オルタナの皆さんが農業実習に来てくれました！エゴマの脱穀、キウイの収穫、頼もしい助っ人たちです(後編)

ＦＬＣ日記　2016年11月17日(木)　晴れのちくもり
昨日に続き、本日も一般社団法人ココロの学校　オルタナの皆さんが、農業実習(お手伝い)に来社いただいた様子をご紹介いたします。
こちらが、今回お手伝いをいただいた皆さんです。
左端は、ネットショップ「ＦＬＣパートナーズストア」を運営する、株式会社旬援隊代表取締役の私(笠泰紀)です。

昨日のブログで、来社から敷地内の案内、そしてここで育てている『原木しいたけ』の収穫の様子までを紹介しました。
こちらは、オルタナの代表理事の泉俊雄さんです。
たくさんの『原木しいたけ』を収穫して、笑顔があふれていますね！

↓　昨日のブログはコチラ　↓
ＦＬＣ日記　2016年11月16日(水)
オルタナの皆さんが農業実習に来てくれました！
エゴマの脱穀、キウイの収穫、頼もしい助っ人たちです(前編)


一般社団法人ココロの学校　オルタナさんでは、精神障害者向け就労移行支援事業所で、精神障害者の方の支援事業を行っています。
そのカリキュラムの1つとして、職場実習があり、今回農業を営む私のお手伝いに来ていただいたのです。

就労移行支援事業　ココロの学校　オルタナのホームページ
http://www.orutana.info/

私と泉さんとは、ＮＰＯ法人「きらり水源村」主催の「お月見会」にて、共通の友人を介して知り合いました。
その時の様子がコチラです。
泉さんの取り組みに共感した私は、弊社での農業実習を提案したのです。

お月見会を紹介したブログ
ＦＬＣ日記　2016年9月16日(金)
きらり水源村の「お月見会2016」
飲んで、食べて、しゃべって、笑って！
偶然の再開と新しい出会い！

株式会社旬援隊では、ネットショップ「ＦＬＣパートナーズストア」を運営しています。
「ＦＬＣパートナーズストア」は、インターネットを通じ、全国のお客様に、熊本の“最旬”食材をご紹介し販売しています。

熊本県菊池市、菊池水源の“山奥”にある株式会社旬援隊の本社社屋です。
本当にのどかな山奥で、四季折々の移り変わりを感じながら暮らしています。

どれくらい山奥かと言うと、ここへ来るには、この1本道しかありません。
敷地内に電柱が立っていますが、電線はここまでしか来ていません。
ここより山奥には誰も住んでいないからです！(笑)
この時期は、年間を通して最も美しい季節と言っても過言ではありません。
山々には、鮮やかに色づいた紅葉を見ることができます。

こちらは、弊社の敷地内にあるバーベキュー場(東屋)の横にあるモミジです。
私は、ここの1500坪の敷地に加え、さらに近隣の畑や栗林などをお借りし、3000坪ほどを管理しながら、様々な作物を育てています。

私(笠泰紀)は、自然と共に生き、自ら畑を耕し野菜を作り、さまざまな果樹や原木しいたけを育て、烏骨鶏たちを飼育しながら、自給自足の生活を目指しています。
奥は収穫を終えたエゴマの栽培地、手前には収穫を始めた里芋があります。
現在は、キャベツや白菜、春菊などが元気に成長中です。

「ＦＬＣパートナーズストア」で販売する商品（農作物）の大半は、契約農家さんで育てられたものです。
こちらは、現在大好評販売中の、柚子の匠が育てた『香り高き柚子』です。
商品をご提供いただいている農家さんを、弊社では「わが家の専用農家さん」と呼んでいます。

さらに、ここで育てる作物も“オリジナルブランド商品”として販売しています。
現在は、収穫をスタートした『水源キウイ』(写真)と『烏骨鶏のタマゴ』を販売中で、そん他にも自然栽培で育てた『利平栗』、『春の山菜(ふきのとう、タラの芽)』などがあります。

