬や化学肥料は一切使用しません。
もちろん、除草剤も使用せずに、こうして見事に管理しています。
栽培地のすぐ近くには、なんと“ワサビ”が自生しています。
清らかな水でなくては決して育たないワサビがこうして育つほどに、この地は、清らかな水と豊かな森なのです。
「小春農園」さんの清流の里の『原木しいたけ』は、ネット独占販売する「FLCパートナーズストア」の大人気商品です。
出荷調整の現状を見せて頂くため、「小春農園」代表の小原正宏さんと、栽培地に伺いました。
「笠さん!ほんと待たせたねぇ~。こぎゃんして、納得いくものがしっかり出始めたけん、もうこれからはどんどん受注ば受けても良かばい。今までも採れよらんだった訳じゃなかとばってん、今期の販売スタートと同時にたくさんの注文ば頂いたけん、その方たちば優先的に出荷しよったけど、だいぶ待たせてしまったね。もういよいよ追いついたけん、新しかお客様からの注文もしっかり応えていくばい。」と小原さん。
こちらは、今期の受注をスタートしたころの11月中旬の様子です。
そのころは、例年以上に温かく、さらにタイミングよく雨も降ったため、しいたけが一気に芽吹いて、このように乱立状態になったのです。
すると、その反動でしばらくしいたけが芽吹いてきませんでした。
「小春農園」さんが自信をもってお勧めできる“本物”と呼べるしいたけがあまり採れなかったのです。
「これくらいが、ちょうど1週間後の12月23日位にベストになるんですかね?」と尋ねると、
「おぉ!笠さんもかなりわかってきたねぇ~。今それくらいのものが、笠さんが言う通り、ちょうど良か位になるんじゃなかかね。」と小原さん。
「小春農園」さんが弊社のお客様用として出荷いただく『原木しいたけ』は、収穫した中から選び抜いた“極選”のものです。
朝採りの新鮮なしいたけの中から、肉厚で傘の開きがベストなものだけをご提供いただいているので、「これを食べたら他のしいたけが食べれない!」と、多くのお客様にリピート購入いただく人気商品なのです。
『原木しいたけ』の栽培には、長い歳月と、多くの手間ひまを要します。
これは、11月中旬に行われる原木となるクヌギやナラノ木の“伐採作業”の様子です。
伐採した原木は、“葉枯らし”と言って、倒したまま春先まで乾燥させます。
熊本の“旬”を販売するネットショップ「FLCパートナーズストア」を運営する株式会社旬援隊の代表取締役の私(笠泰紀)は、弊社で販売するすべての作物の、その栽培の様子農家さんの惜しまぬ手間ひまや匠の技を、年間を通して現地取材しこのブログで紹介しています。
「小春農園」さんの『原木しいたけ』の栽培の様子も、こうしてもう何年も年間を通して取材してきました。
春先に、乾燥した原木を一定の長さに切る“玉切り作業”を行い、それから原木にしいたけの菌を打ち込む“コマ打ち”が行われます。
こちらがその“コマ打ち”作業の様子です。
しいたけ菌を打ち込むためには、ドリルで原木に穴をあけるのですが、「小春農園」さんでは、その際にもうひと手間をかけています。
「小春農園」専務の小原将輝さんが、ナタを使って枯れた枝の部分をそぎ落としていました。
枯れた部分を残さないことによって、原木にしいたけ以外の雑菌が入らないようにするのです。
こちらがそのそぎ落とした部分で、両サイドの白いものは、しいたけの菌を培養した形成コマです。
そこからしいたけが原木の中に伸び、伐採から2年後の秋に芽吹いてくるのです。
6月中旬の“本伏せ”作業の際に撮った写真です。
原木の切り口の白いものが、その中で伸びたしいたけの菌です。
伐採、葉枯らし、玉切り、コマ打ちをベストなタイミングで行わないと、このようにしっかりと菌が伸びてくれません。
コマ打ち後、平積みに“仮伏せ”していた原木を、しいたけの菌たちがさらに伸びやすい環境にする作業が、この“本伏せ”です。
風通しよく原木を組み、その上にシバと呼ばれる直射日光とある程度の雨を避けるための枝をのせます。
「小春農園」さんでは、シバとして主に竹の枝を使用します。
幻の白い『長生たけのこ』も栽培する「小春農園」さんは、竹の伐採の際に竹の枝を準備していて、しいたけの栽培に使用するのです。
とても無駄のない、地球にやさしい農業を営んでいます。
こちらは、本伏せをしていた原木を栽培地に移動する“ボタ起こし”作業の様子です。
しいたけの菌は、直射日光(紫外線)に弱いため、本伏せの間は、しっかりとシバによって守られています。
しいたけを栽培する場所は、主に杉やヒノキなどの常緑樹の中で行います。
そこに、原木を並べて立てて、管理や収穫をきちんと行えるようにするのです。
栽培地に運び込まれた原木には、1晩、水をかけてしっかり水分を含ませます。
しいたけが発生するには、気温と共に振動と水分の2つの条件が必要です。
トラックに積み運び込むことで振動を与え、水をかけて水分を含ませることで、しいたけが発芽します。
簡単に『原木しいたけ』の栽培の様子を紹介しましたが、伐採から2年の歳月と、多くの手間ひまを要して『原木しいたけ』は収穫を迎えるのです。
もちろん、それぞれの作業をベストなタイミングで行わなければ、これほどのしいたけは育ちません。
「笠さんとこのお客さんが毎年楽しみに待っとらすけん、一切の妥協を許さず頑張ってきたばい。これからは、安定供給ができると思うけん、じゃんじゃん売って良かばい!(笑)」
匠の親子はそう笑顔で話してくれました。
無農薬・無化学肥料で、惜しまぬ手間ひまで育てられた「小春農園」さんの清流の里の『原木しいたけ』は、肉厚で香り良く、森のうま味を詰め込んだ美味しさが大人気です。
「FLCパートナーズストア」では、「小春農園」さんの清流の里の『原木しいたけ』をネット独占販売しています。
自然に最も近い栽培法で志立られた、その“本物”の味わいをぜひご賞味ください。
12月23日以降、毎週火曜日と金曜日に出荷日を決めての、数量限定・完全予約制での販売です。
朝採りの『原木しいたけ』から、選びに選び抜いた逸品を即日発送でお届けします。
ご注文(ご予約)は、下記「FLCパートナーズストア」のホームページより!!
ご来店、お待ちしてます!!
FLCパートナーズストア 笠 泰紀
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