FLC日記 2016年10月15日(土) 晴れ
熊本の旬の食材を販売する、ネットショップ「FLCパートナーズストア」では、平成28年度も、「稲田農園」さんの、スナップエンドウ『シャキ甘“菊光”』をネット独占販売いたします。
今年は、1月中旬よりの出荷予定です!


スナップエンドウ『シャキ甘“菊光”』は、シャキッとした食感と、スナップエンドウが本来持つ甘さで、リピーターが後を絶たない大人気商品です。
今年もすでに、初回発送分でたくさんの先行予約を頂戴しています。

朝採り即日発送の新鮮さと、何よりその美味しさが、お子さんからご年配の方まで幅広い人気です。
今日は、美味しさの秘密の1つ、畑の土つくりの様子を中心にご紹介いたします。

熊本県菊池市赤星にある、「稲田農園」さんのスナップエンドウ『シャキ甘“菊光”』の栽培ハウスに伺いました。
現在は、まだ定植へ向けての土つくりの段階で、ハウスにはビニールもかけてありません。

匠の農家さん「稲田農園」の稲田光児さんが、トラクターで耕運作業を行っていました。
スナップエンドウ『シャキ甘“菊光”』を育てるベースとなる、土つくりをしているのです。

これから、有機肥料をふんだんに与えた元気な土で、畝を立て、潅水チューブを通し、マルチビニールをはってスナップエンドウを育てていきます。
今は、土つくりと同時進行で、苗を育てる時期です。

こちらは、以前取材した苗床の様子です。
この様に、ポットにスナップエンドウの種を撒き、集中管理しながら苗を育てます。
「ここに来る前に、苗床を見てきましたが、苗がないようですが、今年も直播でいくんですか?」そう尋ねると、

「今年もそうするよ!その分しっかり手ばかけて育てるけどね!」とのこと。
こちらは、昨年直播して発芽したスナップエンドウの苗たちです。
実は、昨年熊本県に上陸した台風15号の被害にあい、その時期に栽培していたキュウリが全滅したんです。

ハウスが倒壊して、キュウリの収穫が全くできなかった稲田さんは、すぐに切り替えてハウスを立て直し、スナップエンドウを1か月早く栽培しました。
苗床で苗を作り、定植する手間ひまと時間がなく、直播で栽培をスタートしました。

すると、発芽率も良く、その後も元気に成長したため、今年も直播で育てることにしたのです。
ちなみに先ほどの写真とマルチビニールの色が違うのは、気温などを考慮しその時期にあった色で使い分けているからです。

こちらは、昨年の芽カギ作業をしている稲田さん。
「稲田農園」さんでは、スナップエンドウの下から8節位までは、葉っぱも花も脇芽も全て摘みとってしまいます。
そして、9節目、10節目に咲く花には、まだスナップエンドウを実らせないように、全ての花を摘んでいくのです。
収穫するスナップエンドウは、11節目以降に咲いた花からだけです。

また、芽カギ作業で、足元をスッキリとさせることで、風通しを良くして病気や害虫から苗を守ることもできます。
惜しまぬ手間ひまをかけ、農薬や消毒を極力抑えた安全で美味しいスナップエンドウを育てるのです。

「直播でもしっかりと発芽し成長できたのは、何より元気な土ば作っとったおかげたいね。今年も直播でいくとだけん、その準備を万全にせにゃんたいね!」
稲田さんは、自信の笑顔でそう話してくれました。

これから、惜しまぬ手間ひまをかけ育てるスナップエンドウは、おそらく、11月中旬ころから、このような白い花を咲かせます。
もちろん、11節目以降に咲いた花です。

そしてなんと、「稲田農園」さんでは、スナップエンドウの着果を確認すると、こうして残った花びらを手作業で取り除いていくのです。
花びらが残っていると、水分がたまり病気になる恐れがあるからです。

スナップエンドウは、開花後、約25日ほどで収穫を迎えます。
ですから、開花時期が分かれば、今年の初出荷の日程が確認できると思います。
私も待ち遠しくてなりませんが、もう少々お待ちください。

「FLCパートナーズストア」では、今年も「稲田農園」さんの、スナップエンドウ『シャキ甘“菊光”』をネット独占販売いたします。
今年も500gの袋詰めと、お買い得な1kgの箱詰めでの販売です。
1月中旬からの出荷予定です。
これからも、成長の様子やお塩まぬ手間ひまなど、現地取材にてご紹介していきます。
お楽しみに!
FLCパートナーズストア 笠 泰紀
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