FLC日記 2016年10月16日(日) 雨のちくもり
ここは、1級河川「菊池川」の源流、熊本県菊池市、菊池水源にある後藤武臣さんの棚田(田んぼ)です。
今年も、稲穂が黄金色に色づき、稲刈りの時期を迎えました。
「FLCパートナーズストア」では、今年(平成28年度)も、後藤武臣さんの『菊池水源棚田米』をネット独占販売いたします!
今期の出荷も10月下旬からの予定です。
先行予約の受付中です!!
水の源、菊池水源の清らかな水と棚田で育った、数量限定の希少なお米をぜひ一度ご賞味ください!!
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FLCパートナーズストア
『熊本の美味しい米』
生産者の後藤武臣さんです。
後藤さんは、その名のごとく、菊池川の水の源から最初に流れ込むこの菊池水源で、新鮮で清らかな水にこだわり、手のかかる棚田でお米を育てています。
今年の稲刈りは、例年通りの10月11日からスタートしました。
私が取材に伺ったのは、稲刈り2日目で、すでに2枚の棚田の稲刈りが終わっていました。
後藤さんの棚田は、私が立っているところも含め、5枚で、どれも曲がりくねった田んぼばかりです。
もともと19枚あった小さな三日月形の田んぼを、区画整理で5枚にしました。
棚田全体を見下ろす高台からの写真です。
後藤さんの棚田は、中央の堆肥センター左側の、最も南の斜面にある田んぼです。
菊池水源も、年々人口減少が進む過疎化の地区で、棚田でのお米生産農家さんも毎年少なくなっています。
4年前の稲刈り直前、9月下旬の様子です。
この頃は、全ての棚田で、お米作りが行われていました。
現在は、転作したり、耕作放棄地になった田んぼも随分と見受けられます。
高齢化に加え、4月16日未明に起きた“熊本地震”が、さらに追い打ちをかける形となりました。
後藤さんの1番上の棚田から、先ほどの高台を見上げると、いたるところに熊本地震によって崩れた土手の様子が見えました。
「もうよか年だし、震災にもあったけん、今年から米作り早めにする。」
そんな生産農家さんが後を絶たなかったのです。
熊本地震から、半年が過ぎましたが、まだその爪痕は各地に残っています。
後藤さんの棚田も、被災しました。
これは、一番下にある棚田の土手です。
大きく斜面が崩れ落ちています。
崩れ落ちたところに、畔(あぜ)があり昨年までは、ここにも稲を植えていましたが、今年は崩れ落ちたところから、随分内側までで、お米を育てました。
その分、収量が減少するのは避けられません。
こちらは、6月上旬の田植えの際に撮った写真です。
昨年まで田んぼとしていたところを、後藤さんが苗箱をもって戻ってきています。
「随分と田んぼが減っちゃいましたね。」と言うと、
「ほんなこつなぁ~(本当だねぇ~)。まぁ、ばってんこれも仕方の中こつたい。残った田んぼだけでも田植えのでくっとだけん、良しとせにゃんばい!」
後藤さんは、かなり前向きな方なのです。
「もしかして、後藤さんもお米作りをやめようと思いました?」と尋ねると、
「なんのそぎゃんこつば思おうかい!ちょっとぐらい田んぼの減ったって、俺は、こぎゃんして体の動く限りは米ば作るばい。」
「生まれた時から飲みよる、この菊池水源の水に惚れ込んで、俺はどぎゃん手のかかろうがこの棚田で米ば作りよっとだけん、こんくらいのことには負けんばい!」
熊本の“旬”を販売するネットショップ「FLCパートナーズストア」を運営する株式会社旬援隊の代表取締役の私(笠泰紀)は、弊社で販売するすべての作物の、その栽培の様子農家さんの惜しまぬ手間ひまや匠の技を、年間を通して現地取材しこのブログで紹介しています。
もちろん、後藤さんの『菊池水源棚田米』の栽培の様子も、もう何年も年間を通して取材してきました。
ここには、水の源(みなもと)、菊池水源から流れ込む、お米作りにとても大切な新鮮な水かあるのです。
菊池川の源流から、後藤さんの棚田もあるこの一帯へは、この用水路によって水が運ばれてきます。
これは、通称“原井出(はるいで)”と言って、今でこそ、コンクリートで整備されていますが、もともとは江戸時代(元禄)に作られたものです。
ご覧ください!
この澄みきった水を!!
もちろん、このまま飲んでも構わないほどの、まさに清流なのです。
この、新鮮で清らかな水が『菊池水源棚田米』を育てる基本となっています。
「ここには、日本一ともいえる水がるとたいね。だけん、あとは俺がどれだけ手をかけてあげれるかで、お米の善し悪しは決まるわけたい。今年も、自信もって勧められる米のでけたばい!」
後藤さんの熊本弁を、できるだけそのまま文章にしていますので、わかりにくい点も多いかと思いますが、そのニュアンスだけども感じ取ってください。
要約すると、日本一の水があるのだから、しっかり手をかけることで、今年も良いお米ができた!と言っています。
棚田でのお米作りは、通常の平地の四角い田んぼに比べ、その労力は5倍とも10倍とも言われています。
後藤さんは、手のかかる棚田に惜しまぬ手間ひまをかけ、今年もこの黄金色の稲穂を育て上げました。
「FLCパートナーズストア」では、平成28年度も後藤さんの『菊池水源棚田米』をネット独占販売いたします。
ただし、数量限定の完全予約制での販売です。
一般流通の無い後藤さんの『菊池水源棚田のれんげ米』は大変貴重なお米です。
稲刈り(収穫)を終え、乾燥、精米を行い、平成28年度の新米は、10月下旬からの発送予定です。
数に限りがありますが、ぜひたくさんの方にこの『菊池水源棚田米』をご賞味いただきたいと思います。
下記「FLCパートナーズストア」のロゴをクリックして、お急ぎご注文(ご予約)下さい。
ご来店お待ちしてます。
FLCパートナーズストア 笠 泰紀
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