FLC日記 2016年11月26日(土) くもり
熊本の旬の食材を販売する、ネットショップ「FLCパートナーズストア」では、「小春農園」さんの中世みかん『ひのみらい』を、今年もネット独占販売いたします。
12月下旬までの出荷予定ですが、出荷予定の定数になり次第、予告なしで締め切らせていただきますので、ご注文はお急ぎください!
『ひのみらい(肥のみらい)』は、熊本県で開発され登録しているみかんの品種です。
「白川」という温州みかんに「はるみ」を掛け合わせて育成し、2007年に品種登録されました。
糖度が12~14度と甘く、酸味はややしっかりめで、酸味と糖度のバランスに優れています。
濃厚な味わいにもかかわらず、じょうのう膜が薄くて食べやすく、果汁も豊富なため、大変人気の高い品種です。
「FLCパートナーズストア」では、今年も「小春農園」さんの匠が育てた『ザ・みかん』をネット独占販売しています。
「小春農園」さんの『ザ・みかん』は、全く飾らずみかんそのものの本当の美味さを楽しんでいただきたく命名された名前です。
2kg入り(袋)、5kg入り(箱)、10kg入り(箱)での販売で、大変リピート率の高い「FLCパートナーズストア」の人気商品です。
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「FLCパートナーズストア」
『ザ・みかん』
11月上旬、熊本県山鹿市鹿北町にある「小春農園」さんのみかん畑に伺いました。
「小春農園」専務の小原将輝さんが、中世みかん『ひのみらい』の成長の様子をチェックしています。
「今年も、きれいに色づいてきました。まだ完着ではないので、もう1週間ほどで収穫し、例年通りの11月下旬からの出荷になると思います。」と将輝さん。
「小春農園」さんでは、自然豊かなこの地の、陽のあたる山の斜面を利用して、『ザ・みかん』を栽培しています。
それにしても広い!
将輝さんにしっかりついていかないと、迷子になりそうです。
将輝さんは、大学で果樹栽培を専門に学んだ言わばスペシャリストです。
「小春農園」さんでは、大きく分けると4品種のみかんを育てています。
9月より出荷する極早生みかん、10月中旬からの早生みかん、11月下旬からの中世みかん、そして、1月からの晩生みかんです。
「気温の変化と共に、好まれるみかんの味も変わってくるんですよ!」
「まだ暑さが残る9月に出荷するのが、みかんシーズンの始まりを告げる極早生みかんの『日南』です。その頃は、やはり酸味が少しあるみかんが美味しいですね。」
「秋になってくると、肌寒さも感じるようになり、甘さをより感じることができる中世みかん『興津』が好まれてきます。完着前から出荷を始めて、11月中旬ころには黄色く色づいた『興津』を出荷します。」
「中世みかんと晩生みかんは、しっかり完着したものを出荷します。そのころからは、糖度と酸味のバランスも良く、みかんの濃さと言うか、“コク”のあるものが美味しいですね。美味しいみかんを見分けるには、諸説ありますが、その中の1つを紹介しましょう!」
将輝さんはそう言って、ひとつのみかんを示してくれました。
「こうして、みかんのお尻がへこんでいるのは、成長時にみかんが甘さと美味さをギュッと閉じ込めた証拠なんです。これはまだ完着してませんが、間違いなくおいしいみかんになりますよ!」
みかんの美味しさのポイントは、
1.みずみずしくあること
2.酸味と甘味のバランスがいいこと
3.みかんの味が濃いこと
4.後味がすっきりとすること
5.袋ごと食べてもとろけるような食感であること
と言ったところでしょうか?
このどれか一つでもかけていると、美味しいみかんとはいえないと思います。
みかんは、4月下旬から5月上旬にかけ花を咲かせます。
熊本の“旬”を販売するネットショップ「FLCパートナーズストア」を運営する株式会社旬援隊の代表取締役の私(笠泰紀)は、弊社で販売するすべての作物の、その栽培の様子農家さんの惜しまぬ手間ひまや匠の技を、年間を通して現地取材しこのブログで紹介しています。
こちらは、「小春農園」代表の小原正宏さんの8月上旬に行う摘果作業の様子です。
「水分も肥料も十分に与えた元気なみかんの果樹だけん、良い花がたくさん咲いて、こうして数多くの果実が実りよるとたい。」
「みかんは乾燥に強かけん水ば与えんと甘かミカンの育つけん、果樹園全体をマルチシート(ビニール)で覆い、極力水分ば与えずに育てる生産者も多かとたいね。ばってんうちでは、水は与え放題たい!」
「水ば与えないストレスで、みかんば甘く育てるのではなく、「水が足りない」という頑張りで、みかんば甘く育てる方法をとっとるとたいね。そして、この時期に一気に摘果して、大きく甘く仕上げていくとたい。」
小原さんは、そう言いながら匠の判断で1つ1つ丁寧に摘果作業を行っていました。
小原さんのお話を端的に説明するとこういうことです。
みかんは水を与えなければそのストレスで甘く育つ。
しかし「小春農園」さんでは、「水が無い!」というストレスで甘くするのではなく、元気な果樹にたくさんの実をならせ「水が足りない!」という頑張りで甘く育てるのです。
しかしそのままでは、甘くとも小さなミカンがたくさんできることになるので、時期を見て一気に3分の2にまで摘果して、きれいなみかんを、大きく甘く作り上げていくということなんです。
こちらは収穫時期を迎えた『ひのみらい』です。
「この子たちはまだ幼木なので、みかんの重さで枝が折れる可能性があるので、こうしてひもで吊って支えています。それぞれの果樹の樹勢に応じた着果数にするのも美味しいみかんに仕上げるポイントです。」
将輝さんがそう話してくれました。
こちらは樹齢も長く、枝ぶりも良いので、枝吊りは行っていません。
「小春農園」さんでは、代表の小原正宏さんの豊富な経験と卓越した栽培技術、奥様の美子さんの惜しまぬ手間ひま、さらには、大学で果樹栽培を専門に学んだ、将輝さんの新たな知識が重なり、3人の“匠”を中心として、様々な“本物”と呼べる作物を育てています。
そして今年も、惜しまぬ手間ひまと匠の技で、『ザ・みかん』を美味しく甘く仕上げました。
『ザ・みかん』は、大人気商品で、おかげさまで今年も極早生みかん、早生みかんとも完売しました。
「FLCパートナーズストア」では、今年も「小春農園」さんの『ザ・みかん』をネット独占販売中です。
大変リピート率の高い大人気の商品です。
今年も、変わらぬ“本物”と呼べる味わいをぜひご賞味ください。
「みかんの味にそんな違いがあるはず無い!」とお思いの方も多いはず!
でも、食べればきっとわかりますよ!
ご注文は、下記「FLCパートナーズストア」のホームページより!
ご来店お待ちしてます!!
FLCパートナーズストア 笠 泰紀
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