今回、オルタナの皆さんにお手伝いいただく作業は、「キウイの収穫」と「エゴマの脱穀」です。
その前に、敷地内を見て回り、『原木しいたけ』を収穫したみなさんと共に、お昼ご飯を頂くことにしました。

オルタナさんでは、カリキュラムの一環として、毎朝かまどでご飯を炊いているとのこと！
今回も、そのご飯をおにぎりにして持ってきていました。
私もごちそうになりました。
銀紙に包まれているソフトボールほどもある大きなおにぎりには、シャケや高菜などたくさんの具が入っていて、めちゃくちゃ美味しかったです。
私も“豚汁”を用意していて、薪ストーブで温め、みなさんにふるまいました。

ここで採れた『原木しいたけ』、『里芋』などを入れた具だくさんの“豚汁”は、みなさんにお替りいただくほどおいしかったようでした！
私も持ってこられた大きなおにぎりやソーセージを皆さんと一緒に美味しくいただきました。

さて、お手伝いいただく作業は、「キウイの収穫」と「エゴマの脱穀」で、2つのチームに分け作業をすることになりました。
今年も、無農薬、無化学肥料で育てた『水源キウイ』が、こうしてたくさん実りました。

キウイの収穫は、一つ一つ手作業で行います。
キウイの果実につながる枝のところから、割と簡単にとることができますが、なにせこの量！
ビール箱に何回も上り下りしながらの作業は大変なんです。

収穫したキウイは、簡単にほこりなどを落としながら、大きさ、キズのあるなしで、コンテナに分けて並べていきます。
風で揺れてぶつかり、すぐに食べられるキウイもあるので、そんな時はもぎたてキウイを食べながらの作業で、テンションも高めの様です(笑)。

こちらは、エゴマの脱穀作業のチーム。
収穫時に一定の本数でまとめて縛り、小屋の中で乾燥させていたエゴマから、エゴマの粒(種子)を取り出す作業です。
たたいたり、ゆすったり、たたきつけたりしながら、粒を落としていきます。

エゴマはシソ科の植物です。
それぞれのがくの中に、ゴマのような小さな粒(種子)が4つ入っています。
脱穀はかなりハードな力仕事です。
しかも、かなりの量があったのですが、全てを脱穀していただきました。

脱穀をしている小屋のすぐ横では、脱穀を終えたエゴマの粒の「唐箕かけ作業」をお願いしました。
脱穀した際に混ざる、葉っぱやがく、枝や小さなごみなどを取り除く作業です。

まずは、先に収穫し脱穀まで終えていた『白エゴマ』の唐箕かけをお願いしました。
上の部分にエゴマを入れて、風車を回し風を起こして、ゴミや身の詰まっていないエゴマの粒を飛ばし、良いエゴマだけをえり分けます。

夕方の烏骨鶏たちのエサをあげて戻ってくると、みなさんも作業を終え駐車場に集まっていました。
なんと、白エゴマのみならず、その日に脱稿した黒エゴマも全て、唐箕かけ作業まで終え、もちろんキウイの収穫も完了したとの報告を受け、驚いている私です。

作業がお昼からのみとなったため、正直、予定通りには終わらないだろうと思っていましたが、皆さん本当によく頑張っていただきました。
お一人お一人の頑張りに感謝し、固い握手と共に再会を約束して、この日の農業実習は終了です。

昨日は、本当に楽しい一日でした。
オルタナの皆さん！
ぜひまたお会いしましょう！
その時は、ここのいろりを囲んで、ゆっくり飲むのも良いですよね！
たくさんの笑顔と、たくさんの頑張りに心より感謝です。

本日は、一般社団法人ココロの学校　オルタナの皆さんの来社の様子と、弊社の敷地内などを紹介しましたが、「ＦＬＣパートナーズストア」では、私が選び抜き契約する“本物”と呼べる匠の農家さんたちの最旬食材をたくさん紹介しています。
ぜひ、ホームページもご覧ください。
ご来店お待ちしてます。

ＦＬＣパートナーズストア　笠　泰紀

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