FLC日記 2016年10月13日(木) くもり時々晴れ
熊本の旬の食材を販売する、ネットショップ「FLCパートナーズストア」では、平成28年度も、野中逸雄さんの、『砂田のこだわりれんげ米』をネット独占販売いたします。
日本有数の米どころ、熊本県菊池市七城町の砂田地区で育つ『砂田のこだわりれんげ米』は、ここでしか買うことのできない、大変貴重なお米です。
野中さんは、毎年10月10日前後に、『砂田のこだわりれんげ米』の稲刈りをします。
乾燥やもみすりなどを経て、10月下旬から“平成28年度の新米”の出荷予定です。
野中さんの『砂田のこだわりれんげ米』を、私は、“ご飯がごちそうになるお米”と呼んでいます。
稲刈り時の“稲ワラ”と緑肥の“れんげ”のみを有機肥料として与えたこだわりの土で育てられたお米です。
「FLCパートナーズストア」では、明日(10月14日(金))、12時より、数量限定で平成28年度の新米の予約受付をスタートします。
定数になり次第、予告なしで締め切らせていただくため、ご注文(ご予約)は、お急ぎください!
10月下旬よりの発送予定です。
↓ 今すぐ注文(ご予約)、詳細を知りたい方はコチラ!! ↓
※平成28年10月14日(金) 12時より予約受付スタート!
FLCパートナーズストア
『熊本の美味しい米』
収穫(稲刈り)を迎えた『砂田のこだわりれんげ米』は、ふっくらと膨らみ頭を垂れていました。
野中さんの稲刈りの様子を、昨日、現地取材してきました。
今年は、ほぼ例年通りの10月11日より稲刈りを始めました。
江戸時代から、美味いお米の代名詞と言われた熊本県七城町砂田のお米、『砂田米』!
“天下第一の米”と称されて将軍家や皇室への献上米としての歴史がある、日本で有数の美味い米の産地です。
『砂田のこだわりれんげ米』生産農家の野中逸雄さんです。
「今年も良か米のでけたばい。」
野中さんは、取材に来た私に、自信たっぷりの笑顔でそう話しました。
野中さんは、砂田地区にある数枚の田んぼでお米を育てていて、こちらは、2番目に稲刈りをする田んぼです。
この砂田地区は、その名の通り、砂混じりの田んぼの地区です。
菊池川と迫間(はざま)川の間の地区で、砂の混ざった独特な土壌は、日本一の米を育てます。
しかし、この砂田地区でも、各農家さんによって、お米の育て方は様々です。
こちらは、今回稲刈りの取材をした田んぼの4月下旬の様子です。
「これが田んぼ?」と思うほどの、一面のれんげの花です。
野中さんは“れんげ”を緑肥として土に鋤き込んだ、こだわりの土でお米を育てています。
4月下旬から5月上旬にかけての田んぼは、現在の黄金色に輝く稲穂とはまるで別世界です。
野中さんは、稲刈りを終えた後、その田んぼにれんげの種を蒔き育てます。
れんげは花が咲き終わる、5月の中旬に花も葉も茎も根も全て田んぼに鋤き込み、有機肥料として元気な土を育てるのです。
れんげを育てるには、れんげの種のコストや、多くの手間ひまを要します。
私は毎年同じ質問を野中さんに繰り返しています。
「どうして“れんげ”にこだわりお米を育てるのですか?」
「そぎゃんた、簡単なこつたい!俺が、より美味か米ば食おごたるけんたい!(笑)」
→「それは、簡単なことだよ!俺が、より美味しいお米を食べたいからだよ!(笑)」
野中さんのお米は、以前は熊本市内の有名百貨店に『砂田のれんげ米』として卸していました。
しかし、現在は、自分や家族、親せきや知人のためにお米を育てています。
ですから一般流通のないお米を、「FLCパートナーズストア」に特別にご提供いただいているのです。
収穫したお米(籾)は、トラックに乗せ換え、すぐに自宅にある乾燥機で、水分を15%にまで乾燥させます。
籾の移動をする間に、野中さんはこう話しました。
「自分で育てた米ば食べる。それは本当は何より贅沢なことたいね。それに、俺の家族や親せき、知人に食べさせるとだけん、やっぱり美味くて安全じゃなかといかんたい。だけん、俺は稲刈り時の“稲ワラ”と緑肥にする“れんげ”以外にはなんも足さんで、なんも引かんで米ば育てよるとたい。ただそれだけたい。」
野中さんは、稲刈り時に稲の葉や茎などはこうして細かく裁断してそのまま田んぼにまきます。
それらや、稲の切り株は稲刈り後、頃合いを見て田んぼに鋤き込み、そのまま有機肥料とします。
また、先ほど紹介した“れんげ”も5月中旬のれんげの花が咲き終わるころ、花も葉も、茎も根っこも全て鋤き込んで、有機肥料とするのです。
野中さんは、“稲ワラ”と“れんげ”以外には、何も足さず、何も引かずにお米を育てているのです。
それが、野中さんの『砂田のこだわりれんげ米』なのです。
引き合いに出して、大変恐縮なのですが、これは2番目に収穫する田んぼの道挟んだお隣の田んぼです。
ほとんどの稲が倒れています。
私の想像では、肥料の与えすぎかと思われます。
その奥は、3番目に稲刈りをする野中さんの田んぼですが、全く稲は倒れていません。
こちらは、6月中旬の田植えの様子です。
息子さんの野中賢吾さんとともに田植えをしています。
熊本の“旬”を販売するネットショップ「FLCパートナーズストア」を運営する株式会社旬援隊の代表取締役の私(笠泰紀)は、弊社で販売するすべての作物の、その栽培の様子農家さんの惜しまぬ手間ひまや匠の技を、年間を通して現地取材しこのブログで紹介しています。
もちろん、野中さんのお米作りも年間を通してもう何年もその全てを現地取材してきました。
田植えどころか、苗床作りもこうして取材しています。
これは、苗箱を並べ、シートをはり終えた後、水を入れながら、鳥よけの反射テープをはっている様子です。
田植えの際に、賢吾さんがこう話したのを思い出しました。
「以前は有名デパートにもうちの米を卸してたけど、今は作付地も減らして、ほとんど自分たちだけのために作っている米を、よくあの肥後もっこすの親父が、笠さんにだけは出荷するって言ったものだって、おふくろとよく話すんですよ!(笑)」
そんな話を野中さんにすると、
「ハハハッ!そうね・・・。なんでだろうね?まぁ、あんたのことが気に入ったけん!と言うことにしとこうかね!(笑)」とのこと!
野中さん!これからも、よろしくお願いします!
「FLCパートナーズストア」では、今年(平成28年度)も、野中さんの『砂田のれんげ米』をネット独占販売いたします。
白米も玄米でも販売していますが、自信をもっておススメしているため、お試しなどは一切なく、10kgからの販売となっています。
お得な定期購入は、メールまたはお電話でご注文下さい。
明日、12時より先行予約の受付をスタートします。
発送は10月下旬からの予定です。
下記「FLCパートナーズストア」のロゴをクリックして、お急ぎご注文(ご予約)下さい。
ご来店お待ちしてます。
FLCパートナーズストア 笠 泰紀
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